丹沢山塊・大山
今年初めての山は、丹沢山塊の入り口にそびえる大山(1252m)。
山登りの師匠、Mさんが群馬から東京に転勤になり、これからは群馬以外の山も連れて行ってもらう。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、「丹沢山地は古来より信仰の山として知られ、山伏など修験者の修業の場でもあった。山岳や地名には仏果山、経ヶ岳、華厳山、行者ヶ岳、尊仏山(塔ノ岳)、薬師岳(蛭ヶ岳)、菩提、法輪堂(おろんど)など、信仰にちなんだ名前が数多くある」
「奈良時代、僧良弁により開山されたといわれる丹沢山地のシンボル的存在の大山(古くは雨降山ともいった)は、関八州の雨乞いの霊場であり、山頂に大山阿夫利神社(おおやまあふりじんじゃ)、中腹に雨降山大山寺(別名 大山不動尊)、麓周辺に日向薬師(ひなたやくし)がある」
「江戸時代には信仰の対象としての大山参りが大変盛んで、記録によると大山参りのための大山講が江戸を中心に各地に組織され、登山ができたのは夏場の短期間かつ許可が必要だったにもかかわらず、一夏に10万人近くもの参拝客があったという。大山は山頂からの眺望が良く、比較的手軽に登れるため現在も人気があり、登山口である表参道には多くの宿坊と土産物屋が軒を連ねている」
大山ケーブルカーがあり、山麓の追分駅から下社駅まで利用すると山頂まで1時間半。けれども「健脚」の我々はケーブルカーを利用せず、下から登っていくことにした。
小田急線で新宿から秦野まで行き、秦野から蓑毛までバスに乗った。
午前9時ごろに蓑毛をスタートした。
途中、水飲み場があった。秦野盆地湧水群は全国名水百選にも選ばれている。
1時間20分でヤビツ峠に到着。ここまでバスで来くこともできるが、Mさん、名水を味わえるように蓑毛からのスタートにしてくれたらしい。
大山山頂に向けスタートするが、途中には可愛らしい山桜も。
大山山頂が遠くに見える。
鳥居まで来た。もう少しで山頂だ。
ただ、参道は通らずに左脇の道を行った。景色がよかった。
山頂にちょうど正午に到着。おにぎりを食べた。
神社にお参り。
12時半に下山開始。下りは不動尻見晴台へ向かう。その先に広沢寺温泉があるからだ。Mさん、山登りの後はちゃんと温泉を考えてくれる。
まだ雪が完全には溶けておらず、ぬかるんだ道が多かった。
下りの道は結構距離があり、脚ががくがくしてきた。下山して45分。振り返ると大山が見えた。
こんな感じで温泉の案内まであるのだが、なかなか着かない。
2時45分にアスファルトの道まで出てくるが、ここからがまた長かった。
山ノ神トンネルを通って(中は真っ暗)
広沢寺温泉に着いたのは3時半だった。
下山から3時間。
温泉でゆっくりしたい。
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Comments
大山、一度いきたかったのですが、どうでしたか。麓にあるという宿坊とか豆腐料理屋とかが気になっていたのですが…
Posted by: 賽目 | 2007.04.28 02:27 PM
豆腐料理とかは今回はパスしましたが、いろいろ楽しそうなところです。
Posted by: フーテンの中 | 2007.04.28 07:12 PM
大山下社からトラバースして蓑毛に行く最後の蓑庵もなかなかグッドです。
豆腐、川魚等色々あります。
でも一番ディープなのは町田の柿島屋です。
マンションに入ってから、風情はないですが、昭和その物です。
Posted by: こばりん | 2007.05.02 09:12 PM
豆腐も食べてみたいです。楽しそうなところですね。
Posted by: フーテンの中 | 2007.05.06 04:57 PM