万座温泉・万座プリンスホテル
JR吾妻線万座・鹿沢口で下車。西武バスで万座に向かう。草津に行ったときの車内ガイドは草津節をバックにしたほんのりした草津案内だったが、「万座ハイウェーはコクドが開発」など、西武グループ色の強い車内案内だった。群馬の観光地はどこもシンプルなのだが、万座はまさに西武王国。
1310円で万座プリンスホテル着。日帰り温泉を申し込む。1000円。
「こまくさの湯」入り口付近はゴルフ場では当たり前の貴重品収納ボックスがあるのだが、操作がわからない人が多く大混雑。やっとのことで順番が来て貴重品を預けて、男湯へ。
湯は硫黄のにおいのする白濁した湯。草津の湯と似ている。男湯は内湯と露天がある。女湯は露天がないようで、勇気のある女性が男湯の「混浴コーナー」につかりに来ていた(女性は「しゃくなげの湯」というのが別にあるらしい。そこに行くと女性も露天を安心して楽しめる)。
露天に入ると遠くに黄色の混じった白い火山ガスが立ち上っているのが見える。「空吹き」と呼ばれている。
標高1800メートルにある温泉。周辺の山々にはまだ雪が残っている。ひんやりした空気の中での露天はなかなか良い気分。
万座温泉は知り合いが群馬の温泉でナンバーワンと言っていたので期待していた。
確かにお湯はいいが、温泉地らしい独特の味わいはなかったのが残念。
冬にスキーに来て、温泉も入れて楽しい、という感じか。リゾート志向のお客にはお薦めだが、ひなびた旅館が好みの人向きではない。
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