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問屋町食堂(前橋市、洋食)

 先代が前橋市内の別の場所で1900年に洋食店を開業。4年前に問屋町に移り今の店を開いたという。
 自慢のオムライスを注文した。オムライスはハヤシ、トマト、クリーム、カレー、オーロラ(ケチャップとマヨネーズが交互にかかっている)、大根おろしの7種類のソースが選べるが、ハヤシソースを注文。
 東京の麻布十番には、値段がやけに高いオムライスの店が多いが、924円でそれらにひけをとらない味だった。
 近くに企業が多い。メニューの「残業夜食弁当700円から」には親しみが持てた。
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釜めし御膳横川

 鹿沢温泉から上信越自動車道に向かい、小諸から乗る。帰りは横川サービスエリアで一休み。東京方面への上りには「おぎのやがドライブイン」が運営する二つのレストランがあった。ひとつがレストランフローラ。もうひとつが御膳亭霧積。どちらも釜めしとのセットメニューがある。
 下りはおぎのやの釜めしを扱っておらず寂しかったが、上りにはちゃんと弁当の売り場があるほかレストランまであるのでさっそく注文することにした。
 御膳亭霧積に入り、峠の釜めし御膳(釜めしと刺身こんにゃく、横川とうふ、ざるそば、小鉢、味噌汁、1575円)を頼む。
 うーん何かが違う。峠の釜めしは900円を払って弁当として食べるとぜいたくな気がするのだが、セットメニューになると浮いてしまう。
 峠の釜めしは、それだけで完成度が高い。今度からは「釜めし弁当」を買わなければ、と思った。
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鹿沢温泉・紅葉館

 鹿沢温泉・紅葉館(嬬恋村大字田代681、0279・98・0421)の日帰り受け付け時間は午前10時から午後4時まで。「午後3時までに着かないと入れませんか」。電話をすると、「だいたい4時ということで何時でもいいですよ」。これまでの時間厳守を強調する秘湯の宿とは対照的なおおらかな対応だった。受け付け時間が長い旅館だったので、4軒目の秘湯旅館めぐりも実現した。
  現在の紅葉館のパンフレットには周辺の散策コースなどの案内のみで、歴史などには一切触れていない。けれども、JRの駅名が「万座・鹿沢口」となっているように万座とも並ぶ由緒のある温泉だ。
 明治2年に創業したという。やがて旅館や学校が計22軒立ち並ぶまでに発展したが、大正7年の火災で全戸が燃えてしまい、与謝野晶子や若山牧水をはじめ、さまざまな文人が訪れた際の歴史的資料などはすべて消失したという。現在は新鹿沢温泉ができたが、古くからの場所で営業しているのは紅葉館のみだ。
 階下の温泉「雲井の湯」は趣がある。炭酸水素塩泉で湧出地の泉温は44.5℃。完全放流式、加水・加温なし。温泉は一流だ。
 写真奥が源泉「籠宮の湯のかけ湯、うたせ湯」(35℃)、右にあるのが天水(6.2℃)。足にかけてリフレッシュ。手前が源泉「雲井の湯」。
 鹿沢は、日本で初めてスキー場がオープンした場所で、天皇陛下も訪れたと言う。
 「雪山讃歌」が書かれた場所としても有名だ。1926年、京都帝国大学山岳部の一行が吹雪のために鹿沢温泉の宿から出られなくなり、退屈しのぎにアメリカ民謡「いとしのクレメンタイン」のメロディーにのせて合唱したというのが「雪山讃歌」誕生の逸話だ。

雪山讃歌 作詞:西堀栄三郎
(アメリカ民謡)

雪よ岩よ われらが宿り
俺達ゃ 町には住めないからに

シールはずして パイプの煙
かがやく尾根に春風そよぐ

煙い小屋でも 黄金御殿
早く行こうよ 谷間の小屋へ

テントの中でも 月見はできる
雨が降ったら 濡れればいいさ

吹雪の日には 本当に辛い
ビッケル握る 手がこごえるよ

荒れて狂うは吹雪か雪崩
俺達ゃそんなもの 恐れはせぬぞ

雲の間に間に きらきら光る
明日はのぼろうよ あの頂に

朝日に輝く 新雪ふんで
今日も行こうよ あの山こえて

山よさよなら ご機嫌よろしゅう
また来る時にも 笑っておくれ

 鹿沢温泉の由来については旅館の向いに説明書きがあった。

 鹿沢温泉の由来
鹿沢温泉の歴史は古く元禄年間(1700年頃)まで溯り公文書によると「上州吾妻郡大笹田代両村地内出湯信州小県郡根津村支配云々」とあって上野国と信州国に跨り上州・信州で多く利用された事を物語っている。温泉の名称の「かざわ」については「祢津山の湯」とも「加沢湯」とも呼ばれ手負いの鹿が湯治したというところからこの名称が発生したという伝説もあるが、東部町加沢の向背地である山の湯であるところから「加沢湯」となった説とも考えられるが定かではない。鹿沢温泉と鹿の湯治の伝説は伝説として川端童子の霊泉由来という名作を生んだとも伝えられている。この絵には三幅対で左には衣を脱ぎ掛け肩から外してまさに入浴しようとする奈良朝風の美人が、中央は岩の上にもうもうたる湯気の中に立つ石燈籠を、右には一頭の鹿が人間のために傷つけられ、それを大自然の恵む霊泉によって癒す図で有る。いうまでもなく日本武尊の東征の時に、この山中で一頭の白鹿を見つけ、これを目がけて放った矢のために白鹿は傷つき、そのまま姿を消したがその後を追って行くと。この谷間の湯気の立ち昇る中で白鹿がじっと傷を癒していたという伝説を思い浮かべ画題にしたのである。
鹿沢温泉は加沢郷薬湯縁起に「諸病を治する名湯たり云々」と有り、まさしく名湯なり、泉質は炭酸水素泉で効能は慢性皮膚病・切り傷・やけど・冷え性・神経痛などに効くとされています。
群馬・長野はもとより全国からも多くのご利用者が訪れる。
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薬師温泉・旅籠その2 内湯

 内湯は江戸時代から、湧き出ている42.7℃の源泉を、加水も加温もせずにそのまま湯船に流し込む、完全掛け流しの「源泉風呂」だ。
 内湯に「薬師温泉旅籠源泉由来」と題する説明書きがあった。
 
