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トンカツうどん(前橋・モモヤ)

 きょうの夕食は前橋の中心商店街にあるパーラーレストラン「モモヤ」(027・231・5017)の自慢のメニュー、「トンカツうどん」。
 群馬に来てから食べるものといったら、麺類かカツ。またカツとうどん!?という気もしたが、評判がいいので食べに行った。
 「上州特産の地粉を使用。 豚肉には必須アミノ酸のリジンが多く含まれ、大根おろしにはジアスターゼ・ビタミンCが豊富です」と説明書きにある。
 温かいトンカツうどんと冷たいトンカツうどんがあり、どちらも700円。
 最近は温かいほうが人気というので温かいほうを注文した。
 大根おろしとねぎをたくさん入れ、ゆでたキャベツも入れて食べる。
 カツはさっと揚げた感じ。スープでやわらかくなりすぎないうちに食べるとおいしいとのことで、追加のカツが別の皿に用意されている。
 生姜も入っており、食べやすい。てんぷらうどんよりもなじんでいるかもしれない。うまい。
 店の人に聞くと、日々改良を施し、おいしくなっているという。確かにおいしい。これなら名物といえる。
 前橋市は、これといった名物料理がなく、「何とかならないか」と街づくりを考える会社経営者や大学教授らから声が上がり、昨年夏に「トンカツうどん」が浮上。モモヤが商品化を引き受けた。
 この店は、接客もとてもよい。だから、おいしい商品が開発できるのかもしれない。
 前橋に来たら、モモヤに行こう。
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響の森カントリークラブ(倉渕村)

 群馬でついに初ゴルフ\(^o^)/
 響の森カントリークラブ(027・378・4555)に行った。ジャック・ニクラウスが設計した、サントリーの子会社が運営するゴルフ場だ。榛名山麓、約121万平方メートルに造った全長7054ヤードのコース。会員一人の同伴が必要。
 林間コースで、バンカーが多く、どのコースもプレッシャーがあったが、芝生の手入れもよく、いいコースだった。
 記念すべきティーショットはフェアウエーを見事とらえるナイスショット!(自画自賛)だったが、すぐに右に曲がりだした。今日のスコアはイン53、アウト52。アイアン、パットが不調だった。
 写真の白い山は浅間山。
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四万温泉・湯本四萬舘

 四万温泉の湯本四萬舘(0279・64・2001)に行った。湧出量は毎分750リットル。含食塩石膏硫化水素泉。
 太宰治、井伏鱒二といった文豪が訪れた名門旅館。
 何よりもうれしいのが貸しきり湯が多いこと。旅館に行って男女分かれて湯につかるのは寂しいもの。
 この旅館は貸しきりの湯が6つもあるほか、露天風呂を併設した部屋がいくつもある。
 もちろん、一人でも楽しい。野うさぎの湯という一番小さな貸しきりの湯でのんびりした。
 四万川を見ながら湯につかる。極楽、極楽。
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百合うどん(和利の家・中之条町)

 百合を作っている農家が百合根をうどん粉に混ぜて作った百合うどん。うどん粉に百合の根を混ぜるとソフトになり口当たりがよくなるという。ただ、放っておくとコシがなくなるのでかために練ったとご主人。
 正直言ってゆりが入っていると感じるほどの違いはわからなかったが、ごまを入れて食べるうどんはおいしかった。
 農家の座敷で百合を混ぜた独自のうどんを出してくれるというだけでもうれしいもの。田舎のよさを満喫できた。
 和利の家は0279・75・3416。
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冨沢家住宅(中之条町)

 四万温泉のある中之条町には、隠れた名所があるという。今日は中之条町を回った。
 冨沢家住宅。中之条町大字大道1274にある国指定の重要文化財。
 養蚕農家で財を成した。広い土間、蚕を飼っていたと思われる屋根裏部屋のような2階。
 かなり山奥にあるので、管理する人もいなかったが、当時、勢いのあった養蚕農家の暮らしがしのばれる中之条町らしい山村の名所だった。
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草津温泉・湯畑(夜)

