大塚温泉その2
さっそく湯舟に行く。露天だ。
大きな手書きの温泉分析看板がある。
大塚温泉 分析書
1.湧出地 群馬県吾妻郡中之條町大字大塚2851
2.湧出地における調査並に試験成績(昭和41年12月16日)
(1)泉温、攝氏34.2度(気温攝氏78度←間違いだと思う)
(2)性状、本湧出水は田圃中より自然湧出し無臭無味である
(3)水素イオン濃度(Ph)7.84(硝子電極メーター)
3.試験室における試験成績(昭和42年11月30日)
(1)性状無色澄明にして無味無臭である(2)水素イオン濃度(PH)7.9
(3)比重1.00023(4)蒸発残留物4.668.0㎎1l(5)含有成分及びその
分量(本水1キログラム中に含有する成分分量)別添の通り
4.泉質、含土類重曹泉(緩和性低張温泉)
5.適応症及び禁忌症、浴甲(←用の間違いだと思う)適応症、(1)ヒステリー及び神経衰弱、
殊に頭部充血の傾向あるもの(2)創傷(3)火傷(4)慢性皮膚病(5)慢性
婦人科疾患(慢性子宮内膜炎、慢性附属器炎)(6)慢性関節リウマチ(7)神
経痛(8)神経炎
飲用適応症
(1)慢性胃腸カタル(2)胃酸過多症(3)肝臓病(肝炎)と胆道の慢性炎症
(4)糖尿病(5)痛風及び尿酸素質(6)肥胖症(7)腎臓結石又は膀胱結石、殊に
尿酸結石(8)慢性腎盂炎(9)慢性膀胱カタル(10)熱射病殊にその予防に有効
飲用禁忌症
略
露天には一人しか入っておらずちょうど出るところだった。
ようやくぬる湯に入れる。
田んぼの中温泉だ。
う、なんだこれは・・・。水風呂ではないか。
ぬるい湯が注がれているが周りが寒いのですっかり水になっている。
でもここであきらめては何のためにここまで来たかわからない。
(10分ほどたち)
それにしても寒い。これでは風邪をひいてしまう。
出よう。「おーさむ」。
内湯はないのか・・・。
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