群馬の名物の一つが「ソースかつ丼」。これからいろいろな店のソースかつ丼を食べ比べてみる。
まずは前橋市千代田町2-12-2、電話027・235・6846の西洋亭・市(せいようてい・いち)。
大正4年創業。ソースかつ丼セット(1200円)=写真=を食べた。
単にかつとキャベツをどんぶりにのせているだけのもの、と思っていたが、キャベツはのっていない。ソースもかかっているようには見えない。これだけ食べると650円とのことだが、いろどりは乏しい。
食べてみると、うまい。一般に流通しているたまごと一緒に煮詰めるかつ丼はご飯だけ食べてもおいしいが、たぶん、ソースかつ丼はごはんだけ食べたら単なるソースご飯、うまいはずはないと思っていたが、ご飯だけ食べてもうまい。ソースにも秘けつがありそうだし、いろいろ調理、味付けのノウハウがありそうだ。
ソースかつ丼は意外に深い。

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引っ越しが終わり、伊香保温泉に。創業が天正4年(1576)年という老舗の岸権(きしごん)旅館(0279・72・3105)に行く。知り合いの紹介で湯に入れてもらった。
まずは「明治14年に描かれた錦絵を忠実に再現した総檜作り」という露天風呂「権左衛門の湯」=写真=につかる。せっけん、シャンプー類は使えず、露天風呂だけを味わうという趣向。露天風呂といっても単に外、というだけのものも多いが、ここは上州の山々の景色も取り込み、心身ともにくつろげる露天だった。
続いて、新館にある「六左衛門の湯」、本館の大浴場「又左衛門の湯」とはしごをし、体はすっかりぽかぽか。
岸権旅館によると、源泉地から伊香保神社を経由して、石段下に直接湯を引いている。温泉を水で薄めたり、循環したりすることは一切ないとのこと。「完全掛け流し」をうたい文句にしている。最近、温泉の衛生状態が問題になったりしているが、お湯を毎日抜き、掃除をしているという。ぜいたくな本物の温泉だ。
旅館のパンフレットによると、伊香保温泉の泉質は炭酸鉄泉(カルシウム・ナトリウム・硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉)。泉温―40-42度、効能―神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、痔疾、冷え症、慢性皮膚炎(アトピー)など。伊香保温泉の湯は、湯の中に含まれる鉄分が空気に触れ、酸化して独特の茶褐色となるのが特徴という。
なお、日帰り対応は原則としてしていない。

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前橋到着。引っ越しでゆっくり昼食をとっていられないので「だるま弁当」を買う。900円。 山菜や鶏肉などが入っていてご飯がおいしい。 容器は貯金箱にもなる!
「だるま弁当」は高崎駅の名物弁当だが、数少ない「だるま弁当」の店が自宅近くにあり、早々と食べることができた。

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高崎駅までは早かったが、案内が悪くて前橋への行き方がよくわからない。両毛線・小山行きに恐る恐る乗ることにした。ドアが開かない。
後から来た人が手でドアを開ける。群馬では手でドアを開けるのか(-.-;)
大変驚いたが、これは冬季に限って、一部の路線で実施している「サービス」らしい。乗り降りする人もいないのにドアを開けていたら寒風が吹き込むから、手動にしているとのこと。でも特に説明もないので、初めてだと戸惑う。

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上越新幹線に初めて乗る。Maxたにがわ437号。9:52東京発10:49高崎着。2階指定席だ。 これより前の9時台の指定席は満席。スキー客らの利用が多いのだろう。

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凡宰伝
佐野眞一『凡宰伝』を読み終えた。佐野眞一はダイエー創業者の中内功を描いた『カリスマ』が面白かったので、この本を買ったが、読まずに本棚に置いたままになっていた。群馬暮らしを始めるにあたって、群馬出身の宰相の生き様を知るのもいいと思い、ページをめくった。
面白かった。
製糸業を家業にしていた小渕家。かつて、日本で外貨を稼ぐ最大の産業だった製糸業の様子がわかり、製糸業が主力の群馬の当時の様子もよくわかった。小渕首相の庶民性は、民間企業を経営する家に育ったからかもしれない。
小渕首相の出身地、中之条町、同町の四万温泉はなるべく早く訪ねてみたい。
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県庁のページから、群馬の食文化へ。
ねぎ・こんにゃく、水沢うどん、うどん・おっきりこみ、そば、麦落雁、焼きまんじゅうが紹介されている。
粉っぽいものと脇役ばかり・・・。うどん、そばは好きだけれど、もう少しおいしそうなものがあるに違いない。
食べ物に関しては積極的にリポートしていきたい。
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これから住むことになる前橋市のホームページをチェックした。前橋市は高崎市とほとんど同じ規模の都市だと思うが、やはり群馬一の都市なのだろうか。
平成16年1月31日現在) の人口は28万4089人。高崎市(平成16年1月1日現在)は24万7034なので、人口は前橋市がトップ。
アクセスは上越新幹線の駅がある高崎に軍配。
平成15年度の予算額(一般会計)は前橋市が1028億1337万円、高崎市が890億9200万円。
両市のライバル関係は面白そうだ。
高崎市のホームページのほうが彩はある。 高崎市は、くだけた感じだが、実際はどうなのだろうか。
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<ぐんま編スタート> 2004年3月から群馬県で暮らす。群馬をとことん回って、群馬の食、観光、生活などをリポートしたいと思う。
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