 浅間隠最奥の山懐に湧き出る江戸時代の秘湯「薬師の湯」。
 古くは寛政5年(1793年)、旅の行者「温泉坊宥明」と云う人が発見した温泉と伝えられており、それ以来「法印本正院の持湯」であった為、「法印の湯」と呼ばれておりました。 
 昭和5年(1930年)、寒村発展のため、元県の官吏であった生駒彦三郎が当宿の源泉前に浴舎を建て無料で開放し、良泉のため「薬師温泉」と改名いたしました。

 泉質は、以下の通り。
 泉温:42.8℃
 泉質:ナトリウム、カルシウム塩化物、硫酸塩温泉(中性低張性高温泉)
 PH値:6,8
 適応症は、アトピー性皮膚炎・神経痛・筋肉痛・痔・婦人疾患・慢性リウマチ・冷え症・病後回復期・疲労回復・リハビリ等
 
 かやぶき屋根の家屋を再現し、和ダンスなどをずらりと並べたテーマパーク「かやぶきの郷」を隣にオープン、伊香保や東京・赤坂などに「時代屋」を開設した「エコ計画」が運営している旅館のため、ちょっとこれまでの秘湯の宿のイメージからは離れる。秘湯の湯にもいろいろあるということか。
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薬師温泉・旅籠その1 滝見乃湯露天風呂

 薬師温泉・旅籠(吾妻町本宿3330-20、0279・69・2422)に日帰り受け付け時間は午前11時から午後2時まで。
 長野原草津口から薬師温泉に行く道がちょっとわかりにくく、ちょっと迷ったが、国道406号線に入ると、カーブごとに薬師温泉の案内があり、午後1時になんとかたどりついた。
 入浴料は1200円。入浴券で隣接の「かやぶきの郷」にも入園できる。
 まずは滝が見える有名な露天に行く。
 目の前を流れる温川(ぬるかわ)の滝がよく見える露天風呂だ。ナイアガラの滝のような大きな滝で、旅館のために作ったのかと思いたくなるような、”できすぎた”滝だった。
 お湯をなめてみると味がしない。風呂場の「ご案内」をみると
 滝見乃湯の給湯方式は、「放流一部循環式」を採用しております。
 また、湯量安定の為に一部、「浅間隠山麓の湧水」を《加水》し、湯温を一定に保つ為 外気温の変化に合わせ《熱循環》を行っております。
 とあった。
 正直だ。薬師温泉本来の湯を味わうため、内湯に行った。
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湯の平温泉・松泉閣(六合村)

 湯の平温泉・松泉閣(六合村湯の平、0279・95・3221)の日帰り受け付け時間は午前10時から午後1時まで。
 11時過ぎに到着した。駐車場から旅館の玄関までは400m。つり橋を渡り旅館まで歩く道の途中には若山牧水の詩を書いた木の立て札が並ぶ。六合村村長の自筆だという。途中、旅館の玄関と露天への道が分かれるが、お金を払わなければと思い、玄関まで行くと、犬がほえる。日帰り入浴したいといい500円を払う。パンフレット類はなく、マッチのみ。露天入り口まで戻り、露天にたどりつくと、男湯だけでなく女湯も外から丸見え(笑)。だれもいなかったのでのんびり浸かる。たまに岩の横からぼこぼこ泡が出るので底から湧いているのかと思ったが、よくみるとホースから湯が底に送られているだけだった。
 川は水がたまって流れておらず、川の流れる音がしないのも物足りなかった。
 開放感はある。お金を払わなくても入れた(笑)。
 日本秘湯守る会のホームページによると、泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉。効能は神経痛、筋肉痛、運動麻痺。
 初めてこの温泉に来たら喜んだかもしれないが、尻焼温泉の純天然風呂に入ると、この温泉でさえわざとらしい露天に見えてくる。
 本当に自然をうまく取り入れた風呂か、人が丹精込めて作った風呂か、どちらかでないとなかなか満足はできない。
 中途半端な温泉という気がした。
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川中温泉・かど半旅館

 30日は4軒の秘湯旅館のはしごだ。
 実はこれが難しい。各旅館の受け入れ時間が限られている。うまく回り方を考えないとすべては回れない。
 川中温泉・かど半旅館(吾妻町松谷2432、0279・67・3314)は午前10時から正午までしか日帰り客を受け入れない。しかも不定期で日帰り客受け入れが中止になる。週に2回湯を抜いて掃除をするが、そのときは受け入れない。事前に電話をして確かめたほうがいい。
 10時過ぎに旅館にたどり着くと「今日は日帰り客は受け入れていません」の看板。
 「前日電話したでしょう?大丈夫ということでしたよ」とおばあちゃんに言うと、入れてくれた。「でも。1時間だけよ」。
 そんなに入りませんて。日帰りは受け入れたくないのが本音のようだ。
 しかし、ここは日本三大美人の湯のひとつ。入浴して、つるつるにならなければ(笑)。
 500円を払って階段をおりていった。 
 日本三大美人の湯とは
和歌山の龍神温泉
島根の湯の川温泉
そしてここ、川中温泉だ。
 カルシウム-硫酸塩温泉。PH値8.4(弱アルカリ性)。泉温35℃。効能は神経痛、冷え症、やけど、きりきず、慢性皮膚病、慢性消化器病。
 露天は源泉そのままの冷たい風呂とヒートポンプで加温をしたものの2種類があった。車道から丸見えの露天だった。
 雁ヶ沢川の川底から湧出したことから川中温泉と呼ばれるようになったという。
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たんげ温泉・美郷館その5 木工館

