ワインバー エノテカノリーオ(東京・四谷三丁目)=2008.12.30閉店
民家をそのまま店にしているイタリア料理店「エノテカノリーオ」が四谷三丁目駅前に「ワインバー エノテカノリーオ」(新宿区四谷3-9-1 四谷シンコービル4F、03・5919・2781)を開いた。4日にオープンしたばかり。さっそく行ってみた。
四谷三丁目駅1番出口を出ると京粕漬の「魚久」が入っているビルがある。その4階だ。
ビルの案内に「ワインバー エノテカノリーオ」と小さく書いているだけなので一見さんは見逃してしまいそう。
店に入ると真ん中に半円のカウンター席(8席)があり、テーブル席(12席)が周りにある。ソムリエとの会話を楽しみながらと思い、迷わずカウンターに座った。
グラスワインは800〜2000円。「ワインの散歩道」(4900円)を注文すると、スプマンテ又はシャンパン、白ワイン、赤ワイン2種、デザートワイン又はグラッパ。計5グラスが飲める。
料理も「福島産無農薬ルッコラと夢咲トマトのサラダ」などエノテカノリーオの代表的な人気メニューがある。駅に近く、営業時間が18:00〜24:00(日曜定休)ということで、気軽に立ち寄っていつでもおいしいワインと料理が楽しめるのはうれしい。
サンダニエーレ産生ハムとフィノッキオーナサラミ( 1200円)。
ボローニャ風ラグーのタリアテッレ(1500円)。
店のスタッフもとても感じがよい。
追記 2008.12.9)「ワインバー エノテカノリーオ」が2008年12月30日に閉店する。イタリア料理店の「エノテカノリーオ」の姉妹店という部分以上に二人のソムリエの存在が大きかった。彼らのワインの選択、彼らとの会話を楽しんだ客は多いはずだ。経営的な判断のなかでワインバーは閉店するが、二人のソムリエはそれぞれに別の場所で活躍することだろう。彼らがサービスをする新しい店をぜひ訪ねてみたい。泉俊輔さん、八木いつかさん、お疲れさま。
追記 2008.12.25)閉店前にもう一度、エノテカのワインバーに行った。この店がなくなるのが信じられない。隠れ家として利用していたので友人に教えなかった。そんな人たちが多かったのかもしれない。この店でワインを教えてもらった。幸い、泉さん、八木さんの新しい職場も決まったという。彼らとはずっとお付き合いしたい。
左から泉俊輔さん、八木いつかさん、経営者の斎藤典生さん。
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