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茶古里(桐生市、銘酒)

 茶古里(桐生市末広町1-9、0277・47・1717)は全国の銘酒を飲ませてくれる東京にもあまりない店。
 焼酎の逸品を飲んだ。
 まずは「爆弾 ハナタレ」。「百年の孤独」を生産している黒木本店(宮崎県児湯郡高鍋町大字北高鍋776、0983・23・0104)の芋焼酎。原材料/甘藷・米麹、内容量/360ml、アルコール度数/44.1度以上、44.9度以下。
 蒸留して最初(ハナ)に出てくる(タレ)酒だ。ストレートで飲んだ。香りもよく、これぞ芋焼酎!という感じだった。
 2杯目は越乃寒梅古酒 乙焼酎(米焼酎)。石本酒造(新潟市北山847-1)。銘酒「越乃寒梅」の大吟醸酒粕を原料に10年間熟成させた古酒。年間わずか数百本しか生産されない焼酎だ。アルコール度数は40度。ハナタレが衝撃的で、おとなしい感じがしたが、なかなか飲めない焼酎。ストレートでちびちび飲んだ。
 3杯目は鹿児島県、万膳酒造の「流鶯」(るおう)。原料はさつまいも、米こうじ。アルコール度数は35度。こくがあってまろやか。おいしい。
 4杯目は鹿児島県川内市にある村尾酒造の「村尾」。芋の大吟醸と呼ばれているらしい。アルコール度数25度。
 このあと、「霧島連山」(だと思う)を飲み、南薩摩産黄金千貫(焼酎の山田錦といわれる)を使った「森伊蔵」を飲む。
 強い酒を飲む合間に、八海山の地ビール、八海山泉ビールも飲んだ。
 幻の焼酎を飲んでいるうちに、すっかり幻状態になり、店をあとにした。 
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肉じゃが(自炊)

 今日は肉じゃが。外で食べるより、家で食べるのがやはり、いい。
 お金もかからないし。
 作り方は「はじめての和食」(藤田裕子監修、ナツメ社)を参照した。
 材料(4人分)は牛ばら薄切り肉250g、じゃがいも大4個、玉ねぎ1個、糸こんにゃく1/2玉、あさつき適宜。
(1)じゃがいもは皮をむいて4つ割にし、面取りをして10分くらい水にさらしてザルに上げ、水気を切っておく。
(2)玉ねぎは皮をむき縦半分に切り、さらに、くし形に切る。牛ばら薄切り肉は4cm幅くらいに切る。
(3)糸こんにゃくは水洗いをし、5~6cmの長さに切ってから熱湯で2~3分ゆでてアクを取り、水気を切っておく。
(4)鍋に油を熱して牛肉を炒め、肉の色が変わったら糸こんにゃく、玉ねぎ、じゃがいもを加え全体に油をなじませる。
(5)鍋に水(11/2カップ)を注いで強火で煮立ててアクを取り、弱めの中火にして砂糖(大さじ3)、酒(大さじ2)を入れて5分煮る。みりん(大さじ1)、しょうゆ(大さじ3)を加え落し蓋をして煮汁が少なくなるまで煮詰める。
(6)好みで小口切りのあさつき、七味唐辛子をふる。
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酢豚(自炊)

 今日は酢豚を作った。材料(4人分)は豚バラかたまり肉150g(と料理の本にはあったがロースの方がおいしいのでロースにした)、キクラゲ8枚、玉ねぎ40g(と料理の本にはあったが、よくわからないので大きい玉ねぎを半分使用)、ピーマン1個、赤ピーマン1個(と料理の本にはあったがピーマンをたくさん入れた)。 (1)厚さ1cm、幅1cmの豚肉に下味の材料(酒小さじ1、塩小さじ1/2、こしょう少々、しょうゆ小さじ1、溶き卵1個分)を加えてもみ、5分くらい置く。 (2)薄力粉と片栗粉を加え、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。 (3)揚げ油を150~160度に熱し、肉をひとつずつ入れる。 (4)表面が固まり薄いきつね色になったら一度引き上げ、玉じゃくしの底で軽くたたいて衣にひびを入れる。 (5)油に肉を戻し、きつね色になるまで揚げる。途中で野菜を入れて油通しし、肉と一緒に引き上げて油をよく切る。 (6)中華鍋を熱して油を多めに入れてなじませ、一度戻す。再び油を少量入れて甘酢だれ用のケチャップ(大さじ1)を炒め、ほかの材料(しょうゆ大さじ1、砂糖大さじ1、さんざし餅=、マルシェにはあった。えらい!=大さじ1、酢大さじ1、水大さじ2、片栗粉小さじ1弱)も加えて混ぜながら煮立てる。 (7)とろみがついたら肉を揚げた油大さじ1を加え混ぜ、肉と野菜を加えて手早くたれをかけてからめる。  g9fdvc00068_i.jpg