 美郷館は木にこだわる旅館。木挽き職人の林以一(はやし・いいち)氏が挽いた木がふんだんに使われている。
 林氏は次のように語っている。
 「群馬県の沢渡温泉の近くにある美郷館という温泉旅館は、総欅造りとし、各部屋にも各種銘木をふんだんに使った、とても立派な旅館です。ここの木は足かけ3年、都合200日ぐらいかけて、私と、相棒の力ちゃんが挽いたものなんです。ここの社長は高山さんと言って、じつは材木会社の社長さんでもあります。ですから木のプロです。日頃から、これはという木があったら買い集めておく。この人もいい木があると惚れ込んじゃう人です。私らが挽いたときも、まだどんな旅館にするかっていう具体的な構想はなかってと思いますよ。とにかく、いちばん価値の出る形に挽いてみて、それから使い方を決めたんだと思います。このときの欅は樹齢300年、400年級の立派なものばかりでした。挽いた端から売ればずいぶん儲かったんでしょうけど、それを売らずにあえて、7年も8年も寝かしておいて、自分で旅館を建てちゃった。はっきりいって、これだけいい木を使った旅館というのはそうそうありませんよ。~~~美郷館は、仕事に関わったということを抜きにしても、ここが今まで、私が行った中でいちばん気に入っている宿です」(小学館 『木を読む』より)」
 旅館には木工館が併設されていて、この道40年の関木酔さんが木の工芸品を作っている。くつべら(2000円)とくつべら立て(3000)を買った。
 檜で作ったくつべらは、目の通りが良すぎて、縦に割れてしまうことが多い。これに対し、彼が選んだのは夏椿。旅館で使ったとき、頑丈で、今まで使ったくつべらのなかで一番はきやすかったので、つい買ってしまった。
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たんげ温泉・美郷館その4 宝泉の湯

 露天風呂の「宝泉の湯」は滝見の湯から見える滝を滝の上から眺められる。乙な趣向だ。
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たんげ温泉・美郷館その3 滝見の湯

 30日は早朝から「滝見の湯」に入った。滝が美しい。
 夜はライトアップされていたらしいが、酔っ払って夜は入らなかった。残念。
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たんげ温泉・美郷館その2 黄金の滝

 中之条駅から沢渡温泉に行く途中を右に曲がり、反下川をクルマで10分ほど上流に向かうと、たんげ温泉・美郷館がある。沢渡温泉から奥へ入るとすぐに携帯が「圏外」になる。舗装道路は旅館まで通っているものの、やはり秘湯だ。
 反下川は美しい滝が多い。たんげ温泉も滝の眺めを売り物にしている。旅館の上流に黄金の滝があるというので見に行った。
 旅館から先は砂利道の一本道。入ろうとするとものすごい勢いでかもしかが横切った。発情期らしい。クルマにぶつかったら、危なかった。
 雨が降ってきていてあたりは暗く、滝も暗闇の中。それでも趣はあった。
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たんげ温泉・美郷館その1

 たんげ温泉・美郷館(中之条町上沢渡字滑沢1521-2、0279・66・2100)は日帰り入浴を受け付けていない。それで、宿泊することにしたのだが、泊まってその良さがわかった。秘湯の宿は、山奥にひっそりとたたずむ旅館がほとんどで、規模の小さいところが多い。なかなか草津や伊香保の著名旅館並みの料理やサービスは期待できないが、この旅館は決してそうした旅館に負けていなかった。それでいて秘湯の要件は十分兼ね備えている。
 歴史が浅いのも秘湯の宿では珍しい。
 地元の高山林業が1991年10月に開業した。
 養蚕業や林業が廃れ、地元の若者が流出、過疎化が進んだ。そんななかで温泉を掘ろうという話が浮上した。昭和32年に住友グループが金鉱を求めて、このあたりをボーリングしたときに湯が出たという。温泉構想と並行して、地元では夏の間、月に2回くらい人が出て遊歩道の整備など、温泉旅館を作った後の散策エリアづくりも進め、温泉旅館ができた。毎分1600ℓと湯量は豊富だったが、泉温は22℃。8年間これで営業したが、再度ボーリングをし、44℃の温泉が毎分90ℓ湧出した。この温泉を使うことにし、旅館も大増築。2000年6月にリニューアルオープンした。
 旅館には5つの風呂があり、夜7時に男湯と女湯を入れ替える。
 29日には瀬音の湯と月見の湯(露天)に入った。
 月見の湯も川のせせらぎが聞こえてなかなか気分がいいが、それよりも瀬音の湯=写真=がよかった。
 檜をふんだんに使い、湯の底には石を置いて、法師温泉のような造りだ。
 泉質はカルシウム-硫酸塩温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)。飲んでみると沢渡温泉と似た泉質だった(伊香保の水道水事件以降、飲める温泉は飲み、飲めない温泉は含んでみることにしている)。 
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沢渡温泉・まるほん旅館

 四万温泉や草津温泉など群馬県の代表的な温泉があるのが吾妻郡だ。
 日本秘湯を守る会加盟の旅館も吾妻郡に多い。そこで、29、30の両日、吾妻郡の秘湯を一気に回った。
 まずは沢渡温泉のまるほん旅館(中之条町上沢渡甲2301、0279・66・2011)。
 沢渡温泉はアルカリ性の温泉で、昔、強い酸を含む草津温泉の「仕上げの湯」としてにぎわったという。
 現在12軒の旅館があり、「秘湯」というより、立派な温泉街だと思うが、このあたりは高速道路や新幹線が近くを走っていないため、秘湯ムードが漂う。広い意味で秘湯なのだろう。
 まるほん旅館の創業は江戸時代。檜造りの丸本の湯はそのころの雰囲気を残している。
 木の橋を渡ると湯舟が下に見えてくる。階段の左右が湯舟。脱衣場は湯舟の前にある。男女混浴。
 とても効きそうな湯で、飲むと硫黄のような「温泉くさい」味がする。温泉は完全かけ流しとのことだ。
 湯に浸かるだけの単純な「日帰り入浴」(700円)もあるが、ゆっくりしたいと思い、部屋を借りた(3時間)。2人だと1人あたり2200円だが1人だと3200円。コイの洗いが売りというので昼食(2500円)もつけてもらった。
 午前11時から午後4時まで日帰り入浴を受け付けている。
 宿泊は素泊まりも、1人の宿泊もOK。希望に合わせ部屋や食事が選べる。
 古くからある宿だが経営者は若く、とても柔軟。気持ちの良い旅館だ。
 温泉は泉温56℃。泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)。
 主な効能は、浴用が○神経痛、○リウマチ、○痛風および尿酸素質、創傷、高血圧症、動脈硬化症、○胃腸病、痔、冷え症、水虫、皮膚病、火傷、○糖尿病、○金属中毒、じんましん。
 飲用が常習便秘、慢性気管支カタル、貧血症、肥症、他に浴用のうち○印のもの、更年期障害、体質改善、疲労回復、慢性婦人科疾患(内膜炎、附属器炎)等によい、とのことだ。
 パンフレットに”一浴玉の肌”になるための入浴法が書いてある。
(1)のんびりした気分で入浴してください。
 適度に温まったら湯から上がり、温泉を流さないでそのまま身体を休めて下さい。
 1回の入浴にこれを3回くらいくり返して下さい。
(2)入浴後、1時間ほどは身体を休めて下さい。
(3)次の入湯までの間に適度の散歩をお勧めします。
(4)以上の入湯は1日3、4回が身体に適度です。
(5)当温泉は飲用すると大変効果があります。
 なお飲酒後は絶対に入湯しないで下さい。
 以上を最低三日以上続けて下さい。

