四万温泉・共同浴場(1)河原の湯
先週行った水上温泉の旅館、奥利根館の日帰り入浴料は1500円もした。昭和30年代の大型レジャーブームを支えた団体旅行対応の大型旅館は湯の質よりもさまざまな仕掛け(露天風呂、泡風呂、打たせ湯)を重視した。そんな大型旅館の浴槽は温泉を楽しむという目的からは遠く離れてしまっている。
温泉そのものを楽しめるのが草津や四万だ。
草津や四万には無料の共同浴場が多い。旅館街である前に、「温泉地」なのだ。
今日は四万温泉の無料の共同浴場を一気に訪ねることにした。
最初は河原の湯だ。積善館近くの四万川の河原にある。
泉質 ナトリウム・カルシウム-塩化物 硫酸塩温泉
効能 切り傷、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病
と説明書きがある。
外から見ると小さな石造りの建物で、あまり期待していなかったが、とてもきれいな湯船だった。
お湯は熱め。体が芯から温まる。
飲用もできる。混んでいなければ、とても良い風呂だと思う。
利用時間は午前9時から午後3時まで。あとは鍵を持っている地元の人が利用するそうだ。
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