追記2021.2.1)黒酢あんで作ると、大人の味になる。

栁川かおりささんのレシピ。

黒酢 100㏄、水 50㏄、黒砂糖(または砂糖) 50g、酒 大さじ1、鶏ガラスープのもと 小さじ1、醤油 大さじ1と1/2、片栗粉 大さじ1

を入れてよく混ぜ、木べらで混ぜながら中火にかける。とろみがつき、透明感が出てきたら火をやや弱め、さらに1分ほどよく混ぜながら加熱する。素揚げした野菜と豚肉を加えて、あんを全体に絡める。


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麻婆豆腐(自炊)

 麻婆豆腐はエビチリと共通の材料が多いので一緒に作ると便利だ。
 材料(4人分)は絹ごし豆腐1丁、豚ひき肉100g、わけぎ2本、にんにくのみじん切り大さじ1、しょうがのみじん切り大さじ1、ねぎのみじん切り大さじ1
(1)豆腐は水気を切り、1.5cm角ぐらいのさいの目に切る。わけぎは小口切りにする。
(2)鍋をよく熱して油を多めに入れてなじませ、一度戻す。再び少量の油をなじませてトウバンジャン(大さじ11/2)とトウチ(小さじ1)を入れる。
 トウチは東京のスーパーでも置いていないところがほとんどだが、マルシェにはある。マルシェは料理の意欲をかきたててくれる。トウチは豆鼓と書く。丸成商事(東京都練馬区豊玉北1-5-3、03・3994・5111)の製品を買った。
(3)続けてにんにく、しょうがのみじん切りを入れ、焦がさないように炒めて香りを出す。豚ひき肉を加え、肉をほぐしながら炒める。
(4)肉にだいたい火が通ったら、テンメンジャン(大さじ1)を加えてさらに炒める。
(5)スープ(11/2カップ)を加え、煮立ったら豆腐を加える。
(6)しょうゆ(大さじ1)、砂糖(少々)を加え味を調え、弱火にして2~3分くらい煮る。
(7)ねぎのみじん切りとわけぎを加え、豆腐をくずさないように手前から奥に混ぜながらひと煮する。
(8)水(大さじ2)溶き片栗粉(大さじ1)をまわし入れ、強火にして鍋をゆすってまんべんなくとろみをつける。
(9)最後にねぎ油(大さじ2)を加える。
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エビのチリソース煮=エビチリ(自炊)

 日曜日は営業していない店も多いし、夜は家でゆっくりしたいので、自炊。余ったら「ジップロック」に入れて冷凍すればいいと気づき、中華2品目を作った。
 最初がエビのチリソース煮。
 参考にしたのは「お料理はじめて~中華編~」(杉田忠著、新星出版社)。
 材料(4人分)はむきエビ大きめのもの16尾。ねぎのみじん切り1本分。にんにくのみじん切り小さじ1、しょうがのみじん切り大さじ1。
(1)ボウルにエビを入れ、塩、酒、片栗粉を少しずつもみ込み、水洗いして水けをしっかり取る。臭みを取るための下処理でこれが大切。
(2)再びボウルにエビを入れ、下味用の塩(少々)、酒(小さじ1)、卵白(1個分、軽く泡立てる)を加えてもむように混ぜる。
(3)十分になじんだら片栗粉(おおさじ1)を加えて粉っぽさがなくなるまで混ぜ、油(大さじ1)を加えてさらに軽く混ぜる。
(4)中華鍋をよく熱して油を1カップくらい入れ、110~120度になったらエビをひとつずつ加える。表面が固まったら油をかき混ぜながら揚げ、網じゃくしなどで引き上げて油を切る。
(5)油を一度もどし、残った油でトウバンジャン(小さじ2)、ねぎのみじん切りの半量、にんにく、しょうがのみじん切りを炒めて香りを出す。
(6)ケチャップ(大さじ11/2)を加えてさらに炒め、酒(小さじ1)、甘酒(小さじ1)、塩(小さじ1/2)、砂糖(大さじ1/2)、スープ(1/2カップ)を加えて煮立てる。
(7)煮汁が煮立っているところに油通ししたエビを加えて20秒ほど煮て、残りのねぎのみじん切りを加えて混ぜる。
(8)水溶き片栗粉(大さじ1)を加えてとろみをつけ、エビを油通しした油大さじ1を加えて仕上げる。
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嬬恋高原ゴルフ場