 温泉に入ると疲れる。本当は温泉に入った後、少し眠るといいそうだ。今回は1時間ほど眠った。
 部屋が借りられるならば、借りて、浴衣姿で温泉を楽しむのが本当の楽しみ方なのかもしれない。
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モンルージュ(前橋市、洋食)

 モンルージュ(前橋市南町3-71-1、027・223・0805)は前橋駅の南口から、ダイハツ車体の工場に向かう途中の岩佐マンション1階にある。ご主人は上野精養軒出身。22年前に店を開いたという。ランチタイム(11:30am~2:00pm)に行き、ガーリックステーキのランチ(ライス、サラダ、みそ汁、コーヒー付き1150円)を頼んだ。メンチカツカレー(700円)のランチもおいしそうだったが、ステーキが人気とのことなので、ステーキを食べた。塩、コショウ、ガーリックオイルのステーキ。刻んだたまねぎがたっぷりのっていておいしかった。
 ディナータイムは5:00pm~9:00PM。定休日は木曜日。
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早朝ゴルフその11(前橋ゴルフ場)

 11回目の早朝ゴルフ。インを回りスコアは50ちょうど。また90から遠ざかった。
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伊香保グリーン牧場その2

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 1200円はちょっと高いぞ、と思ったが、これを見たら、高くはない、と感じた。
 シープドッグショウだ。
 シープドッグ(牧羊犬)に命令するニュージーランド人もひょうきんで面白かったが、シープドッグはすごい。
 命令されて遠くまで走っていくと、それまで牧場のあちこちにいた羊が一箇所に固まり、こちらに歩いてくるではないか。一糸乱れず歩いてくる羊。ちょっと列が乱れると、羊をとがめて、きちんと整列させるシープドッグ。
 列が乱れているとちゃんとわかるんだな、と感心。羊も怖いのか、よく犬の言う・・・じゃなくてほえるとおりにするものだ。
 笛でシープドッグに命令を出す。つい笛を300円で買ってしまったが、これを吹くのは大変難しい。まぐれで一度音がしただけで、それから一度も吹けない。
 シープドッグショウは必見だ。

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伊香保グリーン牧場その1

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 M君親子と伊香保グリーン牧場に行った。
 夏休み期間中ということもあって入場料はふだんより200円高い1200円。入場無料の牧場もあるのでちょっと高いと感じたが、のんびりできるのはとてもいい。
 乗馬はいろいろなコースがある。
 ポニー乗馬は1回300円と良心的。
 幼稚園コース(親子二人乗り、1000円)
 小学生コース(途中からできるだけ自分で運転してみます!乗馬体験2周1000円)
 中学生コース(自分で運転!3つの障害物にチャレンジ!1500円)
 ちょっとおためし引き馬1周(600円)

 ソフトクリーム(300円)がおいしかった。
 M君の娘さんが四葉のクローバーを見つける。

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旧ハワイ王国公使別邸

 明治時代にハワイ国総領事のロバート・ウォーカー・アルウィン氏が伊香保に別荘を持っていた。これがその別荘。
伊香保のハワイアンフェスティバルは彼にちなんで開かれているのだろう。
 説明書きにはこうある。
 この建物は伊香の人たちの間で「ハワイ公使別邸」「アルウィンさんの別荘」と呼ばれていたものを、昭和60年に日本からハワイに移民が渡ってから100周年になるのを記念し、群馬県と伊香保町の協議により、ハワイ独立国当時の伊香保町民との交流を示す貴重な国際交流資料として史跡指定し、広大な別邸の一部を移築保存しました。
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伊香保関所跡

 法師温泉で出会ったM君親子が遊びにきた。水道水を使った湯が多いということで揺れている伊香保だが、それでも伊香保は伊香保。歴史もあるし、観光地として奥が深い。
 これまで行ったことがなかった伊香保関所跡を訪ねた。
 江戸時代に伊香保の湯治がブームとなり、各藩の武士、町人、農民が伊香保を訪ねたため、関所が設けられたという。ふだんは売店になっているのか、中に入ると清涼飲料水のペットボトルを入れるショーケースが置いてあった。
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上州の夏祭り

 県庁の前が広場が様変わりしていた。露店が立ち並ぶ、学園祭のような「上州の夏まつり」の会場になっていたのだ。
 チラシを見ると、主催は「上州の夏祭り実行委員会」。う~ん、どんな人が委員会を構成しているのか。
 共催は上毛新聞社、群馬テレビ、エフエム群馬、NHK前橋放送局。
 午後は県庁前通りが通行止めになり「だんべえ踊り」が繰り広げられた。これは迫力があった。
 いずれにしても、いつ、だれが始めたのか、踊りを踊る人以外は楽しいのか、よくわからない祭りだった。 
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90切り学院

 ドライバーはまずまずだったが、前橋の後、白水に行くと、あまりにグリーンが違いすぎて、大たたきしてしまう。
 ハーフで4パットが4回もあり58。ロングで2オン4パットは泣ける。もうひとつのロングは3オン3パット。パットがうまくいけばスコアが向上しそうなのだが、難敵、白水のグリーンはなかなか攻略できそうにない。
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久しぶりの早朝ゴルフ

 早朝ゴルフは7月28日以来だ。赤城や72の悪いところそのまま。アウトの前半はスコアが乱れたが後半やや持ち直し49。今回で10回目の早朝ゴルフだが、9月初めまで早朝ゴルフもおしまい。これから毎週やるぞ。
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赤城国際カントリークラブ

 7月25日以来の2回目の赤城国際カントリークラブ
 南コーススタート。前回64だったコースだ。今回も62も打った。
 後半は西コースで52。計114。前回より1打少ない。進歩だ。
 芝目は読めない、と思ったほうがいい。鍋のような鍋割山の方から順目ということだ。読めなくても、そう頭に置いて打つしかない。
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草津夏期国際音楽フェスティヴァル

