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多古久(東京・上野、おでん)

多古久
 夜、1904年創業というおでんの店、多古久(東京都台東区上野2-11-8、03・3831・5088)に行った。地下鉄湯島駅から不忍池方面に行き、仲町通りを入って左側にある。古い建物だ。この通りは古い建物か風俗かといった感じだ。
 関東風のおでん。大根、トロのネギマ、コンニャクなど、味がしみていて、とてもうまい。おばちゃんも味がある。
 時間がとまったような、とても楽しいひと時を過ごせた。
 月曜定休。営業時間は午後6時から午前零時まで。

 夜の仲町通りは、店を出てからが大変だ。日曜日の昼間は閑散としていたが、夜になると客引きが多い。ママ自らが客を引いていたりするので、美人の客引きも多い。同僚のKさんは慣れたもので、まったく店に入る気はないのに、客引きの女性との会話を楽しんでいる。彼はこの通りを通過するのに通常30分はかかるそうだ(笑)。
 
 上野は本当に不思議なところだ。周りが風俗店だらけになっても、古い店が堂々と営業を続けている。本当にいい店は周りがどうなろうと、景気がどうなろうと、強い魅力で人を集めるようだ。

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