 高原ビールを飲みすぎて(というより、店の主と話しこみ)、バスに乗り遅れてしまったので、次のバスまで時間をつぶそうと、もう一度白旗乃湯につかりに湯畑に向かった。
 夜になると湯畑は一変していた。ライトアップされていたのだ。バスに乗り遅れてよかった(^^ゞ
 白旗の湯は入りたいときにタダで入れるので本当にいい。
 すっかり草津が好きになってしまった。
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草津高原ビール&よいとこ茶屋

 地ビールの「草津高原ビール」を飲みに行った。
 ビールの製造装置を併設している 「よいとこ茶屋」(群馬県吾妻郡草津町大字草津454-130、0279・88・6176、3444)で料理とともにこのビールが味わえる。
 いま作っているのは琥珀色の「ブロンド」とハーフアンドハーフのような色の「ババリアン」の2種。
 午後6時ごろ、お店に入ると小学生くらいのかわいらしい女の子が広い店内で一輪車の練習をしていた。お客はおらず、ちょっと寂しげな店だったが、ビール(グラス=550円)はうまかった。
 地ビールに多い上面発酵のビールとは異なり下面発酵のピルスナービールなのだが、「キレ」だけでなく、味や香りもよかった。
 料理は草津高原ソーセージ(600円)、特製ピリ辛餃子(400円)、みそおでん(400円)を注文した。 
 これもまずまずなのだが、残念ながら、店のイメージが「高原」のイメージとはほど遠い。
 店の主に聞くと、もともと和風の茶屋に地ビールの製造装置を併設したので、イメージが一致しないそうだ。
 子供向けにスパゲティミートソースやナポリタンも置いているし、山菜そばもある。料理やお客を絞りきれていないところが店が寂しい原因ではないか、せっかくのおいしいビールがこれでは生きないではないか、とコンサルタントのような気分になって、店の主に「もう少しこんなふうにしたらどうですか」などとおせっかいをしているうちに予定のバスに乗り遅れてしまった。
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追記)
 よいとこ茶屋の営業時間は9:00~16:00、18:00~23:00。水曜定休。
 隣接する草津高原ビールの販売店の営業時間は8:00~20:00。
 草津高原ビールは、大滝乃湯、道の駅、西の河原露天風呂と湯畑の間にある菊一屋(群馬県吾妻郡草津町草津506、0279-88-3464)でも買える。

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大滝乃湯(草津温泉)

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 大滝乃湯(0279・88・2600、800円、広い休憩室あり)に来たのは「合わせ湯」に入るためだ。湯温が異なり、ぬるいほうから順にはいるとよいという。
 合わせ湯だけはひとつしかないため、女性専用時間(10:30~12:00、14:00~16:00、18:30~19:30)が設けられている。女性はいつ入ってもよいとのことだが、さすがに入っている女性はいなかった(^_^)
 用意されている風呂の温度は40℃、41~42℃、42℃、44℃、45℃、46℃。
 44℃くらいから熱い、と感じる。はじめて入った草津温泉の「白旗の湯」は44℃くらいだったかもしれない。
 45℃からは気合いが必要だ。息をとめて、気合いでつかるのだが、10秒もつかっていられない。熱い熱い。すぐにぬるい湯につかってしまったので健康増進効果があったのかどうか。
 46℃は熱湯だ。温度変化が激しいと体に負担がかかるので、若く、元気な人以外は入らないほうがいいかもしれない。
 営業時間は午前9時から午後8時(に入館して9時)まで。
 ゴールデンウイーク中などは前後1時間営業を延長するので要問い合わせ。

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西の河原露天風呂(草津温泉)

 「さいのかわら」というから「賽の河原」を連想し、寂しいところかと思ったが「西の河原」は温泉が自然にわきだしている河原で、とても広い露天風呂があった。
 入浴料は500円。露天風呂というと旅館併設の小さい風呂が多いが、ここは広々としている。
 山の中の本格的な露天は気分がいい。
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白旗乃湯(草津・共同浴場)

 湯畑のすぐ近くにあるのが「白旗の湯」だ。ひっそりとしていて、空き家かと思ったが、扉を開けると、入浴している人が見える。管理する人もいない無料の共同浴場だ。
 この共同浴場ではないだろうが、源頼朝がつかったのが白旗の湯といわれる。
 透明の湯と白濁した湯の二つの湯舟があり、入ると熱い。
 出てからもしばらく体はぽかぽかだった。
 草津はこうした日帰りでも入れる湯が多く、街中が温泉という感じだ。
 歩いている人がみな笑顔だった。日本人は温泉が好きなんだなあと改めて感じた。
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草津温泉・湯畑(昼)

