ベルツ博士
ベルツ博士の銅像も源泉近くにあった。
「伊香保豆手帖」によると、ベルツ博士はドイツ人医師で明治政府に招かれ、明治9年に東京医学校(現東大医学部)の内科医として日本に来た。ベルツ博士は伊香保、草津、箱根を訪れ、著書の「日本鉱泉論」で伊香保について記述。婦人科にかかわる病気や胃病などへの温泉の効用や、治療のための入浴法を入念に書き記している。また、伊香保の環境や衛生についてアドバイス。これを受けて伊香保は早くから衛生環境を整えたため、保養地としての評価が高まり政府や経済界の要人が訪れるようになったという。
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