伊香保まつりその5
祭りが盛り上がるのは夜だ。石段街に午後8時半ごろ行くと、人だかりの中に、乱暴な一団が。
威勢のいい男たちが樽みこしを腰で支えながら右へ左へ動き回る。
乱暴なのでのんびり見ていると跳ね飛ばされる。近くに来たら逃げないと痛い目にあう。
子供たちがお囃子を担当。
樽みこしは30歳前後の若衆が腰で支える。若衆は19、20日は子供みこしなどの指導、誘導にあたるので、暴れられるのはこの日のみ。神社本みこしが出るのは19日だが、若衆の乱暴な樽みこしが見物できたので、伊香保まつりの気分には十分浸れた。
若衆はほとんど酔っ払っている。酒臭い。
急な石段街を時に転げ落ちながら、遅くまで押し合いへし合いする若衆の樽みこしだった(翌日怪我だらけなのに気づくのでは)。
伊香保神社が名神大神の社格を拝受した承和2年(835年)9月19日から、この日が神社の例大祭となったという。歴史のある祭りなのだ。
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