 第25回 草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルが8月17日 (火) から30日 (月) までの14日間の日程で開催される。今年のテーマは「バッハからベートーヴェンへ」。草津音楽の森国際コンサートホール(608の固定席がある)で開かれた初日のオープニングコンサートに行った。
 アントニー・ヴィット指揮、群馬交響楽団による演奏。バイオリンはサシコ・ガヴリロフ。
 曲目は、バッハのヴァイオリン協奏曲第2番」 、ベートーヴェンの交響曲第3番変ホ長調「英雄」など。
 温泉地でゆっくり音楽を聴くのは都会で聴くのとはまた、別の味わいがある。
 今回は、ヨーロッパなどから著名な音楽家たち21人が講師として来日、18のクラスが開講される。300人の生徒がコテージなどでレッスンを受けるという。
 当初はレッスンだけだったというが、レッスンだけではもったいない、ということで演奏会も始まり、草津の名物になった。
 ノーベル賞を受賞した小柴昌俊氏、中曽根康弘元首相、小寺弘之知事らも聴きに来ていた。
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リンデンバウム(草津町、洋食)

 草津町に戻り昼食をとった。草津町は湯畑周辺は旅館街だが、その外周はリゾート地になる。しゃれた店も多い。
 手作りドイツソーセージ&ステーキの店「リンデンバウム」(0279・88・6568)に入った。
 ドイツソーセージ(ブルスト)は800年前、ドイツの古都レーゲンスブルク市で初めて作られた。古来の製法を忠実に再現した、とメニューに説明がある。
 ビールを飲みたいところだが、クルマなので、ブルストセット(1600円)を注文した。スープ、ソーセージ、サラダバー、ライスまたはパン、コーヒー。
 おいしかったが、やはりビールがないと・・・。
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尻焼温泉・関晴館別館

 尻焼温泉を訪ねたのは、尻焼温泉が群馬県にある日本秘湯を守る会の温泉の中で5つ目に訪ねる温泉となるからだ。
 秘湯を守る会に加盟している旅館、関晴館別館の温泉にも入った。
 日帰り入浴料は500円。
 パンフレットに尻焼温泉のいわれが紹介されている。
 その昔、平家の落人が当温泉を見つけ、体を温めたところ、活気に満ち大変な効力のあることを発見し、河原の温泉に入ることが常となりました。
 川床より湧き出る温泉でお尻が焼けるように熱かったため、以後、この温泉は「尻焼温泉」と人々に言われるようになりました。
 また、往年、若山牧水が六合村に立ち寄り、数々の作品を残しました。

 尻焼温泉の泉質はカルシウム・ナトリウム・硫酸塩・塩化物温泉
 温泉の効能は神経痛、筋肉痛、慢性消化器病、疲労回復、きりきず、やけど、慢性皮膚病

 自然の川の温泉に浸かる体験がなければこの旅館の温泉もまずまずと感じるのだろうが、やけに人工的に感じてしまった。
 体を洗いたい人、宿泊客以外は、無料の天然温泉だけで十分かもしれない。
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尻焼温泉(六合村)

 草津温泉からクルマで30分。六合村の尻焼温泉を訪ねた。
 駐車場にクルマをとめ、数分歩くと川がある。水着で遊ぶ子どもたちだけをみるとただの川だが、これが尻焼温泉だった。奥のほうへ行くと水着の人に混じって裸の人もいる。
 女性もいるのでちょっと裸になるのは恥ずかしかったがタオル一枚で川の温泉に浸かる。下のほうから熱い湯が湧き出ている。川の水と混ざって、ちょうどよい温度なのが不思議だ。
 天然温泉の質が問題になっているが、この温泉はまさに天然。加温なし、かけ流し。加水あり(笑)。
 裸の男女もいたし、若い女性の前で男性が裸になっても「いやらしい」などと言われない。
 なんとおおらかな温泉なのだろう。
 これぞ、天然温泉の醍醐味。
 群馬の温泉をいろいろ訪ねたが、これまでのナンバーワンは尻焼温泉だ。
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草津温泉・ホテル一井

 草津温泉に一泊した。創業してから300年を超える老舗のホテル一井。窓側の7階の部屋で、湯畑が下に見える。
 温泉は大浴場「石殿」が湯畑前白旗源泉を引いている。温度は55.5℃。PHは2.06、湧出量は毎分1508ℓ。少し濁っていて、まろやかな湯だ。
 露天風呂「石庭」は白根山万代源泉。温度は95.4℃。PHは1.70。湧出量は毎分6200ℓ。透明でさらりとしていて、舐めると酸っぱい湯だ。こちらは白旗源泉に比べ普通のお湯に近い。
 一井は源泉の違いからきちんと説明しており、さすが老舗、と感じた。
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軽井沢72ゴルフ・東押立コース

 夏休みで、月曜日にゴルフ。軽井沢72ゴルフ(長野県軽井沢町南軽井沢)・東の押立コースでプレーした。
 ぐんぐんぐんまで何で軽井沢なのだ、と思われるかもしれないが、軽井沢はとても近い。前橋から高速で1時間だ。
 草津は道がすいていても2時間たっぷりかかる。夏は軽井沢でゴルフをするという群馬県の人は多い。
 平坦でOBもなく、簡単そうなコースだったが、距離はたっぷりあった。
 圧巻は18ホールのパー6。698ヤードもある。このホール、3打目でグリーンを狙えるところにきたが、池越えのプレッシャーに負け、結局6オン3パット。
 インスタートで53、アウトが49。両ハーフとも序盤が乱れたが、途中はパーもとれた。アイアンが左に行くのは最後まで直らなかった。

 軽井沢に来てゴルフ以外で感じたことを2つ。
(1)藤岡方面から軽井沢に向かう途中の横川のドライブイン、当然、釜めしがあると思ったが、あるのは高崎弁当だった。高崎弁当は好きだが、釜めしを期待していると恨めしくなる。ここは峠の釜めしに場所を譲るべきではないか。
(2)北軽井沢は軽井沢町ではなく、群馬県にある。浅間牧場や鬼押出しは群馬県の領土内にあるのだ。などとよろこんで浅間牧場にある浅間牧場茶屋に行って愕然とした。全体に安っぽい。馬に乗って一周回るだけのイベントが1500円もする。群馬県側の軽井沢はあまり感じがよくない。北軽井沢は軽井沢町に譲り渡したほうがいいのではないか。
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前橋花火大会

