群馬県立土屋文明記念文学館(群馬町)
群馬県には前橋文学館(前橋市千代田町3-12-10、027・235・8011)、竹久夢二伊香保記念館(伊香保町伊香保544-119、0279・72・4788)、徳富蘆花記念文学館(伊香保町伊香保614-8、0279・72・2237)、田山花袋記念館(館林市城町1-3、0276・74・5100)、鬼城草庵(村上鬼城資料館、高崎市並榎町288、027・326・9834)、生方記念文庫(沼田市上之町199、0278・22・3110)、三国路紀行文学館(みなかみ町猿ケ京温泉1175、0278・66・1110)など多くの文学館があるが、群馬県の文学の全貌を知りたければ県立土屋文明記念文学館(群馬町保渡田2000、027・373・7721)に行くのがいいだろう。
群馬町出身の土屋文明の遺族から寄贈された文学資料をもとに、最初は群馬町が文学館を造ろうとしたらしいが、最終的には群馬県立となった。萩原朔太郎、田山花袋あたりならば受験勉強で名前くらいは知っていると思うが土屋文明となると、本当に文学を勉強した人しか知らないのではないか。そんな名前が冠せられているため、余計足が遠のきそう(一般の人はそうでもないか・・・。私は文学館が苦手なので)だが、収蔵している資料は14万点と充実している。このうち12万点の書籍、雑誌は館の中ならば閲覧できる。群馬県の文学を研究したい人には貴重な文学館なのだ。
萩原朔太郎など他の文学館で扱う文学者の資料も多数収蔵しているのだから、他の文学館とジョイントで企画展をするなど、もう少し、土屋文明色を薄くしてもいいような気がする。
文学にそんなに関心のない人は、イタリアンレストランもあるので、散歩がてら訪れ、資料室で読書でもしたらいいのではないか。
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