尾瀬沼その1(三平峠まで)
尾瀬には過去3回行ったが、すべて尾瀬ヶ原だった。まもなく尾瀬へのアクセス道路も冬季閉鎖となるため、まだ行っていない尾瀬沼に山登りの師匠、Mさんと行くことにした。
Mさんのクルマで午前6時半前橋発。関越自動車道に乗り前橋ICから沼田ICへ。沼田ICから国道120号線、401号線を走り、いつもならば途中で鳩待峠方面に左折するところをそのまままっすぐ大清水へ向かう。
尾瀬戸倉から大清水に行く道路は、紅葉が美しい。道路の両側の木々が赤、黄色に彩られ、紅葉のアーチの中をくぐりぬけていく感じだ。吾妻渓谷の紅葉も美しいが、この紅葉は群馬でも1、2位を争う美しさではないか。
大清水小屋にクルマをとめ(駐車料金500円)、ここから一ノ瀬の登山口まで歩く。
8時15分スタート。 一ノ瀬の登山口までの区間が退屈と言う人が多いらしく、鳩待峠からの入山者に比べ大清水からの入山者は少ない。しかし、私にとっては良いウォーミングアップになった。いきなり急な坂をのぼるのは、ふだんほとんど歩いていない身にはつらい。
9時10分に一ノ瀬登山口に着いた。登山口には鳩待峠同様、靴の種子を落とす人工芝のマットが置いてあった。
三平峠までずっと登りだ。美しい渓流を眺めながら、ゆっくり、ゆっくり登る。
山登りはいつもきつい。あまり先を考えずに、とにかく一歩一歩進む。そうすれば、知らず知らずのうちにかなり高いところまで登っている。
10時15分、三平峠に到着。標高1762m。あとは下るだけ。もうすぐ尾瀬沼だ。
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