四万温泉・日向見薬師堂
「御夢想の湯」は日向見地区の日向見薬師堂の隣にある。
日向見薬師堂は国の重要文化財に指定されているそうだ。
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■日向見薬師堂
温泉の薬効から、湯前明神を祀ってきた。この木地仏は、薬師如来である。現存している棟札から、創建は天文6年(1537年)以前と考えられ、現在の堂は慶長3年(1598年)に、藤原家定が沼田城主真田信幸の武運長久を願って建立したものです。室町時代末期の繰形をよく表しているわが国の数少ない唐風建築で、組物は唐様出組、桝の形、木鼻の絵模様、渦巻きの形など当時のものをよく残しています。昭和25年8月29日国の重要文化財に指定されました。
ここが四万温泉の発祥地とされている。伝説によると、源頼光の家臣の日向守碓井貞光がここで夜通し読経をしたとき、童子が現れ、「汝が読経の誠心に感じて四万の病悩に効く霊泉を与えるという神託を聞いた。これが四万温泉の始まりだという。御夢想の湯の名前もこれにちなんでいる。
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