 温泉の”東の横綱”といわれる草津温泉に来た。新前橋から「特急草津3号」(乗車券1110円、特急券900円)でちょうど1時間。12時27分に長野原草津口に着いた。同駅からバス(670円)で22分走ると草津温泉だ。
 バスの中では「草津よいとこ~」のテープが流れていた。
 観光地に来たなあ、という気がした。
 草津町のバスターミナルから数分歩くと名物の「湯畑」がある。
 硫黄分を含んだ酸性の温泉。湯畑に近づくと硫黄のにおいがしてくる。「くさつ」の語源も、くさい、からきた「くさうづ」がなまったものといわれている。
 湯畑は源流を一度ここにため、各旅館に分ける場所だ。木桶を通すと湯の花がとれるので、湯畑と呼ばれる。足湯などもあり、観光客がまず訪れる場所だ。 
 こういった視覚と嗅覚に訴える場所があるのが草津の良いところだろう。
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水沢うどん・大澤屋

 伊香保町の水沢観音周辺に「もりうどん」の店が並ぶ。「水沢うどん」の店だ。そのひとつ、大澤屋第二店舗(旧店舗、0279・72・5566)に行った。マイタケ天ぷら付き大ざるうどん(1500円、消費税別)を食べた。
 このうどんは「とてもうまい」。そばやうどんのおいしさをどう表現していいかわからないのだが、こしがあって、つるつるっと食べるのにちょうどよい太さだ。
 まいたけの天ぷらは「ばかでかい」。塩味で、つゆをつけなくても食べられる。
 昨日、飲みすぎた胃にはばかでかい天ぷらの油がちょっとつらかった。
 この天ぷら、一度は食べる価値があるが、次からはざるうどんだけでいいかな、と思った。
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純手打 やぶそば(水上町)

 名店と評判の「やぶそば」(0278・72・3492)に行った。
 昔ながらの民家風の造り。
  さんさい天せいろ (1500円)を注文した。
 マイタケ、ゼンマイ、ワラビ、タケノコなどが入った山菜のてんぷらとそばがよくあう。
 うまかった。
 「水上に来たら、行ってみたい店」だ。
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水上温泉・藤屋ホテル(現在は「旅館藤屋」)

 午後2時半に藤屋ホテル(0278・72・3270)に行った。1050円、タオル付き。
 パンフレットによると、水上温泉の源泉に位置する含食塩石膏泉(緩和性高温泉)、神経痛、リウマチ、痛風、胃腸病、婦人病に特効があるとのこと。
 若山牧水が大正7年11月13-15に滞在し、16首の歌を残した。その内容は『静かなる旅を行きつつ』に記されているという。
 フロントからエレベーターに向かいフロント=4階の上、5階にある露天にいくか3階の内風呂に行くか迷っていると感じのよいお年寄りの女性がいろいろ案内してくれる。大女将さんだった。
 5階に行き、外に出ると屋上に作られた露天風呂がある。この湯は夜空を見ながらだときれいかもしれないが、昼間は四方から丸見えのような感じで、風流な露天ではなかった。
 3階オーロラ大浴場は湯気が多くて、写真を撮るとまさにオーロラ。モダンな風呂だった。
 風呂は悪くなかったが、旅館の人たちの日帰り入浴の客に対しての応対はいまひとつだった。しかし、現役を退いてたまに旅館に来るという大女将さんだけは、日帰り客にもとても親切で印象に残った。
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追記)その後、2009年に倒産。現在は別の企業による経営と思われる。

