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新治村・たくみの里その1

1 「たくみの里」(新治村須川847)を訪ねた。6月末、新治村の河合進助役が国土交通省の「観光カリスマ」に選ばれた。農村と観光が調和した、たくみの里 を発案し、軌道に乗せた功績が評価されたという。全国的に評価の高いたくみの里を一度見てみたいと思っていた。
 まず目に入ったのが、「香りの家」(0278・64・1033)だ。コンニャクの手作りが体験できる。
 3㎏を作り2500円(この値段で参加は5人まで可)。
 3㎏のコンニャクを作るために使うコンニャク芋は800g。
 これをまず箸が通るくらいまでにゆでる。
 コンニャク芋は春に茎が伸びるが秋には枯れてしまうという。冬は凍ってしまうので、一度土からだして貯蔵。また春になって土に入れると、再び茎が伸びてくるという。これを3~4年繰り返すと、直径15-20cmくらいのコンニャク芋になるそうだ。
 ゆでたコンニャク芋に3ℓのお湯を加えてミキサーにかける。攪拌されたコンニャク芋をボールにあけ、滑らかにするため、板を両手に持ってよくかき混ぜる。練りに練ったコンニャク芋に炭酸ソーダ24gを入れ、手早く混ぜると、白かったコンニャク芋がおなじみのコンニャク色に変わる。
 手に水をつけ、丸め、表面をなでるようにすると、つるつるのかたまりができる。これを熱湯に入30分。さらに水で30分冷ましてできあがり。
 10袋に分けてもらった。形の変なコンニャク。愛さずにはいられない。
 
 たくみの里はテーマパークのようだが、民家や小学校がある。三国街道沿いに敷地を確保して少しずつ整備していったらしい。今は24の「たくみの家」がありモノづくり体験ができるが、当初は2軒しかなかったという。
 須川平地区はかつて江戸と佐渡金山(新潟県)を結ぶ三国街道の宿場町だった。戦後は養蚕や稲作が盛んな中山間部の農村だったが、1970年代に入り、減反政策や養蚕業の低迷で活力をなくしたため、村おこしを狙って河合進助役が企画室係長の時に「たくみの里」構想を練ったという。
 そば打ち、陶芸、木工、竹細工、藍染めなどさまざまな体験ができるが、体験するものは予約が必要なものもあるので、事前に問い合わせたほうがいい。
 たくみの里総合案内所(豊楽館)の電話番号は0278-64-2210。
 たくみの家を見学して回るだけでも楽しい。
 体験はできなかったが、すばらしい!と思ったのが、「木織の家」(64・1308)。
 「木織」とは。
 「木の布」を織るために不可欠なのが「ウッドヤーン」という木の糸。これは、ブナ、ヒノキ、スギ、屋久杉などの素材を0.1mm程度の薄さにスライスし、環境に適合したウレタン樹脂をベースとする柔軟剤に浸け込んでから、細かく糸状に裁断したもの。「木織」はこのウッドヤーンを横糸に、絹「世紀21」を縦糸に使い、帯などに金糸銀糸を織り込む伝統的な引箔織(ひきはくおり)の技法で、布に仕立てた革命的新素材なのです(説明書きより)。
 木の糸で作ったバッグや小物入れなどはどれも安らぎを感じさせる作り。
 木糸を取るまえの「木紙」でつくった商品は価格が安い。
 木紙のブックカバーは本となじみ、とてもいい。文庫用(840円)、新書用(1050円)、B6サイズの単行本用(1470円)を買った。
 ホームページもある。 http://www.kigami.co.jp/
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