草津温泉感謝祭その1
草津温泉感謝祭2日目。メーンイベントの式典を見に行った。練習をみていただけに、期待が高まる。
式典が始まる夜9時の少し前に湯畑広場に行ったが、旅館や飲食店は明かりを消し、真っ暗。湯畑もライトアップしていなかった。式典のスタートを静かに待っていたようだ。
9時ちょうど。光泉寺の階段が光に照らされ、スモークがたちこめる。広場を埋め尽くした観衆から歓声が上がる。ポップスのコンサートのような始まり方だ。
喜多郎風の音楽が流れ、ゆっくり、ゆっくり、たいまつをもった白丁、巫女、そして女神が降りてくる。
「女神降臨の儀」だ。
ステージで「女神源泉お汲(く)み上げの儀」が始まる。巫女が白根山湯釜、西の河原、万代、湯畑の四つの源泉を大きな桶(おけ)に移す。「女神分湯の儀」で、それを女神が小さな桶に分ける。分けたお湯を草津温泉の共同湯などに献上する「献湯の儀」は3日の予定だが、熱の湯への献湯だけ、この日に行われた。
式典が始まる前から雷が鳴っていたが、女神一行が熱の湯に到着したあたりからどしゃぶりになった。
式典中はなんとか持ちこたえた。白根山湯釜の神が雨が降らないようにしてくれたのかもしれない。
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