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谷川温泉・旅館たにがわ

 水上温泉郷に行った。日帰りOKの温泉をガイドブックで探し、水上温泉郷のなかの谷川温泉・旅館たにがわ(0278・20・4141)に行った。
 谷川岳に近い山奥の温泉だ。
 日帰り入浴でも旅館の人が丁寧に出迎えてくれた。名前や住所も記入する。日帰り客も大切にしようという姿勢がうれしい。
 入浴できるのは12:00から15:00だが、季節によっては18:00まで大丈夫という。入浴料1000円。貸しタオル200円。
 風呂場にあった説明によると、源泉の温度は45度。泉色は無色透明。泉質は単純泉(弱アルカリ性)。適応症は神経痛、筋肉痛、関節痛、打ち身、慢性消化器病、冷え症、病後回復期、動脈硬化。
 昼過ぎで誰もいない。一人で檜の風呂にのんびりつかる。
 うれしいのは600円払えば露天風呂で升酒かアイスクリームが楽しめるサービス。
 当然、升酒を頼んだ。
 湯舟のなかで、塩をつけてぐいぐい。あ~~極楽。升はお土産としてもらえる。
 誉国光という地酒(純米酒)だ。
 露天風呂には、小さな網があった。虫も温泉を楽しみに来ることがあり、浮いていることがあるがその場合はすくって逃がしてやってくださいと書いてある。やさしい。
 とても気持ちのいい旅館だった。 
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岩崎屋(太田市・焼きそば)

 太田市は焼きそばの街。市の西、石橋町の岩崎屋(0276-37-0258)に行った。
 焼きそばと焼きまんじゅうの専門店で、地元の人がテイクアウトの注文によく来ていた。
 焼きそばは小が200円、中が300円、大が400円、特大が500円、ジャンボが600円、ダブルが800円。最高は1000円なのだが、その名前は単なる「焼きそば」。
 ダブルまで思いついたが、命名に困ったのか、単に「焼きそば!」と頼んだ人には1000円の焼きそばを出そうという魂胆なのか。店の人が無愛想で、真実は藪の中だった。
 どれを選ぶか迷ったが、店の人はまったくアドバイスしてくれない(唯一、支払いの時に何年やっているんですか、という質問にだけは「47年」と答えてくれた)ので、キリのよい500円、特大にした。
 出てきた。真っ黒な太い麺。イカ墨のようだ。青のりがかかっていて、あとはキャベツしか入っていない。
 甘辛ソースで味はまあまあなのだが、豚肉くらい入っていてほしかった。
 麺はよく焼いている感じ。こげて黒いのかも(ソースはもともと黒いしなあ・・・。黒いのは謎だ)。
 私は学校の行事で“焼きそばの屋台のおじさん”もしたことがあり、実は焼きそばにはうるさい。
 豚肉入りでキャベツがふんだんに入っている、私が作るマルちゃんの焼きそばはおいしい。学校の屋台でも好評だった。
 私が作る焼きそばよりうまい焼きそばは果たしてあるのか。太田に行ったときは必ず1軒ずつ焼きそばの店をチェックしようと思う。
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四万温泉・積善館「元禄の湯」

 雑用に追われ、昼も過ぎてしまい、予定していた四万(しま)温泉行きをあきらめかけた。
 でも、やはり一区切りは必要、と、新前橋駅へ。特急草津5号14時28分発に、ぎりぎり間に合った。
 14時59分中之条駅着。
 四万温泉までバスで900円とある。タクシーだと5000円以上かかるそうだ。バスに乗る。日曜の午後なのに満員だ。
 バスが山あいに入ると、たまに主要道路から外れ、また主要道路に戻る。有力者の家でもあるのだろうか。
 バスに揺られ三十数分。四万温泉の入り口に着く。四万温泉は四万川に沿って旅館や土産物屋が続く。バス停はさらにいくつかあり、清流の湯入り口―温泉口―権現沢―山口―月見橋―四万局前―四万温泉と続く。
 あわてて特急に飛び乗ったので、ガイドブックを忘れ、途中で降りていいものか迷ったので、終点の四万温泉で降りた。
 案内もなにもなく、途方にくれたが、「元禄の湯」が日帰り客OKとある。元禄7年創業の「積善館」(0279・64・2101)の風呂だった。
 この風呂と「岩風呂」のセットで「4時間1000円」。昼食とのセットもあるが、夕食はなく、風呂だけ入って帰ることにした。
 元禄の湯は扉を開けるといきなり風呂場だった。風呂場の中で着替える。
 蒸し風呂もあるが、閉所恐怖症の人はとても入れなさそうな、文字通り蒸し風呂という感じの狭いスペース。サウナなどといったモダンなものではない。閉じ込められそうなので、入るのはやめた(^^ゞ
 湯は透明。湯舟は5つある。同じ湯のようだ。温度が若干違う。
 パンフレットによると、元禄の湯は昭和5年建築の国登録文化財、県近代化遺産とのことだ。
 この後、岩風呂に行った。これは岩があるだけの小さな風呂なのだが、混浴だった。残念ながら(笑)、誰も来ない。すぐに出た。
 この後、温泉口まで歩いた。途中、「河原の湯」をはじめ、なんとも味のある無料の共同浴場があったが9時から午後3時までしか入れなかった。
 温泉口でバスが来た。1時間に1本。日帰り温泉が見つからず、そこで乗った。帰りは中之条駅までずっと一人だった。
 連絡が悪く、駅で40分ほど待った。特急は16:57発が最後で、あとは鈍行だけ。20:59発が高崎行き最終だ。
 クルマで行くのが便利だが、不便さも味わいのひとつ。楽しい一日だった。
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ソースかつ丼第二弾(怒)

