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小栗康平監督「眠る男」

 小栗康平監督「眠る男」のビデオを観た。1996年度作品。群馬県が人口200万人になったのを記念して制作費を全額出した。
 山をよく知っていたにもかかわらず遭難したタクジ(アン・ソンギ)は、寝たきり状態になっている。友人の電気店を営む男(役所広司)やスナック「メナム」で働く「南の女」(クリスティン・ハキム)らが山あいの風景とタクジに絡みながら映画は進んでいく。
 老人と子供が話す水車小屋は大間々の水車小屋だし、温泉は法師温泉か(石が底に敷かれていたので・・・)。
 そのほかも恐らく群馬県での撮影がほとんどなのだろうが、「群馬県」という感じがあまりしなかった。南の女らの存在感が大きかったためか「アジアの田舎」が舞台という気がした。
 幻想的な光景がたびたび映し出されるが、これは眠る男の夢ではないか。
 ストーリー展開がある映画ではなく、群馬県民の多くは期待とはまったく違った映画ができたと感じたのだろうが、普遍的であってローカル色も出た良い映画ではないかと思う。
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(C)群馬県「眠る男」製作委員会

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» 眠る男 [ある在日コリアンの位牌]
タイトル: 眠る男 1996年、小栗康平監督の「眠る男」は、行政(群馬県)が製作費の全額を税でまかなうという日本では前例のない取り組みで、社会的にも大きな関心を集めました。この取り組みがきっかけになって、他の多くの地方自治体による映画支援が実現したといいます。 私は、東京・岩波ホールで見ましたが(半年間もの長期上映されたそうです)、古来よりの日本の自然観、宗教観とはこのようなものでなかった... [Read More]

Tracked on 2005.04.24 at 01:42 PM

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