「水芭蕉」が置いてある蕎楽亭(東京・神楽坂、そば)
そば屋選びは「大人のそば屋はここにある!」(大人のそば屋同好会、集英社文庫)を参考にすることが多い。ここで紹介しているそば屋は今のところ、「当たり」ばかりだ。
今日訪ねたのは蕎楽亭(きょうらくてい、東京都新宿区神楽坂3-6、神楽坂館1階、03・3269・3233)。毘沙門天のすぐ近く。
カウンター席に座り、まず生ビールを頼んだ。生ビールを飲みながら、「次は熱燗にしようか」と思いお酒のメニューを見ていて、見つけた、群馬の酒!「水芭蕉」が置いてある!
東京で地酒を揃えている店に何軒か行ったが、群馬県の地酒は知名度が低く、人気もないようで、なかなか飲めない。群馬県の地酒を置いている百貨店も少ない。東京で群馬県のお酒を飲むのは至難の業なのだ。
そういえば、群馬県の料亭では新潟のお酒を用意しているところがほとんどだった。群馬県内でもそうだから、東京の飲食店が群馬県の地酒を扱わないのもやむを得ないのかもしれない。
熱燗はやめ、水芭蕉を頼んだ。店の人は蔵まで行ったらしい。「川場村は水がきれいでいいところですね」と言われてうれしくなった。
つまみは、ざる豆腐、出し巻き玉子、焼きのり。ざる豆腐は塩で食べる。天ぷら(活才巻海老・活穴子・野菜三品)も頼んだ。揚げたてが一つずつ出てくる。この店の店の天ぷらは光る。
水芭蕉は3合も飲んでしまった。
そろそろそばを。
十割そば(玄そばのまま挽いた黒っぽいそば、1000円)を頼んだ。
香りもよくとてもおいしい。
群馬県ではそばをよく食べた。この店で水芭蕉を飲んでそばを食べると群馬県を思い出す。
「ぐんま観光特使推薦の店」としたい。
営業時間は11:30~15:00、17:00~21:00。日曜、祝日休み(月曜は夜のみ)。
21時ラストオーダーだが、21時半くらいに来た客にも対応していた。
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Comments
こんばんは
新しいカテゴリができましたね。
この新カテの今後に注目です!
是非充実させて下さいませ。
お願いいたします
>「ぐんま観光特使推薦の店」
正式にそんな制度?があっても面白そうですね
Posted by: こにタン | 2006.12.18 11:46 PM
「ぐんま観光特使推薦の店」。
勝手に制度を作って申し訳ありません(笑)。
Posted by: フーテンの中 | 2006.12.19 09:14 AM