 6月20日以来の嬬恋高原ゴルフ場
 アウトスタート。いきなり8打。その後も8打2回で56。インもスタートで8打打ったが、その後盛り返し50で106。
 前回より5打向上。よかった・・・。
 前回はなぜうまく打てないのかわからなかったが、今日は理由がよくわかった。ゴルフはスコアが悪い場合は必ず理由がある。
 嬬恋は広々としていてOBもなく、一見、簡単そうなコースだが、ラフがきつい。ラフは一度ピッチングでフェアウエーに戻してから打ったほうがいい。メリハリをつけてから後半スコアが改善した。
 次回はもう少し成績アップできそう。
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そば処虚空蔵(川場村)

 川場村に来たので、また、田園プラザに立ち寄った。そば処虚空蔵(こくぞう、0278・52・3714)。
 天ざるそば1300円を注文した。川場の地粉を使った手打ちそばが売り。麺は細すぎる感じもしたが味はよい。
 地元でとれた野菜ときのこの天ぷらがとてもおいしかった。営業は午前11時から午後4時半まで。
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秘湯の宿制覇!武尊温泉・萱の家その2

 檜造りのひなびた浴室。ただ、浴槽は源泉を供給しているものの、循環併用で、お湯は水道水のようなにおい。
 日本秘湯を守る会のホームページによると、泉温20.5℃、湧出量毎分20リットル。湯量不足で加水、循環をしているのだろう。ただ、残念ながらそういった表示はない。下仁田温泉のように表示をきちっとしていれば、いいと思うのだが。 良心的な温泉旅館の多い日本秘湯を守る会の宿でも、本来の温かい湯が湧き出る本物の温泉は少なく、温泉法で認められる要件をかろうじて満たす温泉が多かった。湯量不足とそれを補うための循環式導入が一般的になっている。 
 日本秘湯を守る会の13軒の宿の第一印象は以下の通り(秘湯度、温泉の雰囲気・泉質)  
法師温泉・法師温泉長寿館◎◎
湯の平温泉・松泉閣○△
尻焼温泉・関晴館別館○○
鹿沢温泉・紅葉館△◎
川中温泉・かど半旅館○△
薬師温泉・かやぶきの郷 薬師温泉旅籠×○
沢渡温泉・まるほん旅館◎◎
たんげ温泉・美郷館◎○
霧積温泉・金湯館◎○
下仁田温泉・清流荘○○
八塩温泉・神水館×△
武尊温泉・萱の家○△
滝沢温泉・滝沢館○△
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秘湯の宿制覇!武尊温泉・萱の家その1

 日本秘湯を守る会の群馬県の宿13軒で訪ねた最後の宿が武尊(ほたか)温泉・萱の家(川場村湯原2077-1、0278・52・2220)。
 大好きな川場村にある温泉だ。役場を通り過ぎ山が見えてくると、萱の家がみえてくる。
 付近の農村から古い民家を移築して旅館にしたという。
 日帰り入浴は正午から午後4時まで。入浴料は500円。休憩付き入浴はなし。
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風の子(藤岡市、中華そば)

 八塩温泉・神水館からの帰り道に、藤岡市を通るので、藤岡名物といわれるラーメン店のひとつに入った。
 風の子(藤岡市藤岡46、0274・23・8520)。創業してから31年。手打ちの中華麺を使いメニュー(10種類)はすべて中華そばだ。
 中華そば(600円)を食べた。トリガラ、ブタガラを使っているらしいが、スープは和風の鰹風味。ナルトやしなちく、チャーシュー、のりなど、子供の時に食べたラーメンそのままだ。懐かしい味だった。 
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八塩温泉・神水館その2

