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砂塩酵素風呂(川原湯温泉・高田屋旅館)

 川原湯温泉・高田屋旅館の砂塩酵素風呂に一度入ってみたいと思っていた。
 電話をすると日帰りもOKということで行ってみた。
 日帰り温泉入浴+砂塩酵素風呂+共同休憩場で休憩(館内利用は2時間)で10~15時が2625円。15~17時が3150円。この日は午後3時前で2625円だった。
 ホームページによると、砂塩酵素風呂は、銀イオンセラミックと原塩と酵素の働きにより全身の血気の流れを正し、凝り固まった筋肉をほぐし、身体の新陳代謝をはかることにより、成人病、胃腸疾患、神経痛、リュウマチ、腰痛、五十肩、脳卒中後麻痺、骨折、冷え性、こわばり、自律神経失調症、糖尿病、痛風、肥満、便秘、心身症、アトピー性皮膚炎、美容などによいとされている。
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 浴衣だけを羽織って、約45度の砂に入る。白いきれいな砂だ。砂をかけてもらい、15分”入浴”する。
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 底は鉄板が敷いてあるのかと思ったが木の板の下に70℃くらいの温泉が流れているとのこと。
 係の人が顔を冷たいタオルで拭いてくれる。気持ちがいい。
 しばらくすると顔がかゆくなってくる。手が使えないので係の人に言うと、汗が出てきたためで、自然にかゆみはとれるという。
 だんだん背中、尻が熱くなってくる。顔は依然、かゆかったが、背中の熱さで気にならなくなってしまった。これは快適というより苦行だ。う~熱い。
 係の人に尋ねると3分で我慢できずに出た人もいるそうだ。
 じっとしていると熱いので、係の人に再び聞くと、手を上げたり、寝返りをしてもいいそうだ。しかし、もう14分過ぎていた。もっと早く言ってほしかった。
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 汗と砂をシャワーで流し、外に出ると、こんな文句が。やはり涙を出す人が多かったのか。
 体は相当温まり、しばらくぽかぽかしていた。もう温泉に入らなくてもいい気分だったが、せっかくなので温泉にも入った。
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 源泉は川原湯温泉「元の湯」と「新湯」の混合泉。泉温は71.6℃(調査時の気温 25.5℃)。泉質は含硫黄-カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉(中性低張性高温泉)。無職透明で、硫化水素臭がある温泉だ。
 療養泉分類の泉質に基づく適応症は、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、動脈硬化症。
 源泉の温度が高いため、加水している。衛生管理のため循環ろ過装置を使用、塩素系薬剤で消毒している。
 ただ、湯花が浮いていて、塩素臭もせず、かけ流しに近い感覚の温泉だった。


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Comments

ううううう、なんだ、この死体は(笑い)。猛烈に苦しかった、奇妙な思い出として、死ぬまで忘れることがないと思う。地獄の責め苦じゃった。

Posted by: 賽目 | 2006.02.07 08:50 AM

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