湯元藪塚館(群馬県太田市)
鳳凰ゴルフ倶楽部の帰り、道に迷って、気がつくとやぶ塚温泉の入り口にいた。
温泉の神様が導いてくれたに違いない。
やぶ塚温泉はホテルふせじまに行ったことはあるが、ふせじまは建物が近代的だったので、今回はひなびた感じを求めて、湯元藪塚館(群馬県太田市藪塚町211、0277・78・2518)を訪ねた。入浴料800円。
太田市のホームページによると、やぶ塚温泉には次のような言い伝えがある。
昔、里人は岩窟から湧き出る湯を病を治す湯治場として使っていましたが、ある日この妙湯に馬が飛び込み、一声高くいななくと雲と雨を起こして天に舞昇りました。以来、冷泉に変わってしまいましたが、村の老人の枕辺に薬師如来が現われ、「この水を沸かせば、万病に効く霊泉となる。」と告げました。この民話にも語られた温泉は、天智天皇の御代、行基上人により開いたと伝えられ、また新田義貞が鎌倉攻めの折、兵士を湯治させました。歴史とともに今も沸き出ずる名泉がここにあります。
というわけで、源泉は16.3℃。当然加温している。
循環ろ過もしているらしいが湯花が残っていて、なかなか良い湯だった。
泉質はメタケイ酸及び炭酸水素ナトリウム。
入浴時間は15時から20時くらいまで。
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