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県立ぐんま天文台その3

 天文台本館の開館時間は3~10月が10~17時(施設見学)、19~22時(天体観望)、11~2月が10~16時(施設見学)、18~21時(天体観望)。
 天体「観測」はスケッチをしたり、記録を残したりすることを指し、ただ、星をみるのは「観望」らしい。
 月曜日が休館。天体観望は火曜日も休み。予約なしに一般人が観望できるのは金、土、日。
 さて、昼間に来てしまったのだが、星がなくてどうしようと思っていたら、大きな星があった。太陽だ。
 太陽望遠鏡がある。口径30cmの反射望遠鏡のほか、撮影用屈折望遠鏡が5台付いている。太陽光は展示フロアにある平板へ投影される。
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 平板へ投影された画像を見ると、黒点も見える。地球はこれくらいの大きさ、と比較できるプレートも置いてあった。
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 太陽光のスペクトルや撮影用望遠鏡の像がディスプレーに表示されていた。
 フィルターを通して、水素原子が出す赤い色のHα線だけの様子を調べた画像を見ると、太陽の表面が良く見える。ガスが燃え上がるプロミネンスがよくわかる。
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 下の写真は11mドームにある150cm望遠鏡。目で直接覗くことができるものとしては世界最大クラス。凹面鏡と凸面鏡を組合せて光を集めている。レンズは使っていない。このようなしくみの望遠鏡を反射式望遠鏡という。
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 最初に光が当たる直径が150cmの大きな鏡が見える。
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 下の写真は7mドームの65cm望遠鏡。ぐんま天文台では金、土、日曜日の深夜10時から翌朝6時までは、天気が良ければ、施設の一部を貸切りで利用できる。65cm望遠鏡も貸し出しの対象。機器を使うためには、ぐんま天文台で開かれる望遠鏡操作資格取得講習会に参加し、資格を取得する必要がある。
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 望遠鏡使用の資格までとって観測を始めたら病み付きになるかもしれない。

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