« 新玉村ゴルフ場(玉村町) | Main | 富岡製糸場で感謝のつどい »

痛快!キャニオニング――アドベンチャーフェスティバル

tqjdvc00121_i.jpg
 新生・みなかみ町(水上町、月夜野町、新治村が10月1日付で合併して誕生)でアドベンチャーフェスティバルが開かれた。会場の道の駅 水紀行館に午前8時過ぎに到着した。
 事前に「お好みアドベンチャー」を予約。アドベンチャーフェスティバルPASS(保険料など)を購入(2000円=当日、1600円=前売り)して、事前に予約していたキャニオニング(4000円)を午前9時、ラフティング(3000円)を午後1時からはじめることにし、料金を支払った。首都圏はあちこちで真夏日に。水遊びに最適の日となった。
 キャニオニング(canyoning)=写真下、当日別のグループを撮影=は専用の装備を身につけ、沢を下るスポーツ。とにかく面白そうなので申し込んだ。
canyoning003
 ラフティング(rafting)=写真下、当日の別のグループを撮影=はゴムボートで激流を下るスポーツ。これまでにも水上町で利根川を下るボートを見たことがあったので一度トライしたかった。
rafting001
 どちらも通常は料金が8000円以上というスポーツなので、フェスティバルはこれらを体験する絶好の機会だ。
 ラフティングは指導者が外国人。ベースキャンプのような場所に行くまでの運転が荒い。「死んだのはこれまで一人だけなので大丈夫」などとうそか本当かわからないような軽口をたたきながら、ラフティングで必要な合図の仕方などを教えてくれる。
canyoning001
 我々の先生はブラジルから来たというイゴーさん。説明を受けウェットスーツ、ヘルメット、ライフジャケット、パンパース(尻に付けるのでそう呼んでいたが、実際の名前は不明)を装着する。
canyoning002
 到着が遅れたメンバーがいて総勢4人となりそうだったが、なんとか間に合って最終的には8人に。水中に入るので、携帯電話などは預けなければならなかった。ということで貴重な体験写真はなし・・・のはずだったが、一緒に参加した館林市に住むMasaさんがメールで写真を送ってくれた(涙)。これで超楽しかった基調な体験を臨場感をもってリポートできる。写真はMasaさんからいただいた。
 はじめは河原からゆっくり水に入る。寝たまま両手を脚のほうに伸ばし、重ねる姿勢を教わる。膝はすこし曲げる。こうすると肘を岩にぶつけずに済むし、脚も痛くないという。頭は耳まで水につける。この姿勢で渓流を下っていく。”河童の川流れ”という感じだ。
 ところが事態は急転する。高さ20mの滝を滑り落ちるという。途中までロープを身につけるとはいえ、滝つぼははるか下にある。「冗談じゃない」と思った。こんなところから落ちて大丈夫なわけがない。なんと恐ろしい体験ツアーに参加してしまったことか。
canyoning01
 それでも皆、次々にすべり落ちていく。豊島園のウォータスライダーや東京ディズニーランドのスプラッシュ・マウンテンで鍛えたことなど、なんの経験にもならない。どうしよう・・・。
 最後から二人目になった。最後の一人になると余計につらくなりそうだ。思い切って落ちることにした。水中から3秒くらい出てこれないからあわてて水を飲まないようにと言われた。無事、水上に浮き出たらOKの合図をするようにと言われていた。空を見て滑り落ちた。
canyoning02
 あっという間に落ちると水の中。浮き出ると、仲間の歓声。親指を立て、OKの合図をする。よかった。滑り落ちてみると、全身、爽快だった。
canyoning03
20mを下ると次の8mは怖くない。
canyoning04
 と思ったら頭から滑る降りるように言われる。怖い。手を前に出し、スーパーマンのように落ちるのだ。落ちた瞬間、くるっと前に回転するようにする。
 勇気を出して滑り落ちる(降りるというより、落ちるだ)。
canyoning05
 もっと怖いのが3回目。滝つぼに飛び降りろといわれる。そこそこの飛び込み台から飛び込んだことはあるが8mから飛び込むのはとんでもなく高く感じる。
 3、2、1と皆がカウントダウンをする。エイヤー!飛び降りた。
canyoning06
 最後の5mの滝は楽しむことができた。勇気りんりんだ。
canyoning07
 こんなことができるのは仲間がいるからだ。一人だったらとてもできない。仲間はいいなあと改めて思った。
 初対面だったみなさん、もう友達です。

 この後、午後1時からラフティングを体験。距離も短く激流も少なかったので怖くはなかった。キャニオニングを体験するとちょっとやそっとでは怖くない。
 同乗したのが小学生の女の子3人と男女2人。ボートが転覆したら大変と思いながら川を下った。

 また、来年、誰かを誘って川遊びをしてみたい。

| |

« 新玉村ゴルフ場(玉村町) | Main | 富岡製糸場で感謝のつどい »

Comments

楽しそうだなあ、おじさん。
去年、ゴムボートで軽いラフティングをしました。撮影だったのですが、大丈夫というわりには浸水するわ、漕ぎ手のおじさんが川に転落し、死体になるわ、たいへんでした。

Posted by: 賽目日乗 | 2005.10.04 06:05 AM

 群馬に来て最高の面白体験でした。
 今度一緒に行きましょう。死体になってください。

Posted by: フーテンの中 | 2005.10.04 10:54 AM

ども、はじめまして~。(じゃないけど..)
防水携帯もちの神奈川のSです。水上AFお疲れ様でした。
楽しめましたよね。次回はぜひばんじーとびましょ~!
ちなみにこんな感じです。
http://gsxr.exblog.jp/1909004
また一緒にあどべんちゃーしましょう。

Posted by: 紫苑@新海 | 2005.10.04 08:30 PM

バンジーお見事です。私はバンジーまではちょっと(笑)。でもキャニオニングのおかげで、これから滝つぼ手前まで追っ手が迫るようなことがあっても、飛び込んで逃げ切ることができると思います。

Posted by: フーテンの中 | 2005.10.04 10:04 PM

どーもー☆
キャニオニングでご一緒しました荒木です。
さっそく拝見させていただきました♪
たのしかったですよね…でも当日からすごい筋肉痛にヤラレましたけど(涙)

また機会ありましたら館林のラネージュのマスターがLNACで企画してくれるハズ?なんで
是非叫んで騒いで楽しく遊びましょう☆
ではでわ~

Posted by: ひさ | 2005.10.05 05:22 PM

ブログでは正体を隠していたのですが、楽しさを伝えるため、つい正体を現してしまいました。年を取ると、自分の限界を超えることはしないものなので、久しぶりに限界をはるかに超える体験をして、快感でした。実はちょっと風邪ぎみですが、これはキャニオニングの川のせいではなくラフティングの利根川のせいということにしています。

Posted by: フーテンの中 | 2005.10.06 08:20 PM

いやー、すごい。ご立派。こんな勇気があったとは、見直しましたわ。私も、やってみたい、とは思うけど・・・。ちょっと怖い。

Posted by: BUNNY | 2005.10.07 02:25 PM

命の洗濯でした。
冥土の土産になります。
なんてね(笑)。

Posted by: フーテンの中 | 2005.10.07 03:25 PM

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 痛快!キャニオニング――アドベンチャーフェスティバル:

« 新玉村ゴルフ場(玉村町) | Main | 富岡製糸場で感謝のつどい »