 内湯に行った。男湯は<青鬼>。
 八塩温泉(神水館源泉)は昔から「塩の湯口八ヶ所」と呼ばれる名湯で、「第三期(6,500万年~200万年前)の海水(化石海水)が地中に閉じ込められていて、それが現在湧き出しているといわれている。塩分濃度が非常に高く、全成分の約70%をナトリウムイオンと塩素イオンが占めているという。
 泉質は含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉(中性高張性冷鉱泉)
 泉温は17.3℃(調査時の気温24.2℃)
 適応症(浴用) 【一般的適応症】は、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進。【この温泉固有の適応症】は、高血圧症、動脈硬化症、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病

 内湯は二つ。露天風呂も含め、説明書きがあった。

 八塩の温泉(鉱泉)は湧出温度が低いため、浴場内の大きい湯船は加熱(温浴用)、小さい湯船は湧出温度そのまま(冷浴用)の湯船です。温浴、冷浴を交互に行うことにより、温泉の効果が増します。
 温泉(鉱泉)の成分により、浴槽内が茶色く濁り結晶が浮いたりしますが、汚れではございませんのでご了承ください。
 ※大浴場内の温浴用の湯船は温泉(加水)を循環加熱、及び群馬県藤岡保健福祉事務所の指導により、塩素(次亜塩素酸ナトリウム)を添加し、殺菌を行っております。
 ※大浴場内の冷浴用の湯船は源泉から湧き出た温泉そのままです。
 ※露天風呂の湯船は温泉(加水) を循環加熱、及び群馬県藤岡保健福祉事務所の指導により、塩素(次亜塩素酸ナトリウム)を添加し、殺菌を行っております。

 これだけ明確に書いてあれば親切だ。
 ちょっと前ならば冷浴用には「こんな水風呂入れるかっ!」と無視し、泡風呂もある奥のあたたかい浴槽にだけ浸かっていたかもしれない。
 今回は塩素が残留するので洗い流したほうがいいという松田教授のアドバイスを聞いて、温浴はさっさとすませ、シャワー。もっぱら冷浴を楽しんだ。
 手前の冷浴のお湯は茶色で濁っている。循環風呂は無色透明。
 人間に無色透明の善人がいないように、無色透明の温泉のほうが不自然だ。
 初めて冷浴にありがたみを感じた。
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八塩温泉・神水館その1

 日本秘湯を守る会の群馬県の宿13軒のうち11軒をすでに訪ねた。今日は12軒目の八塩温泉・神水館(多野郡鬼石町浄法寺6番地、0274・52・2641)に日帰り入浴に行くことにした。日帰り入浴受け付けは午前11時から午後4時まで。
 主要地方道の前橋長瀞線をとにかく南へ南へと下った。二股に分かれる道はあったが、一度も曲がらずに神水館に着いた。とてもきれいな旅館だ。
 前橋から南に行くと、東京に近づくので街が続くイメージがあったが、神水館に近づくと周りは山の中になっていた。長瀞や秩父がすぐ近くだ。
 入浴料はタオル付きで800円。利用時間は概ね1時間。
 予約をすれば食事付きプラン(9品3675円、12品5250円、14品7350円)もある。
 混浴の「河畔露天 岩窟風呂」=写真=に入った。庭園造りに欠かすことのできない地元鬼石町特産の銘石三波石と自然の岩盤を使った露天風呂だ。 神流川の清流を眺めながら入浴できる。
 松田忠徳教授の『温泉教授の温泉ゼミナール』を読む前だったらすっかり満足していただろう。
 しかし、入浴してすぐに循環風呂と分かった。(1)湯口から湯が出ているのに湯があふれ出ていない(2)浴槽の底に取水口がある(3)浴槽の側面に循環させた湯を再び戻す注水口がある。
 循環風呂は塩素消毒もしている。すぐに出た。
 温泉情緒だけでは喜べなくなってしまった。
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『温泉教授の温泉ゼミナール』(松田忠徳、光文社新書)

