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薬師温泉・旅籠その2 内湯

 内湯は江戸時代から、湧き出ている42.7℃の源泉を、加水も加温もせずにそのまま湯船に流し込む、完全掛け流しの「源泉風呂」だ。
 内湯に「薬師温泉旅籠源泉由来」と題する説明書きがあった。
 
 浅間隠最奥の山懐に湧き出る江戸時代の秘湯「薬師の湯」。
 古くは寛政5年(1793年)、旅の行者「温泉坊宥明」と云う人が発見した温泉と伝えられており、それ以来「法印本正院の持湯」であった為、「法印の湯」と呼ばれておりました。 
 昭和5年(1930年)、寒村発展のため、元県の官吏であった生駒彦三郎が当宿の源泉前に浴舎を建て無料で開放し、良泉のため「薬師温泉」と改名いたしました。

 泉質は、以下の通り。
 泉温:42.8℃
 泉質:ナトリウム、カルシウム塩化物、硫酸塩温泉(中性低張性高温泉)
 PH値:6,8
 適応症は、アトピー性皮膚炎・神経痛・筋肉痛・痔・婦人疾患・慢性リウマチ・冷え症・病後回復期・疲労回復・リハビリ等
 
 かやぶき屋根の家屋を再現し、和ダンスなどをずらりと並べたテーマパーク「かやぶきの郷」を隣にオープン、伊香保や東京・赤坂などに「時代屋」を開設した「エコ計画」が運営している旅館のため、ちょっとこれまでの秘湯の宿のイメージからは離れる。秘湯の湯にもいろいろあるということか。
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