 「まっぷるマガジン群馬」「上撰の旅 草津・伊香保・尾瀬」(ともに昭文社)に前橋の「あじ」として西洋亭・市とともに紹介されていた新亀本店(西片貝町3-294-3)にソースかつ丼を食べに行った。
 前橋市の東、ちょっとわかりにくい場所なのでタクシーに乗ったが、地元に詳しい運転手が店を知らない。嫌な予感。
 やっとたどりついた田んぼの中の店。夜8時くらいだったが店はがらがら。見かけは単なる大衆食堂。
 ひげ面のおっさんが一人。テレビを見ている。流れているのはCS放送なのだが、競輪専門チャンネル。たまにパチンコチャンネルも流しているという。
 きっとご主人がギャンブルが好きなのだろう。ギャンブル好きだから「かつ」なのかもしれない、と自分に言い聞かせメニューを見た。
 レギュラーソースセット・・・980円
(やわらか肩ロース肉、単品は700円)
を注文した。
 ほかにロースソースセット(単品850円)、ヒレソースセット(同1000円)などがある。
 セットには冷奴、サラダ、漬け物、そしてうどんまたはラーメンがつく。
 ん?うどんかラーメン?
 かつ丼だったら、うどんじゃないか?ラーメンで合うのか?と思い、うどんを選ぶ。
 レギュラーソースセットが来た。からしがついている。
 「これ、つけたほうがおいしいんですか?」
 店の女将さん「常連さんはつけないのだけれど、うちのソースは甘いので、もう少し辛いほうがという人にはからしをつけてもらっています」
 ソースの甘さはからしでは打ち消せないのではないか。ちょっと無理があるのではないか、と思い、からしをつけずに食べた。
 西洋亭・市のソースかつ丼と違い、キャベツが入っている。なんのことはない、単にかつ定食を丼にしているだけだ。
 おまけに甘ったるい。
 片道1500円近くもタクシー代を払って行ったのに、これはなんだ。
 前橋に住んでいるからまだいい。
 昭文社のガイドをみて、観光客が大切な前橋の夜をこの店で過ごしてしまったら、あまりに酷だ。
 帰り際に女将さんに「この店は何年続いているんですか」と聞いた。100年も続いていて、いまのご主人が3代目だ。もともとは前橋駅前にあったが借家だった。自分の店を持ちたくてここへ移ったという。
 競輪好きの仲間が集まるソースかつ丼の大衆食堂。好きな趣味を楽しみながら、ご主人、がんばってください。
 けれど昭文社の編集責任者さん、観光ガイドに載せる店はしっかり考えてくださいね。
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追記:この後も、「この店はちょっと・・・」という店に多々、出合った。ただ、こういった店をこき下ろすのがこのブログの主旨ではないので、原則は「掲載しない」ことにした。
 このソースかつ丼の店は天下のガイドブックに堂々と掲載されている店でも、決してお薦めできる店があるということを示すため、あえて掲載した。
 この店のおかげで観光ガイドブックに負けない本当の群馬情報を書こうという気になった(どこまでできているかは疑問だが)。いい体験にはなった。

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