水沢うどん・松島屋
水沢うどん4軒目は松島屋(0279・72・3618)。
ふつうは「もりうどん」と銘打っているが、ここは「ざるうどん」。
つゆが「醤油」「山菜」「山芋」「胡麻だれ」の4種類ついていて、山菜天ぷらもつく「特竹大盛り」(1785円)を頼んだ。
大澤屋、清水屋、田丸屋のうどん自体は甲乙つけがたく、水沢はうどんは同レベルと思っていたが、違っていた。
ゆでかたが悪いのかもちもち感が強かった(べたっとした感じ)。
ざるうどんといってもわずかにのりがかかっているだけで、なくても変わらない。
つゆ4種類には期待したが、山菜、山芋はむりに付け加えた感じで醤油と胡麻だれで十分という感じだった。
味もこれまでの3店に比べるといまひとつ。
ふつうのうどん店だった。
大澤屋、清水屋、田丸屋、どの店もうどんにこだわりがあるのか、いろいろ説明書きがある。松島屋は見当たらなかった。おいしいものを提供している、他店に負けない味を出している、と思えばいろいろ説明したくなるのが人情ではないか。旅館でもそうだが、パンフレットなどで良いところをPRしている店は概して良い店だ。味が同じでも説明されるとうまく感じてしまう部分もあるだろう。
松島屋は昼前に行ったのですいていたが、「薬味のごまはどのつゆに入れるんですか」ときいても「好き好きです」というだけ。レジで「この店の麺は他店の麺より細い感じがしますがそれが売り物ですか」と聞くとレジにいた女性はわからず奥に聞きに行くが答えは「細いかもしれないけれど、他店のうどんは食べたことがないからわからない」。
水沢うどんの競合地区で、自店のうどんの特徴もいえないうどん店がうまいわけがない。
この店はうどんをこねる人もすべて女性だった。パートしかいないのかもしれない。
観光客には薦めたくない店だ。
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