 松田忠徳札幌国際大学観光学部教授の『温泉教授の温泉ゼミナール』と『これは温泉ではない~温泉教授の温泉ゼミナールⅡ』(光文社新書)を読んだ。旅行作家でもあり、4万3000を超える湯を体験した松田氏。熊本県の黒川温泉などがなぜ脚光を浴びるようになったかを紹介する一方、塩素漬けの循環風呂が蔓延する温泉の現状に警鐘を鳴らす。群馬県の温泉を深く理解するのに、とても参考になった。
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温泉教授の温泉ゼミナール

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沢渡温泉共同浴場

 六合村から日本ロマンチック街道を通って四万方面に。
 日本ロマンチック街道とは行っても夜走るとただの真っ暗な山道。運転している自分が酔ってしまうほどのカーブをいくつも経て、沢渡温泉に到着。まるほん旅館の隣の沢渡温泉共同浴場がまだ開いていた。朝9時から20時半まで、年中無休で営業しているそうだ。
 大人200円。中に入ると沢渡の歴史をつづった張り紙があった。
 沢渡物語
 近くに縄文遺跡が多く認められる沢渡。沢渡伝説の人、源氏木曽義仲も源頼朝も今と同じこの静かな山のいで湯で疲れを癒したにちがいない。以後、鎌倉、室町、江戸、明治と武士のみでなく、蘭学者高野長英や医師福田宗禎、文学者若山牧水ら多くの文人墨客にも愛されてきました。
 しかしその盛時に水害と大火、二度の災害でほぼ壊滅状態に。その後、浴後感がよくて肌を美しくする、「一浴玉の肌」その湯がよみがえったのは昭和34年のこと。
 やさしい湯と自然を守り続けた沢渡の永い歴史。それは、今も変わらぬ訪れる人たちをぬくもりで包む、沢渡の湯と素朴な人情でもあります。
 共同浴場の無愛想だが親切なおばちゃんと、この文章。なかなかいい。
 温泉は56℃くらいあるが、ちょろちょろ少しずつ浴槽に入れて適温にしていると、おばちゃん。
 ところが村の人は無頓着だ。じゃぐちをいっぱいにひねって、湯舟をものすごく熱くしてしまい、次はホースを引っ張ってきて水道水をジャブジャブ入れる。
 村の人にとって下界の「加水はよくない云々」の議論などなんら関係がないのだ。
 少しも大切にされていない共同浴場の沢渡温泉も、まるほん旅館の湯に負けずに良かった。
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尻焼温泉(夜)

 以前、地元の人から尻焼温泉は月明かりの中で入るのが一番と聞いた。もうあたりは暗くなってきたが、草津から六合村の尻焼温泉に向かった。
 ライトアップされているのではなどと思ったのが甘かった。午後7時過ぎで、川へ行くと真っ暗。温泉近くにひとつ街灯があるが、足元は見えない。懐中電灯片手に1本道から温泉の湧き出る川に下りていった。
 1人でも入ろうと思っていたが、なんと暗闇の中の温泉に4組くらいの男女と男性数人が浸かっている!
 真っ暗でも懐中電灯片手にこれだけの人が来るのはすごい。
 昼間入ったときよりも熱い。45℃くらいあったのではないか。
 24時間営業の天然風呂。次はぜひ月明かりで。 
(写真は懐中電灯片手に尻焼温泉を訪れた3人(^^ゞ)
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パルコール嬬恋ゴルフコース(嬬恋村)

 浅間山に最も近いパルコール嬬恋ゴルフコース(嬬恋村、0279・86・3333)に行った。浅間山の噴火が見える。本格的な自然の中のゴルフコースだ。 
 レギュラーティーはアウト3174ヤード、イン3196ヤード。
 インスタート。13番ラフで無理をして3番アイアン。10ヤードくらいしか飛ばず。続いて同じくラフで4番アイアン。右に飛んで林の中。結局10打も打った。
 ラフでは7番アイアンまで。そう反省して我慢のゴルフをし、なんとか49に。
 後半のアウトはスタートのロングでいきなりOB。8打も打ったが、耐えて49。計98で久々に100を切った。
 アイアンのアプローチがまずまずだった。
 
