万灯会その３～洞窟観音

　洞窟観音・徳明園（群馬県高崎市石原町2857 ）も万灯会の舞台に加えられた。
　洞窟観音には往生楽土をイメージした30体以上の石仏観音が安置されている。通常は入場料（大人800円）が必要で、9:00～17:00までが営業時間（年中無休）だが、この日は無料で開放されていた。
　白衣大観音から自然道を通って洞窟観音に向かったがあかりはなく真っ暗。携帯のライトで照らしながら10分ほど歩き、ようやく到着した。

　もう少し小さな洞窟かと思っていたが、坑道の長さは400mを超えるという。安置された観音像はどれも見事なできばえ。一見の価値があるスポットだった。

　灯明が飾られているのは出入り口だけだった。

　出口から出るとどしゃぶりになっていた。コーラスの舞台は中止に。灯明の3分の2ほどが雨で消えていた。
　一通り回ってからでよかった。不心得の者が来て、観音様が怒ったのかと思うほどの強い雨だった。
　8時すぎ。ちょうど1時間の万灯会めぐりだった。