熱海湯(東京・神楽坂、銭湯)
神楽坂の阿ら井という店での飲み会が終わって、飯田橋駅に向かう途中、銭湯を見つけた。「熱海湯」(新宿区神楽坂3-6、03・3260・1053)。
温泉好きの血が蘇った。入ってみよう。
大人(12才以上)430円、中人(9才以上12才未満、小学生)180円、小人(9才未満、未就学児)80円、とある。
番台で430円を払い、さっそく湯舟につかる。
湯舟は二つあり、ひとつは備長炭風呂。
湯が熱く、それで熱海湯というのかと思った。
つかるだけで出ることにし、服を着ようと思ったところで気がついた。タオルがないと服がぬれてしまう。
番台のおっちゃんに「タオル売ってますか」と聞くと、「無料で貸すよ」との返事。ありがたい。
タオルが無料ならば、飲み会の前にちょっと風呂に寄れるではないか。
番台のそばにあるテレビではTBSに「筋肉番付」が流れていた。「ありゃあ、腕立て伏せじゃないね。腕を曲げてない」などとおっちゃんと会話しながらくつろぐ。庶民的でいいなあ。
群馬では「水道水を沸かして温泉とはけしからん」などと言っていたが、温かいお湯と雰囲気は立派な付加価値。有用な成分がないお湯でもお金を払う価値がある。
営業時間は午後3時から午前零時半まで。土曜定休。
午後11時近くになると急に込んできた。
東京の銭湯や温泉も回ってみたくなってきた。
銭湯は厳密に言うと「温泉」ではないのだが、カテゴリーは「温泉」にする。
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