老神温泉露天風呂十二支めぐり
NHKの3月3日の番組「難問解決!ご近所の底力」を見た。
タイトルは「温泉街に春を呼べ」。
専門家のゲストは石川理夫さん(温泉評論家)。
お困りご近所は群馬県沼田市の「老神温泉の皆さん」!!
妙案その1は 「温泉と“いーなか”」(温泉地+田舎暮らし体験)~宮城県・東鳴子温泉~
宮城県東鳴子温泉は、地元の人たちの農閑期の「湯治場」として栄えてきた温泉地。
こちらで始まったのが「田舎暮らし体験(グリーン・ツーリズム)」との連携。昨年は、旅館と地元の農家が協力して、温泉客たちとコメ作りを企画。5月の田植え、夏の草取り、秋の収穫、脱穀作業・・・などなど、一年を通じて農作業を行った。田植えのときはわずか5人ではじめたこの「コメ作り」は、口コミで輪が広がり、収穫の時には30人もの参加者を集めるほどの大盛況となった。温泉客は田舎暮らし体験をするため、年に何度も東鳴子温泉に来てくれる、「リピーター」になっている。
妙案その2は「お湯は百薬の長」(温泉地+健康増進)~岡山県・湯原温泉~
自らの“温泉”を知り尽くした「温泉指南役」なるものを養成することで、客足を取り戻す事に成功したのが、岡山・湯原温泉。この温泉指南役は、地元の温泉病院の医師から、温泉の基本的な効能はもちろん、医学的に正しい入浴法を学んでいる。 湯原温泉では、さらに新たな病院との連携も開始。温泉と人間ドックをパックにした「ホットドックプラン」なるものをはじめ、人気を集めている。
妙案その3は「あなた好みのおフロになりたい」~山形県・小野川温泉~
いろいろな温泉に入ってみたいと思うお客さんには、「湯めぐり」、日帰りで気軽に温泉気分を味わいたい人には「無料の足湯」、温泉街を歩いていて、お腹が空いた人には、「どこでも出前」。 お客さんの小さなニーズをつかみ、お客さんを伸ばしているのが山形県小野川温泉。その秘密は温泉地の商店主らが作っているメーリングリストにある。お客さんから上がった要望を、全員に一斉送信。情報をみんなで共有し、アイディアを出し合うことで次々とかゆい所に手が届くような「あなた好みの温泉街」を作ることに成功している。
老神温泉の人たち、ノリがいい!これまでは尾瀬に行った帰りに日帰り施設に行っただけ。旅館にも行ってみようと思い、老神を訪ねた。
老神温泉の12の旅館は「露天風呂十二支めぐり」をしている。5000円で、露天風呂を持つ12の旅館の風呂に入れ、しかも干支の湯のみがもらえるという企画だ。
東秀館(0278・56・3024)に行って、スタンプ帳をくださいというと、「宿泊客に売ることになっているんです」とのこと。がっかり・・・。
がっかりしていると、女将さんが「でも、いいですよ、泊まったことにして内緒でお売りします」。
そうそう、老神ファンが一人増えるのだから、柔軟にお願いします。感謝。
というわけで、露天風呂十二支めぐりスタート!
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