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エドヤ(東京・麻布十番、洋食)=閉店

追記)2019年3月中旬に閉店。64年間も続いた店だった。

 

 ハンバーグがおいしいと聞いて、エドヤ(東京都港区麻布十番2-12-8、03・3452・2922)に行った。

 

 

 1954年創業の老舗洋食店。予約はできないが、いつでも受け入れてくれるということで、親しみを感じる。
 ハンバーグ(1365円)を頼んだ。
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 目玉焼きが乗っている、懐かしい感じのハンバーグ。デミグラスソースがおいしい。
 大江戸線で自宅近くまで一本で帰れることもあり、最近、麻布十番によく行くが、こうした手ごろな洋食屋さんがあるのも麻布十番の良いところ。
 次はオムライスを頼もう。
 営業時間はランチ(平日)が11:30~14:15、ランチ(土・日・祝)が11:30~14:50。ディナー(平日と土曜)が18:00~22:00、ディナー(日・祝)が17:00~21:30。
 火曜日と第3水曜日が定休。

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浅見カントリー倶楽部(水戸市)でラウンドレッスン

 ゴルフ雑誌の編集などを手がける高校時代の友人、H君から23日、電話があった。「一人空いているので、一緒に回らないか」。二つ返事でOKした。
 回ったのは浅見カントリー倶楽部(茨城県水戸市杉崎町1916-1、029・259・3811)。H君のゴルフの師匠も一緒だった。久富章嗣さん。
 ゴルフ場に向かう車中からレッスンは始まった。
 ミドルホールでツーオンを狙うのは72で回る人の青写真。ツーオンできなかったからといってがっかりするのは間違っている。初めからボギー、ダブルボギーをとるゴルフの青写真を描くべきだ」。
 たまたまドライバーで良い当たりが出たのに2打目がシャンクで林。結局、4オン――といったことが頻発していたが、これは90も切れないのに72のゴルフを目指しているからというのだ。
 初めから、3オンとか4オンでいいと思えば緊張してシャンクになることもない。無理にピンを狙って手前のバンカーに入ることもない。
 そんなケースで仮にツーオンできてもそれは「偶然」だという。偶然に頼っていては決してうまくならない。手前につけようとしていたら、打ちすぎてピン近くまで行くようなことが実は多いという。90のゴルフを目指すべき人が72のゴルフを目指すことによって緊張して失敗してスコアを悪くするより、初めから90を狙い、リラックスして打ち、その結果、間違えてツーオンしてしまう。同じ「間違い」「失敗」でも青写真の設定次第で良い方にも悪い方にも転ぶ。
 うーん、なるほど。我々は練習不十分でラウンドするのだから、できもしない技術に挑戦するよりも、初めから手の届く青写真を描いてラウンドすれば、精神的にも安定する。戦略性というゴルフの面白さも加わる。
 早くゴルフがしたくなった。
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 浅見カントリー倶楽部は「フラットな丘陵地帯に美しくレイアウトされた林間コース。東側には約10万坪の武具池がコースを抱くように配置され、その他11個の池が戦略性を高めるだけでなく美観にも効果的な役割を果たしている。ホール攻略はハイレベルの技量と距離感が要求される。'79年の日本プロ開催コースとしても知られている」。
 難しくて手ごたえのあるコースだった。
 中コース(3142ヤード、パー543543444)と南コース(3167ヤード、パー443445435)を回った。中・南のコースレートは71.3。
 練習場ではまっすぐ打てて調子がいいと思っていたら久富さんに「力を入れすぎ。構えるときに腕が突っ張っている。だらりと垂らす感じで構えないとだめ。ショットも必要以上に力が入っている」とアドバイスされた。
 そして、フック(ドロー)とスライス(フェード)の打ち分け方も教わった。左に絶対打ってはいけない、と言うときに右に曲がるボールを打てばそれだけ安全だ。また、右に曲がっているコースで左の林に入れると横に出しても距離が稼げるが、右の林に入れると横に出しても距離が稼げない。そんなときには悪くても左の林を狙う。コースマネジメントには打つボールの種類も大事なのだ。
 右手だけで力を入れずに自然に打とうとすると、ボールは左に行く。左手だけだと逆に右に行く。これを利用して、右に打ちたい時は右手のグリップを緩める(人差し指、中指はほとんど使わない)、左に打ちたい時は左のグリップを緩める(中指、小指はほとんど使わない)。力が入って左に行くときも、右手のグリップを軽く握れば、まっすぐ行くことが分かった。
 そして、コースに出た。
 この日は、2オンチャンスでも「わざとグリーン手前につける」ようにした。それからチップインを目指す。
 中1番。ティーショットはやや左に行ったが3打目はグリーン右手前につけた。7番アイアンをパットのように打つ打ち方を教わり、7番アイアンでアプローチした。真上からボールを見て、肘を曲げて胸の前で五角形を作って、7番アイアンを垂らすような感じにして振り子でボールを打つ。4オン。このパットが乱れ3パットでダブルボギーだったが、パーを十分とる状況までは持ち込めた。
 こんな調子で2番、3番もボギー。4番のロングも3パットでダブルボギーだったが、これもパットさえ普通に打てればボギーを拾えた。
 6番ショートはミスショットで左手前に打ってしまった。いつもだと失敗を取り戻そうとピンを狙うが、今回はあえてバンカーを避け、右のグリーンエッジを狙った。その結果打ち過ぎて、右のグリーンに乗った。その後2パットでボギー。ミドルホールを4回で入れるのではなく、初めからボギーを目指して設計すれば、失敗も減ることが実感として分かった。
 今回のレッスンでは成果が出たが、別のところで大叩きした。この日はドライバーを何年ぶりかで替えた。新しいドライバーとティーの高さが合わず、左に高く打ち上げてしまいOBを連発。しかし、そんなとき、久富さんに「5番アイアンに替えて打ってみなさい」と言われた。打ってみると、まっすぐ200ヤード近く飛んだ。5番アイアンを練習すればドライバーで打てないようなところでは使えるかもしれない。
 大叩きした後の6番、池が前面に迫っているホール。アドバイスどおり池を避けて右の山を狙った。山からボールが転がって、ピンに一直線。50cmにつけてバーディー。久富さんのレッスンはすごい。
 アプローチもふだんは残り120ヤードであればPSでフルショットだったが、今日は9番アイアンで軽く打った。これはうまくいったり、いかなかったり。練習が必要だ。久富さんはたとえば7番アイアンで100ヤード打つ練習もした方がいいと話していた。
 この日は久富さんの「ゴルフへの向き合い方」を教わった。これはまさに目からウロコ。今日がもしもなければ、これからのゴルフがすべて無駄な時間になっていた気さえする、レッスンだった。
 基本の基本も教わった。パット。何を勘違いしていたのかパットは腕をまっすぐ伸ばしてするものと思っていて、突っ立ったままでパットを打っていた。一緒に回る人から「何気なくパットを打つ」と言われ理解できなかったが、そう見えていたのだ。ボールを上から見て脇をしめて腕と体、パターが一体となるように打つ。ボールを上から見るのでつま先に重心がかかるし、しっかり膝も曲げる。見かけだけはようやく獲物を狙う感じになったようだ。
 今回のスコアはラウンドレッスンなので平均スコアには入れないが、中が+2+1+1+2+5-1+3+6+1=+20で56。南が+2+2+1+3+3+4+5+1+6=+27で63。パット数は中は322321342と散々だったが、南は221221222と改善した。
 強風、寒風の中だったが、そんなことが気にならないくらい頭の中はゴルフでいっぱいだった。
 ゴルフもそろそろ、ほどほどにしようかなと思い始めていたが、新たな魅力を発見、また面白くなってきた。