 ゴルフの後、草津に向かった。テルメテルメに行く。
 嬬恋から前橋まで2時間以上。居眠り運転しないように、温泉で休んでいくことにした。
 草津の万代鉱源泉に使った後、仮眠所で一眠り。途中カレーのバイキングなども味わって3時間くつろぐ。
 午後6時過ぎ。頭はスッキリしたものの、ここからも前橋から2時間。途中で温泉によっていこうか、と思う。
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なが井(中之条町、そば)

 四万温泉の月見橋を渡ってすぐのところにあるそば店、なが井(中之条町四万4022)に行った。二八そば(そば粉が8割)が売り。天ざる(800円)を頼んだ。かきあげの天ぷらはいまひとつだったが、そばはおいしかった。次回は、もりそば(500円)を頼もう。
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四万温泉・積善館本館その4

 本館からみた光景。また泊まりたい。
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四万温泉・積善館本館その3

 日帰り入浴(午前10時から午後5時まで)の時は混んでいたが、夜に元禄の湯に行くと、だれもいない。独占状態だ。
 泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物硫酸塩温泉。色は無色透明だが、元禄の湯の源泉が出てくる蛇口には硫酸ナトリウムの白い塊がこびりつき、温泉なのだな、と実感させてくれる。
 浴用適応症は、リウマチ性疾患、運動器障害、創傷、慢性湿疹および角化症、虚弱児童、女性性器慢性炎症、卵巣機能不全症、子宮発育不全症および月経異常、更年期障害など。
 飲用適応症は慢性消化器疾患、慢性便秘、慢性肝胆道疾患、じん麻疹、肥満症など。飲泉する場合は、熱いまま飲むと下痢症の人に、冷やして飲むと便秘症の人に効果があるとのこと。 口に含むと薄い塩味がする。
 四万温泉の源泉は60℃-80℃もするのでわき水で加水するのが一般的。しかし、元禄の湯は、源泉を冷却し、もとの源泉に混ぜることによって温度を適温にしている。アイスコーヒーを固めた氷を使っているアイスコーヒーのようなものだ。すばらしい。
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四万温泉・積善館本館その2

 本館に泊まっても、新館の佳松亭積善の風呂に入れるし、カラオケも歌えるから、本館7350円はお得だ。
 写真は杜の湯露天風呂。
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四万温泉・積善館本館その1

 群馬に来たばかりの時に四万温泉・積善館(0279・64・2101)の元禄の湯に入った。
 そのときに味わいのある本館に泊まってみたいと思っていたが、群馬県の重要文化財に指定されている本館の宿泊料金(宿泊棟自体は重要文化財ではない)は年間通しで7350円。2人以上で平日泊まるとこれが5350円となる。
 トイレは共同、布団のあげおろしは自分で。設備も古いということで安い料金設定なのだが、歴史のある建物に泊まれてこの料金はありがたい。
 夕食は大広間で「京風弁当」=写真。刺身も天ぷらもあり、何の不満もない。物足りないという人は事前に馬刺し(1500円)、刺身盛り(同)、土瓶蒸し(同)、寄せ鍋(同)、湯豆腐(1200円)を注文できる。
 豪華な料理は要らないから、ゆっくり温泉につかりたいという人向けに、こういったプランはもっと広がってほしい。
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伊香保カントリークラブ(伊香保町)

 一番回りたかった(前週も予定していたが雨で中止)名門の伊香保カントリークラブ(伊香保町大野654、0279・72・3188)。平らなところがないコース。グリーンも速く、手ごたえ十分のコースだった。
 イン(3226ヤード)スタート。55。アウト(3192ヤード)は6番ショートで3連続OB(3発とも手前のがけに吸い込まれる(ーー;))を打ち10。こんな調子で58。100を切れない・・・などと愚痴を言ってもはじまらない。7番ミドルでバーディー。ぱちぱち。
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ポップス尺八奏者・昌平

 伊香保温泉のお宿玉樹では土曜日、ミニコンサートを開いている。そこでたまに演奏を行なうのがポップス尺八奏者、昌平だ。演歌歌手のバックで尺八を吹いていた時期もあるが、尺八奏者として一人で活動をするようになり、米国でジャズセッションに加わるなど、多彩な活動を始める。
 自らデジタル音源で音楽を作り、それをバックに尺八を吹く。曲目はポップス、ジャズ、歌謡曲、演歌、叙情歌…と幅広い。この日も冬のソナタのテーマ、I LOVE YOU、ビートルズのナンバーと縦横無尽だった。
 群馬県高山村在住。
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藤屋食堂(桐生市、ソースカツ丼)

