ぐんま昆虫の森(桐生市)その1
群馬県立のぐんま昆虫の森(桐生市新里町鶴ヶ谷460-1、0277・74・6441)が1日に完成した。
群馬県が豊かな自然が豊富に残されている旧新里村(桐生市新里町)不二山地域の里山を整備して、48haの巨大な森を造った。
ぐんま昆虫の森のホームページに、「なぜ里山に創るのか」を説明している。
近代化に伴う社会の変化は、人々の生活を変えていき、原風景が自然でない子供たちが増えてきました。そして、身近だった里山は荒れ果て、そこに生きてきた生物の数を減少させ、人と環境のつながりを希薄なものにしていきました。(そこで)人間性を取り戻すための場として里山を整備しています。
昆虫を人工的な環境のなかで観察するのではなく、昆虫が育ちやすい環境を造ることで昆虫が多く生息するようにするという考え方で造った「ぐんま昆虫の森」。
園内の大部分は単なる里山だが、その素朴さがいい。昼食がとれる施設はなく(飲み物とお菓子程度は売店で食べられるが)、弁当、水筒を持参しなければならない。家族で来て自然の中で弁当を食るだけでも気持ちがよさそうだ。
開発しすぎない良さが群馬県の良さだと思っているが、昆虫の森はそんな群馬県らしいスポットだ。
大人(400円)、大学生、高校生(200円)は入園料が要るが、中学生以下は無料。地元の子供たちが気軽に毎日遊びに来れるのもいい。
開館時間は4月~10月末日が9時30分~17時(入園時間は16時30分まで)、11月~3月末日が9時30分~16時30分(入園時間は16時まで)。朝早く行かないと見られない昆虫もあるので職員が来れないならば、早朝はフリーパスで入れてくれたらいいのだが。
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