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ラ・フォルナーチェ(東京・代官山、イタリアンバール)

 スペインバルの次はイタリアンバール。ラ・フォルナーチェ(La FORNACE、渋谷区代官山町14-24 YM代官山B1F、03・3463・9106)に行った。

ラ・フォルナーチェ

 『楽天woman』に「イケメン2人が切り盛りする、本格イタリアンバールが代官山に」と紹介され、カフェグローブでもイケメン二人組をクローズアップするなど女性の間でまず人気が高まったようだ。

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 料理がとてもおいしい。チーズを生かした料理は絶品だ。
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 パスタはないが、ワインを楽しむのには十分の料理。値段も安く、近くにあれば何度も行きそうな店だ。
 営業時間は10時半から23時まで。水曜定休。

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ティオダンジョウ(東京・恵比寿、スペイン料理)

 バル カマロンが良い店だったので、ほかのスペインバルにも行ってみたくなった。dancyu2006年6月号の同じ特集で紹介していた「ティオダンジョウ バル」に夜、「こらから行きますが予約、とれますか」と電話した。
 「混んでいるので1階のバルで待ちますか」と言われた?ん?「こちらはスペインバルではないのでしょうか?バルを予約したいのですが」「こちらはレストランです。バルは立ち飲みで、予約はできません」「そうですか、ではレストランを予約します」。
 レストラン、バルの電話は一緒だった。初め、スペインバルに行こうと思っていたのに、疲れていたので、あっさりレストランにしてしまった。
 訪ねたのはティオ ダンジョウ(Tio Danjo、東京都渋谷区恵比寿1−12−5 萩原ビル3 2F、03・5420・0747)。

