NON5(前橋市、カラオケスナック)=2009年6月末で閉店
夜はお子様たちを家に置いてM君と馴染みのカラオケスナックに行った。
NON5(ノン・ファイブ)。前橋市千代田町4-1-19パル千代田ビル4階にある。電話番号が027・234・6789で、5がない(1もないけれど(^_^;))ことからNON5と命名したらしい。前橋で18年も営業しているという。
前橋市では人に連れられていくつかのカラオケスナックに行ったが、やはり職場の前任者から引き継いだ”ホーム”の店が一番落ち着く。
なんといっても写真中央のママ、くま子さんの気さくで元気なキャラクターが魅力。ママを囲む若手は右から理恵さん、ひかりさん、なみさん。
追記)2009.6.13 6月末で閉店すると群馬県に住む友人のKさんから電話があり、谷川岳登山の帰り、前橋に立ち寄り、NON5に行った。
デジカメが最後のロープウェイの写真を撮影後、壊れてまったく操作できず、ケータイでくま子さん(最近前橋市になったところの出身)、理恵さんの写真を撮った。
不況で定額制の飲み放題のカラオケスナックが最近は多くなったそうだ。カラオケの世界もパケ放題。酒放題か。NON5のような一人ひとりに対してしっかり接客する店には厳しい環境変化だ。
しかし、NON5も3月から閉店の6月まで、4000円の定額での飲み放題で“最後のご愛顧”。
ただし、ビール、ワインはないので、飲みたい人は持ち込んでほしいそうだ。だから、髭男爵のようにワイングラス片手に入店してもいいそうだ(笑)。
21年も営業した店だ。なくなってしまうのは悲しい。
不況だけでなく、前橋中心市街地の地盤沈下も影響して店の経営が厳しくなってきたようだ。
14日に、JR前橋駅近くのダイハツ車体の工場跡地にできたKEYAKI WALK MAEBASHI(アピタと150の専門店)を見てきた。紀伊国屋書店、ユナイテッド・シネマ前橋に近い駐車場は10時過ぎに訪れたときはいっぱいで、アピタ側はガラガラだった。映画館がお客を引っ張っており、その恩恵が他の店に及んでいるかはわからない。
紀伊国屋書店の広さには驚いた。専門的な本ならAmazonでも買える。地方都市でこんな大きな店が成り立つのかと思った。全体のつくりはほかの大規模ショッピングセンターと変わらないが、個々の店、特に飲食店は魅力に乏しい。
カラオケスナックなど夜の店も含め、猥雑で雑多なところが魅力の中心市街地。これに対して100年後にはあるかどうか分からない底の浅いショッピングセンター。今の便利さは大事かもしれないが、これからのまちづくりは100年後にも残るものをつくる、という視点も大切だ。その土地に根をはらないものは本当には愛されない。
Kさんは同じ年齢。Kさんの選曲をうけて次の曲を選ぶというように、リレー形式で深夜まで歌いまくった。
結局30曲も歌ってしまった。カラオケボックスより安い。
NON5と、その閉店を教えてくれたKさん、ありがとう。
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