カワハギ釣り(松島港から)
11月23日から西伊豆で一泊二日の釣り。深夜2時に師匠のKさんに迎えに来てもらい、沼津方面に向かった。午前6時に松崎港で仲間と合流。
貸し切りの釣り船「権助丸」(静岡県賀茂郡松崎町雲見247、0558・45・0406)に乗船した。
午前6時15分ごろ出港。
6時50分ごろには最初の釣り場に到着。
カワハギ釣りの仕掛けは3本バリ。キラキラ光る中オモリも付ける。
エサはアサリのムキ身。水管、ベロにハリを刺し、黒いワタがカワハギに見えるようにエサを付けると良いという。エサをうまく付けるとよく釣れることが後でわかった。
釣り方は、オモリが底に着いたら少したるませ、一瞬止めた後、ゆっくり引き上げる。このときにアタリが出ることが多い。
という理屈なのだが、最初はアタリがわからない。たまたま引き上げたら一枚(カワハギは枚と数えるらしい)目が釣れていた。
1枚目が釣れたのは7時25分。
しかし、この後、なかなか釣れない。船の先の方で、波を乗り越えるときに上下の揺れが激しい。だんだん酔ってきた。エサを付けるのもつらい。エサの付け方がいい加減だと、さすがにエサを食わない。しかし、1枚ではあまりに寂しいと思っていたら、ようやく2枚目が釣れた。
8時40分。とても気持ちが悪いので「僕は二枚目だから、二枚目で満足」というと、すかさずKさんが「おまえは三枚目。もう一匹がんばれ」。
うう。気持ちが悪い。移動中にげろげろ海中に吐いてしまった。
もどすと多少元気になる。船が移動中は横になって、釣り場に来ると起き上がって釣った。
3枚目が釣れたのが9時半。
もうやめようと思ったが「4人家族だろ。4枚は釣れよ」とKさんに言われた。
4枚目が釣れたのはその10分後。目標は達成した。今日は終わり。そのまま横になって1時間ほどぐっすり寝た。
ぐっすり寝ると気持ちが良くなっていた。もう釣りは終わりかな、と思ってみるとまだみな釣っている。
それではまた釣るか、とエサをつけた。
今度はオモリを投げ入れて、底についたとたんに釣れた。
午前11時。すでに釣ったカワハギはKさんがクーラーの中に入れてくれていた。
エサも初めよりはうまく付けられるようになり、カワハギとの駆け引きも多少うまくなった。
11時15分に6枚目、30分に7枚目が釣れ、50分に8枚目が釣れた。12時20分に9枚目。25分には10枚目がかかった。その後、ちょっと間があくが、午後1時20分に11枚目。
25分にはなんと2枚が一度に釣れた。
午後1時半で終わりとのこと。13枚では縁起が悪いと頑張ったら、1時半ちょうどに14枚目が釣れた。
大漁だ\(^o^)/
すっかりカワハギ釣りを堪能した。
後半の頑張りで一緒に行った仲間と比べても遜色のない枚数になった。
13時45分、港に戻る。写真は権助丸と船長の渡邉要市さん。
序盤はとても苦しい釣りだったが、終わり良ければすべて良し。港に着くとまだ世界が回っていたが、食欲旺盛で、もどしたのがうそのようだった。
この後、船長の親戚が経営する民宿「出見世」(静岡県賀茂郡松崎町雲見475、0558・45・0341)に向かった。
新鮮な海の幸の料理を味わい、雲見温泉につかった。
雲見温泉は海辺ならではのカルシウム・ナトリウムー塩化物泉の混合泉で、なめると塩辛い特徴あるお湯。体がよく温まり、保温時間が長い。
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Comments
ううう、釣りがしたくなってきた。あの独特のにおいというか感覚は楽しいよなあ。え、カワハギの肝が食いたいだけだろうって。そらあそうだよ。海のない国はやっぱり楽しみ半分かな。
Posted by: 賽目 | 2007.12.03 02:23 PM