 前橋花火大会は予定の午後7時をかなりすぎ、8時前に始まった。どこで打ちあげるのかを知らず、県庁前通りから見えると思っていると、音ばかりで何も見えない。大渡橋周辺で打ちあがられていたらしい。
 あわてて前橋公園のほうまで歩き、神水・水上ステージゾーンで花火を見ることにした。噴水と花火の競演がきれいだった。 
 1万5000発を超える花火が次々と打ち上げられ、見ごたえはあったが、肌寒い日で最後まで見ていられなかった。
 9時前に会場を後にして、群馬テレビの中継を見ていたら、知らず知らずのうちに眠っていた。
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新治村・たくみの里その2

 ガラスの家(0278・64・1316)では「サンドブラスト」が体験できる。金剛砂を吹きつけてガラスの表面を削り模様を付けるものだ。
 約1時間で費用は1000円。
 作り方は、
(1)好きなコップまたはビンをえらびます。
(2)ガラスにテープをはる。
(3)テープに下絵をうつします。
(4)図案を切り出します。
(5)砂を吹き付けます。
(6)テープをはがして、できあがりです。

 たくみの里、いまひとつという企画もなくはないが、全体としてはとてもよくできた里だ。
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新治村・たくみの里その1

1 「たくみの里」(新治村須川847)を訪ねた。6月末、新治村の河合進助役が国土交通省の「観光カリスマ」に選ばれた。農村と観光が調和した、たくみの里 を発案し、軌道に乗せた功績が評価されたという。全国的に評価の高いたくみの里を一度見てみたいと思っていた。
 まず目に入ったのが、「香りの家」(0278・64・1033)だ。コンニャクの手作りが体験できる。
 3㎏を作り2500円(この値段で参加は5人まで可)。
 3㎏のコンニャクを作るために使うコンニャク芋は800g。
 これをまず箸が通るくらいまでにゆでる。
 コンニャク芋は春に茎が伸びるが秋には枯れてしまうという。冬は凍ってしまうので、一度土からだして貯蔵。また春になって土に入れると、再び茎が伸びてくるという。これを3~4年繰り返すと、直径15-20cmくらいのコンニャク芋になるそうだ。
 ゆでたコンニャク芋に3ℓのお湯を加えてミキサーにかける。攪拌されたコンニャク芋をボールにあけ、滑らかにするため、板を両手に持ってよくかき混ぜる。練りに練ったコンニャク芋に炭酸ソーダ24gを入れ、手早く混ぜると、白かったコンニャク芋がおなじみのコンニャク色に変わる。
 手に水をつけ、丸め、表面をなでるようにすると、つるつるのかたまりができる。これを熱湯に入30分。さらに水で30分冷ましてできあがり。
 10袋に分けてもらった。形の変なコンニャク。愛さずにはいられない。
 
 たくみの里はテーマパークのようだが、民家や小学校がある。三国街道沿いに敷地を確保して少しずつ整備していったらしい。今は24の「たくみの家」がありモノづくり体験ができるが、当初は2軒しかなかったという。
 須川平地区はかつて江戸と佐渡金山(新潟県)を結ぶ三国街道の宿場町だった。戦後は養蚕や稲作が盛んな中山間部の農村だったが、1970年代に入り、減反政策や養蚕業の低迷で活力をなくしたため、村おこしを狙って河合進助役が企画室係長の時に「たくみの里」構想を練ったという。
 そば打ち、陶芸、木工、竹細工、藍染めなどさまざまな体験ができるが、体験するものは予約が必要なものもあるので、事前に問い合わせたほうがいい。
 たくみの里総合案内所(豊楽館)の電話番号は0278-64-2210。
 たくみの家を見学して回るだけでも楽しい。
 体験はできなかったが、すばらしい!と思ったのが、「木織の家」(64・1308)。
 「木織」とは。
 「木の布」を織るために不可欠なのが「ウッドヤーン」という木の糸。これは、ブナ、ヒノキ、スギ、屋久杉などの素材を0.1mm程度の薄さにスライスし、環境に適合したウレタン樹脂をベースとする柔軟剤に浸け込んでから、細かく糸状に裁断したもの。「木織」はこのウッドヤーンを横糸に、絹「世紀21」を縦糸に使い、帯などに金糸銀糸を織り込む伝統的な引箔織(ひきはくおり)の技法で、布に仕立てた革命的新素材なのです(説明書きより)。
 木の糸で作ったバッグや小物入れなどはどれも安らぎを感じさせる作り。
 木糸を取るまえの「木紙」でつくった商品は価格が安い。
 木紙のブックカバーは本となじみ、とてもいい。文庫用(840円)、新書用(1050円)、B6サイズの単行本用(1470円)を買った。
 ホームページもある。 http://www.kigami.co.jp/
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五郎兵衛やかた(新治村、郷土料理)

 今日は、また、法師温泉に行った。気温が18℃くらいしかなく、ひんやりしていたので、いい温泉日和(?)だった。
 風呂だけ入り、新治村のたくみの里に直行。国道からたくみの里に向かう道に入ったところにある「五郎兵衛やかた」(新治村須川1055-2、0278・64・1043)で昼食をとることにした。
 五郎兵衛うどん定食を注文。五郎兵衛うどんは合鴨、きのこ、野菜の味噌煮込みうどん。単品で頼むと600円。これに、味噌おでん、雑穀飯、冷奴、さしみこんにゃく、酢の物などが付いて1200円。お得感があった。
 営業時間は午前10時から午後8時まで。水曜定休。
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てんぺい(前橋市、定食)

