老神温泉・牧水苑
雪ほたるを見物していたら、体が冷えてしまった。遅くまで入浴ができる牧水苑(0278・56・2632)に行った。
午後2時から8時ごろまで受け付けてくれるので、スキー客などはありがたい。日帰り入浴料は800円。
なんと言っても古代檜風呂が売り。
説明書きによると、直径2m余りの巨木。海抜2500m以上の深山幽谷の地に樹齢2000年を数える。地殻変動、地震等で生木のまま倒れ、さらに150―200年眠り続けた檜だ。浴槽に使用しても黒ずまず20-30年は十分耐久性がある。古代檜から抽出される精油中には血行や新陳代謝を促進し、神経をやすめるなど、森林浴同様の作用がある。
温泉プラスヒノキチオールの効きそうな温泉で温まった。
最後に、老神の伝説について。
昔、奥日光の戦場が原で赤城の神「蛇」と日光男体山の神「ムカデ」の戦いがあり、弓矢に倒れた赤城の神は赤城山麓まで逃れた。ここに矢を立てると熱い湯が湧き出し、矢傷を浸すとたちどころに治り、追いかけてきた日光の神の軍勢を見事追い返したという。以来この地を「追神」と呼ぶようになり、これが老神温泉の始まりと伝えられている。
日曜日の旅館は比較的すいている。日帰り入浴では、湯舟を独占できることも多い。
老神温泉の日帰り入浴施設はまずまずだが、温泉旅館の湯はさらに良い。
干支はあと9つ残っている。
ゆっくり回ろうと思う。
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Comments
鹿児島に帰ってはや6年!東京時代は牧水苑には色々お世話になりました。漫画家仲間とゴルフコンペの一泊。家族旅行で一泊。作曲家、安藤実親先生とゴルフで一泊。あと訳有り?で一泊。とにかく素朴な中にも暖かさのある宿です。主人におかみさん、お元気でしょうか?またチャンスがあったら伺いたいと、遠く離れた鹿児島より願っております。最後に僕らの描いたマンガの寄せ書きまだ残っているのでしょうか?これからも、心のこもったおもてなしよろしくおねがいいたします!
Posted by: 古川一朗 | 2006.03.08 01:22 PM