スバル最中(太田市・伊勢屋)
富士重工業群馬製作所本工場(太田市スバル町1-1)の正門からみて右手に「スバル最中(もなか)」の看板を掲げた伊勢屋(太田市東本町24-23、0276・22・2858)がある。
創業昭和9年。昭和36年にスバル360をかたどったスバル最中を発売したという。
その後スバル360はレオーネに”モデルチェンジ”し、昨年4月、レガシィB4に切り替えた。
2000年にスバル360のお菓子も復活してほしいとの要望にこたえ、スバル360(サブロク)焼も発売した。小麦粉に練乳、砂糖、バターで作った生地に白あんを入れた”洋風和菓子”だ。19年前にレオーネが出たときに瓦せんべい風「THEスバル」も発売。
360焼、最中、THEスバルをセットにしたアラカルトもある。3種類のスバルブランド菓子はどれも105円。
スバル最中は10個入り1155円、16個入り1837円、20個入り2310円と、詰め合わせをPRしているが、実は箱詰めもその場で行っており、大きさが同じ360焼と最中ならば4個と6個、半分ずつとか、自由に詰め合わせを依頼できる。二つを組み合わせたときはかけ紙を360、包装紙を最中にするなどの工夫をしてくれる。
最中などはすべて手作りで、あんこがぎっしり詰まっている。朝150個くらい作り、売れ行きをみて午後また作る。最中、360焼の夏季の賞味期限は1週間、THEスバルが3週間。でも、新しければよいというものでもないらしく1週間くらいした最中が一番風味が良いと、店を切り盛りする奥さんが言っていた。
クルマも最中も金型で作る。
スバルファンは”スバリスト”と呼ばれ、今でも360を連ねて太田にやってくることがあるらしい。そんなスバリストには包装紙も魅力だ。
初代スバル最中の包装紙。
詰め合わせを買った。歴代スバル車を紹介する「スバルの歩み」を同封してくれる。
お菓子は素朴な味。太田土産としてお薦め。
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Comments
はじめまして。
いつも楽しく拝見させていただいてます。
私は去年の夏に東京から群馬に引越してきました。
環境がガラッと変わってしまって、
最初のうちは、東京に帰りたいなぁ、なんて思うこともありましたが、
最近は面白そうな群馬情報を収集することにいそしんでいます。
「ぐんぐんぐんま」はとっても参考になります。
ありがとうございます。
3月に東京へ引越されるそうですが、
これからも群馬情報をよろしくお願いします。
勝手に頼りにしちゃってます。
まだまだ寒い日が続きますので、
お体にお気をつけて。
引越の準備と群馬巡り、がんばってくださいね。
Posted by: みみみ | 2006.01.30 09:26 AM
どうもありがとうございます。
ブログははじめ、行った店や施設をすぐ忘れてしまうため、メモ代わりに書いていたのですが、読んでくださる方が増えるに従って、読者を意識するようになり、「あそこもチェックしておかなければ、期待にこたえられない」などと燃えてきました。
燃え尽きないうちに、転勤というのは良かったのかもしれません。
そんなに群馬に来られるわけではないので、温泉や飲食店は、すでにチェックして気にいったところを訪ねそうですが、山などはもっといろいろなところに登ってみたいと思っています。
Posted by: フーテンの中 | 2006.01.30 11:44 AM
フーテンの中さん、ごぶさたしています。
群馬マダムことoyamaです。
わが町太田にお越しだったのですね。
富士重工さんの工場は、ほぼ毎日のように眺めていますが、中を見学できるとは知りませんでした。
近いうちに行ってみようと思います。
それから転勤で群馬を離れるとのこと、残念です。
「東京に戻っても群馬県は故郷にしたい。」という心境も、何だか分かる気がします。
私が、こちらに来てやがて1年です。
「ぐんぐんぐんま」をずい分参考にさせていただきました。ありがとうございました。
これからの展開も楽しみにしています。
Posted by: oyama | 2006.02.03 03:53 PM
芥川賞作家の絲山秋子さんも群馬が大好きなようですね。
東京から、埼玉、群馬と切れ目なく平野が広がっており、東京と群馬は同じ文化だと思います。しかも東京にあった懐かしいものが残っている。
東京でストレスがいっぱいになったら群馬に来ようと思います。
Posted by: フーテンの中 | 2006.02.05 08:38 PM