 おさかな食堂 てんぺい(前橋市荒牧町622-3、027・235・1186)は、群馬での単身生活の救世主ともいえる、おいしい定食屋だ。営業時間は11:30-14:00、17:00-22:00。さばみそ定食735円、鉄火丼735円、刺身盛合せ定食840円。土曜、日曜日も営業しているので本当に助かる。 
 魚屋さんが経営しているためか、とても魚がおいしい。しかも安い。
 まぐろ料理が一番の売りで、赤身盛合せ630円、中トロ盛合せ840円、まぐろカマ焼き630円。たこの刺身(530円)は塩で食べさせる。うまい!
 晩御飯を食べるにも、お酒を飲むにもいい店だ。
 てんぺいのスペシャルメニューがまぐ唐丼(735円)。まぐろの唐揚げがご飯にのっているが、味付けが4種類ある。
 1)ソース 甘口のソースにマヨネーズでマイルド
 2)ピリカラPart1 豆板ジャンのたれをからめたこってりした辛さ
 3)ピリカラPart2 一味唐辛子と山椒をまぶしたさっぱりした辛さ
 4)ピリカラPart3 甘辛のチリソース
 3)を食べてみた。辛さがたまらない。食が進む。
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こんにゃく三昧(こんにゃく料理、下仁田町)=休業中

 こんにゃくの名産地、下仁田町に来たので、ぜひ本場のこんにゃくを。
 国道沿いのこんにゃく三昧(下仁田町下仁田151、0274・82・2131)に入った。
 営業時間は午前11時から午後3時まで。昼間だけなので注意。
 こんにゃく三昧セット(2000円)を頼んだ。
 中身は、刺身こんにゃく、パピヨ、ツナサラダ、隠里、そば豆腐、煮物、田楽、紅梅、そばまたはうどん、とある。
 ヘルシーなこんにゃくを刺身、煮物、田楽・・・などいろいろな調理で食べられるのはとても楽しい。
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追記)マルモトという地元企業が運営していたようだが、事情により長期休業とのこと。残念。

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下仁田温泉・清流荘

 下仁田温泉・清流荘(群馬県下仁田町大字吉崎769、0274・82・3077)に行った。群馬県にある日本秘湯を守る会の温泉としては4つ目になる。
 日帰り入浴は露天のみ、午前11時から午後2時半までの受け付け。入浴料は800円。予約をすれば食事つきで5000円、という楽しみ方もできる。
 露天風呂は庭の奥にある。男性用は「仙境の湯」だ。
 岩と木と緑に囲まれた風呂は本当に気持ちがいい。
 泉質はカルシウム・ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉。浴用の適応症は、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病
 社団法人日本温泉協会の「天然温泉表示看板」も掲げてあった。
 伊香保温泉などで水道水を温泉と偽って提供していた旅館があることが分かり、新聞紙上をにぎわした。そのためか、温泉の中身が気になる。看板を見ると、
 引湯方法:引湯管
 泉質・泉温:炭酸水素塩泉、12.0℃(湧出地) 
 温泉の利用形態:放流一部循環濾過式、加水なし、加温あり
 とある。
 ああ、沸かしているんだな、とは思うが、納得。やはり加温、加水などまで知ったうえで温泉につかりたい。 
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群馬サファリパーク(富岡市)

 群馬サファリパーク(富岡市岡本1番地、0274・64・2111)に行った。
 マイカーの場合、まず1台300円の入場料を支払う。次にサファリを楽しむ場合は大人が1人2600円。
 ちょっと高い気がしたが、サファリをはじめると、これなら高くはないと思う。動物園はいくつになっても楽しい。
 プロの飼育係がドライバーのオフロードカーで道なき道を進む「レインジャーツアー」、ライオンなどにエサをやれる「エサやり体験バス」などマイカーでない客もいろいろな楽しみ方ができる。
 6月1日に生まれたばかりのライオンの子どもを抱いて記念撮影をする企画などもある。ライオンの子どもは眠そうで、係員が総出で楽器を鳴らしたりして、ライオンの視線をカメラのほうに向けようとする。デジカメで撮影するので、写された人が納得するまで何度も撮り直す。サービス満点の企画だ。
 5000円払えば1年間に何回でもサファリに入れるという。5000円払っておけばよかった!?
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川場村・田園ブラザその3

 川場の農業は少量多品種だが、それぞれに品質は高いという。ファーマーズマーケットで産地でとれたばかりの野菜が買える。
 その安さにはびっくり。きゅうりが8本で80円、ネギが5本で100円、ナスが7個で100円・・・。
 山のように積んであった野菜が、午後にはほとんどなくなっていたから、観光客だけでなく、近隣の人も買いにくるのだろう。
 川場はハム・ソーセージもうまい。
 「水芭蕉」の永井酒造の本社もあり、土産物などが買える「古新館」にも行った。
 午後には渓山荘にいってのんびり温泉を楽しんだ。 
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川場村・田園ブラザその2

 田園プラザにはブルーベリー公園があり7月から8月にかけてブルーベリーが無料で摘める。
 今年は生育が早く、ほとんどが摘み取られた後だったが、それでも、そこそこはブルーベリーが残っており、楽しめた。濃い紫色のブルーベリーはおいしかったが、赤い色のブルーベリーはすっぱかった。
 ブルーベリー館のブルーベリーソフトクリームもおいしかった。
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川場村・田園ブラザその1

 川場村の道の駅「田園プラザ」(0278・52・3711)は単なる道の駅ではない。提供しているもの一つひとつの質が高い。世田谷区と縁組協定を結んで村づくりをしているためか、都会人が求めるものを提供してくれる。
 川場ビールレストラン武尊(ほたか)には川場地ビールの醸造釜がある。麦芽100パーセントの5種類のビールを作っている。
 ヴァイツェン<定番> フルーティーな香りの苦みをおさえたビール(無ろ過)。
 ピルスナー<定番> 深いコクがありながら、スッキリとしたのど越しのビール。
 レッドエール<限定醸造> カラメル麦芽特有の香りがあり、ほんのり甘みがあるビール。
 スタウト<限定醸造> 長期熟成のコクとまろやかな口あたりが特徴のビール。
 ボック<限定醸造> 川場ビールの中で最も高いアルコール度数8%のビール。
 単品で飲むと中が420円(ボックは600円)、大が580円(ボックは800円)。
 ボックを除く3種が少しずつ飲める三種盛り(480円)もある。
 ボック以外はすべて飲んだ。どれも個性あるビールだった。全部は飲めない、という人は、まずはヴァイツェン、次にレッドエールあたりを飲むといいかもしれない。
 田園プラザは、伊香保の地ビールをはじめ、県内温泉地のビールも製造している。
 川場に来たらまずは地ビールを試したい。 
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川場村・吉祥寺その2

