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ハードルが高いイタリア料理

 またイタリア料理を作ったが、ハードルが高い。思ったものとは別物の料理ができてしまった。
 まずは鶏胸肉のソテー、パルミジャーノソース。
 料理のできあがり写真はこんな感じだ。
Ochiairyori070202_3
 パルミジャーノソースがかかっていて、鶏肉は薄くておいしそう。
 ところが私が作った同じ料理はこんな感じになってしまった。
Ochiairyori070202_1
 とても同じメニューとは思えない(^_^;)。
作り方(世界文化社「落合務シェフのイタリアン」)を見ると、「鶏胸肉は皮をはいで、繊維に直角方向で厚さ2cmに切る。この切り身の中央に切り目を入れ、観音開きにする」となっている・・・。そうか、観音開きにしていなかった。
 「肉たたきで厚さ6~8mmにのばし、片面に塩、こしょうをふり、強力粉をまぶす」
 肉たたきがなく包丁でたたくので、なかなか平べったくはならない。

 「フライパンにサラダ油とバター小さじ1を熱し、鶏肉の両面を軽く焼く。白ワインを加え、フライパンをゆすりながら水分を手早く蒸発させる。肉だけ取り出す」
 「すりおろしたパルミジャーノチーズと水少量を加え、とろりと伸ばす」
 水が足りなかったのかもしれない。
 「肉を戻し入れ、パルミジャーノチーズの薄切りをのせ、オーブンに入れてチーズにとけるまで焼く」
 チーズは溶けず、カチカチになってしまったのが敗因。少なくとも、パルミジャーノソースといえるものはできなかった。
 イアリア料理は難しい。
 もう一つ、「ゴルゴンゾーラチーズのペンネ」は恐らく、料理本に近いものができた。
 「材料は2人前。鍋に牛乳120mℓとゴルゴンゾーラチーズ80gを入れて弱火にかけ、沸騰しないように注意して、鍋をゆすりながらチーズを溶かし、クリーム状にする」
 「ゆで上がったペンネを入れ、パルミジャーノチーズを加えて火を止め、バターを加えてよくあえる」
 こんな感じになった。
Ochiairyori070202_2
 料理本をみての独学だと、なかなか調理方法の細部まではわからないが、ゴルゴンゾーラチーズのペンネはうまくできたと思った。ところが、「本当にこれが完成品?」と家族に疑われた。疑われると、自信がなくなる。
 でも、まずは一度、作ることだ。そのうちにコツもわかるだろう。

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