富岡製糸場(富岡市)
群馬県が世界遺産登録を目指している旧官営富岡製糸場に行った。富岡インターを降りて10分ほど走れば製糸場に到着する。現在は片倉工業が管理しており片倉工業富岡工場(0274・62・2151)が正式名。平日のみの午前10時から午後4時まで外観のみ見学ができる。
世界遺産登録を目指すといっても、まだ国の重要文化財にも指定されておらず、ハードルは高いようだ。
ただ、巨大(幅12m、長さ104m)な繭倉庫は、1900年代初めに世界一になった日本の製糸業の隆盛を感じさせる。
木骨レンガ造りの繭倉庫の外観は美しく、れんがを縦横に交互に並べる独特の積み方がユニークだ。
富岡製糸場は明治5(1872)年7月に設置され、10月に操業を開始した。昭和62(1987)年3月まで操業を続けていた。
フランス人、ポール・ブリューナが工場建設を指導した。彼の家もブリューナ館として残っている。
ただ、一般人が見学できるところは限られており、撮影も人を入れた記念撮影のみとのこと。
今回は、しかたなく門の外から撮影した。
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