 吉祥寺は出逢いの寺と呼ばれている。
 「河波姫」と源頼朝が再開した里にある寺ということで、そう呼ばれるようになったらしい。
 この寺に河波姫伝説が残っている。
 源頼朝の重臣、波多野四郎の娘に、後の「利根局」がいたという。源頼朝が流されていたとき、親と共にと頼朝に仕えていた。清々しく、きらきらした陽に照らされた川波のような眼をした娘だとして、頼朝がその娘を「河波姫」と名づけた。
 やがて河波姫は身ごもるが、源氏の血を正統に受け継ぐ子(後に九州豊後大友一族の祖となった大友能直)と知れれば命が危ないと判断した頼朝は、相模国の近藤能成のところに河波姫を嫁がせ、「いつの日か、必ず源氏の世にしてみせよう。そのときを待っていてくれ」と約束した。
 1192年、頼朝は鎌倉に幕府を開き、見事、源氏の世にせてみせた。翌年、上野国にでかけ、武尊山に焦点をあわせ、馬を駆ると、目の前に真っ白な由利の群落が広がってきた。そこには百合の花を手にした河波姫がいた。
 河波姫は源氏の旗印である「白」にその復活の願いを込め、利根に百合を植えていたのだった。
 河波姫と頼朝が再び出逢ったこの里はいつしか「川場」と呼ばれるようになったという。
 
 拝観券のデザインに使われていた「河波姫」は相当な有名人だったのだ。
 吉祥寺には古月庵という店もあり、薬草茶を無料で提供していた。
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川場村・吉祥寺その1

 7日に川場村のソフトボールチームと、私が所属している東京のソフトボールチームの親睦試合があった。てんぐ山グランドはすばらしい球場だったが、あいにくの雨と雷で、しばしば中断。試合は10-6で負けた(私は1番ライトで4打数1安打)が、川場村の人たちとの交流は楽しかった。
 川場村の民宿に一泊し、翌日、村を回った。
 村の西に吉祥寺(0278・52・2434)という、大きな寺がある。拝観料が500円とやや高い気がしたが、入ってみると500円の価値がある、なかなか良い寺だ。
 パンフレットによると、
 この寺は建長寺の中核寺としても屈指の名刹として数えられ、南北朝時代の暦応二年(1330)建長四十二世、円月禅師によって開かれた。
 開山当時のこの上野国利根庄は鎌倉武士の大友氏の領地であり、九州に移転した大名であった大友氏が、先祖の発祥のこの地に、聖地建立と供養を兼ね備えて寺を建てたのが始まりである。

 古い山門=写真=の上には十六羅漢が安置されていた。釈迦堂の釈迦像、本堂の円月和尚の像も風格があった。
 水と緑の美しい広い庭園をながめていると、時間を忘れる。
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恐るべきマルシェのスイカ

 マルシェがまた変わったスイカを置いていた。今度は前の四角いスイカと異なり、売り物だ。
 ひとつはふらの農業協同組合の「麓郷へそすいか」だ。
 もうひとつが北海道月形町の「ダイナマイト」。
 どちらも爆弾のような黒いスイカ。驚いた。
 値段が5000円近くするので、ちょっと買えなかったが、もう少し安くなったら食べてみたい。
 この日は茨木産のラグビーボールスイカ(780円)を買って食べた。
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伊香保温泉・ホテル松本楼

 夢見亭に行った後は、ホテル松本楼で温泉に。展望風呂「吉祥の湯」に行った。入浴料は1000円。
 湯舟の底に小判が埋め込まれている。
 昔、伊香保温泉は、佐渡から江戸へ黄金を運ぶ途中にあり、運び手たちが伊香保で休息したという。
 で、小判というわけらしいが、金色の小槌がある湯が白金の湯。隣に黄金の湯があるので、小槌をふると大判小判がざっくざく。そのうち金が温泉にとけて、黄金の湯となりました・・・などというストーリーでもあるのかな、と思わせる構成の湯だ。
 湯から出ると、無料の電動マッサージ機があった。風呂に入るのに小銭など普通は持たない。なのにコインを入れないと動かない電動マッサージ機を平気で置いている旅館が多い。電動マッサージ機で体をもみほぐしながら、お客のことをよく考えている旅館だと感じた。
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夢見亭(伊香保・洋食)

 洋風旅館のぴのん("ぴのん"とはスペイン語で"松ぼっくり"とのこと)が経営する洋食レストランが夢見亭(0279・72・3308)だ。
 ホテル松本楼の向かいの道を下りていったところにある。
 大正時代に伊香保温泉で人気の高かった、松本楼の西洋料理の味を若女将の松本侑起さんが引き継ぎ、現代風にアレンジした。
 ディナーの時間に行った。
 本日のおすすめセットを頼む。肉か魚のメインにスープ、プチサラダ、デザートが付いて2625円。肉を選んだ。
 牛ほほ肉の煮込み。おいしかった。
 伊香保には意外に洋食屋が少ない(気がする)。明治の時代に文人が訪れたモダンな場所なのだから、こんな店がもっとあってもいい。
 ランチのメニューを見せてもらうと、945円(サラダランチ)から1890円(ステーキランチ)まで多様。オムライス(735円)、ハヤシライス(998円)、だけでなくオムライス&ハヤシ(1050)などという便利なメニューもある。
 伊香保で洋食を食べるなら、ずばり、夢見亭だ。
 ぴのんの宿泊客向け「特製お子様ランチ=1500」はお子様では食べきれないような豪華ランチだった。
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100切り学院(白水ゴルフ倶楽部)

 昨日、90切り学院の2回目に出席できなかったので、代わりに100切り学院に出席した。
 苦手意識が強すぎるのだろうか。ラウンド(イン)は10番パー4が8打(3パット)、11番パー3が6打(バンカーショット2回)と出足でつまづいた。
 しかし、その後は我慢のゴルフで51。白水ではベストスコアだった。
 ラウンドレッスンではパットの前に、ピンとボールの位置を結んだ線を底辺とする正三角形を思い描き、三角形の頂点に立ってラインを読むと、距離感、傾斜がつかめる、と教えられた。
 レッスンはラフから打つ打ちっぱなし練習場を使うので、ラフの打ち方を練習。3回に1回しかまともに飛ばなかった(右に行ったり、穴を掘ってほとんど飛ばなかったり)。ラフは難しい。右後ろに捻転しているつもりが、右に体が動いて、球をうまく捕らえられない、と注意を受けた。
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