 桐生市で人気のソースカツ丼店があると知り、行ってみた。
 藤屋食堂(清瀬町5-49、0277・45・1805)。昼過ぎに行ったが約80席ある店が満員で20分ほど待ってようやく席につけた。
 上ヒレ肉のソースカツ丼(1050円)もあったが、もも肉の通常のソースカツ丼(750円)を食べた。
 衣が固めで独特の揚げ方だった。キャベツなどはなく、ソースだけで食べさせる。これまで食べた中では西洋亭・市のソースカツ丼に一番近かった。
 カツ単独で食べるならばもう少し衣がふわっとしていたほうがおいしいと思うが、ハムカツのようなカリカリ感がソースカツ丼には合うのだろう。
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ベルエアカントリークラブ(榛名町)

 ベルエアカントリークラブ(榛名町中室田中原3801、027・374・1111)に行った。
 人気のゴルフコースらしいが、最近経営者が変わり、バンカーを埋めたり、レストランのレイアウトを変えたり、忙しいようだ。
 90を軽く切る、メンバーの人3人と回ったので、バックティーに挑戦。イン3513ヤード、アウト3347ヤード。コースレートは71.6。
 インスタート。ボギー、ダブルボギーペースで耐えに耐えたが、16番・ショートを池に入れたあたりから狂い始め、17番ロングはなんとOB3回。14打も打ってしまい61。
 アウトは出だしでつまづき、1番・ミドルでバンカーショットを3回も打ち8。その後は耐えたが途中から雨が強くなってきた。13番ミドルはどしゃぶり状態になったが、考えずに打ったのが奏功し、ドライバーも寄せもまっすぐとび、2オン。
 バーディーも狙える位置だったが、グリーンはすでに「池」になっていた。ボールが転がらない。3打打ってボギー。
 ここまで42。ショートとミドルを残して、引き上げた。
 今日の反省。左足あがりが多く、うまく打てなかった。右足に重心をかけ過ぎていたらしい。
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芭蕉(桐生市、洋食)

 桐生市の中心街に、木に囲まれた古い建物の洋食屋「芭蕉」(桐生市本町5丁目345、0277・22・3237)がある。この一角は時間がとまったような静かな空間だ。午後2時過ぎに訪れると、電気が消えていた。客がいなかったためで店に入るとつけてくれた。土壁、民芸品、木のいすやテーブル。とても凝った造りだ。
 昭和12年1月1日の創業。
 地元の人によると「小池魚心」氏が店を開いた。坂口安吾もこの店をよく訪れたという。
 自慢の「印度かりー」(850円)を注文した。おいしい。ポタージュスープ、サラダ付きのコース(1700円)もあるが、印度かりーだけで十分満足だ。
 オニオングラタンスープを作るとき、たまねぎを30分以上じっくり、色が茶色になるまで炒めるが、そんな感じのたまねぎのなんともいえないおいしさがベースになったカレー。
 正午から午後8時40分までの営業。火曜定休。 
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早朝ゴルフその12(前橋ゴルフ場)

 アウト。1番パーの後、2番ロング1打目を左に。左の木を越えた方向にピンがあるので9番ウッドで直接狙うが、左に行き過ぎてOB。打ち直し、まっすぐ飛ぶが、正面の木に当たり、ボール紛失(あとで右のコースにあることがわかった。セーフだったがしかたがない)。これで動揺し11打も打ってしまった。
 しかし、この失敗がいい転機になった。ピン手前にバンカーがあり、ショートしたら入ってしまう、というようなときには短かく打っても大丈夫なコースをねらうなど、ピンを直接狙うのをやめ、打ちやすい場所に落すことを心がけた。
 最後の3ホールはすべてパーで、結局48。きょうの心構えでラウンドすればスコアはよくなると思った。
 早朝ゴルフも今日で最後だ。Sさん、朝から12回も付き合っていただき、ありがとうございました。
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