アプトの道その11 碓氷峠鉄道文化むら・アプト式
帰りに横川駅前の碓氷峠鉄道文化むら(027・380・4163)に寄った。入園料は500円。
開園時間は3/1~10/31が午前9時から午後5時まで、11/1~2/末日が午前9時から午後4時半まで。
国産アプト式鉄道の展示があった。説明書きがあった。
アプト式鉄道は線路の中央にラックレールという歯形の軌条をおき、機関車の車体の下に取り付けた歯車をこれとかみ合わせ走らせる登山用の鉄道で、ドイツ人のローマンアプト(Roman.Abt)氏が発明したものです。
わが国のアプト式鉄道としては、明治26年4月信越本線の標高386.6mの横川と939.1mの軽井沢との間、勾配1000分の66.7を上り下りする11.2kmが開通しました。
当初はアプト式蒸気機関車を使用しましたが、明治45年同区間が電化されたことによって、現在軽井沢駅前に展示されてあるEC40(10000型)アプト式電気機関車におき換えられました。
従来の電気機関車は輸入に頼っていましたが、このED421号アプト式電気機関車は昭和9年純国産の第一号機として製作したもので、横川機関区に配属され、横川・軽井沢間に使用され、昭和38年9月アプト式線路が撤去されることによって廃車となりましたが、大宮工場で保管していたのを昭和42年9月同工場で復元し同年10月アプト式線路とともに準鉄道記念物に指定されました。
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