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群馬會舘食堂は”県庁食堂”から脱皮できるか

 郡馬會舘食堂がリニューアルオープンした。1983年に一度リニューアルしたらしいが、料理はおいしいものの、社員食堂のようなレストランだった。今回、国の文化財登録されている郡馬会館とイメージを合わせ、昭和初期のイメージに戻した。コース料理に力を入れ、各洋食メニューの素材も向上させたという。
 コース料理(4200円、6300円、8400円)のなかで一番安い4200円のコースを頼んだが、サツマイモのスープもサーモン、生ハムのマリネも魚(スズキのムニエル)、肉(黒豚のグリル)料理もまずまずの味だった。
 ただ、なかなか文化は変わらない。県庁が出前を頼む事実上の県庁の社員食堂。県庁の職員は「コースを食べるレストラン」に変わったという実感が持てないようだ。 
 県庁職員と思われる年配の客が大声で騒いでいた。赤い羽根を胸につけているくらいなのでお酒が入っていないと常識的な方なのだろうが、隣の男性にだきついたり、大声で「小寺云々」と叫ぶなど、周りがまったく見えていない。
 店員のサービスは満足できるものだった。あとは群馬會舘食堂が”県庁食堂”から脱皮できるかにリニューアルの成否がかかっている。
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