ティオダンジョウ バル

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 1階と2階は入り口も違うし、メニューも違う。2階のレストランはゆっくり料理を食べる雰囲気だ。
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 イベリコ豚生ハムと腸詰類の盛り合わせ。
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 イワシの酢漬け。
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 イベリコ豚バラ肉、白インゲンのソテーとトマトのサラダ。
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 スペイン風ポテトオムレツ。
 1階のメニューも少し食べたいと頼んだら、イベリコ豚の生ハムのコロッケを取り寄せてくれた。
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 2階も悪い店ではなかったが、後で1階を覗くと、さすがスペインバルブームの火付け役となったといわれるだけあって、大勢の客でにぎわっていた。にぎやかな雰囲気が好きな私は、やはりバルだったかなと思い店をあとにした。次はバルにしよう。
 営業時間は、14:00〜0:00(L.O.23:30)。2階は17:30〜23:00(L.O.22:00)。日、祝日定休。

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バル カマロン(東京・神谷町、スペインバル)

 雑誌(dancyu2006年6月号)の居酒屋特集で紹介していたスペインバスペインバルのバル カマロン(Bar Camarón、東京都港区虎ノ門5-8-11、03・3432・8804)に行った。バーでカクテルを飲むのが好きだが、座って2杯飲んだだけで5000円・・・といった感じのバーが多すぎる。その点、スペインバルはワインなどが手軽に楽しめるだけでなく、料理もおいしい。おなかがいっぱいになって、くつろげる。そんなスタイルのバーが今は流行るのだと思う。

バル カマロン

 場所は神谷町駅から、東京タワーがよく見える飯倉交差点に寄ったところの路地(オランダヒルズ向い)を入ったところ。店のホームページでうたうように、「飲食好きの大人が楽しめる」空間だった。
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 東京タワーが近い。
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 大人がくつろげる空間。
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 尾島氏による無添加熟成生ハム。
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 甘海老の塩ゆで。
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 スペイン式オムレツ。
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 マッシュルームのオリーブ油煮。
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 トマトと彩り野菜のサラダ。
 営業時間は16:00-23:00(LO)、日祝定休。

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ゴルフレッスン

 あまりに調子が悪いので近くの練習場(ファーストゴルフ)で広瀬プロにレッスンを受けた。
 まず、グリップ(クラブの握り方)がおかしいという。右手は親指がグリップの中央にくるくらいの感じで握らなければならないのに親指が右側にあった。このため、フォロースルーのときにかぶせるような感じになり、球を押さえつけるので、低い球が左に行く。
 握り方も、手のひら全体で握っていたが親指と他の指で握る感じ。他人が聞いたら「よくそんな握り方で打てたな」と言われそうなグリップだった。
 グリップについては過去にも教わった。
 2006年8月27日に同じことを指摘されているのに直っていなかった。
 そして、ボールから離れすぎ(前傾し過ぎ)。普通に立って若干膝を曲げる程度でいい。
 バックスイングもきちっとできていないという。
 クラブを打ちたい方向の反対にゆっくり引き(この時腰は捻転)、捻転が終わって上半身が右を向いたあたりからクラブを上にあげる。これまでは、いきなりクラブを外側に上げ、手打ちになっていた。
 2007年9月9日にも前傾し過ぎと指摘されていた。なにも直っていない。
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 短いアプローチショットについても教わった。左足に重心を置いたままで打つ。右に重心が乗ると、きちっとアイアンが球に当たらず、きれいに上にあがらない。
 ゴルフはたまにプロに見てもらわないと、どんどん正しいフォームからずれる。
 素人では何が悪いのか分からないことも多い。これからは、定期的にプロにチェックしてもらおう。

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葱や平吉 宇田川(東京・渋谷、葱料理)

 紅虎餃子房を経営している際コーポレーションが出した葱料理専門店「葱や平吉 宇田川」(東京都渋谷区宇田川町36-18、03・3780・1505)に行ってみた。

葱や平吉 宇田川

 渋谷駅から東急百貨店本店まで行き、数分歩いたところなのだが、路地の入り口に案内もなく、まさに隠れ家。
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 勘で、この路地かなと思って奥に行くと「葱や平吉」の文字が見えた。
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 後でよく見ると路地に葱が置いてあり、「盗むべからず」とある(笑)。
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 入り口を入るとカウンター。2階の堀りごたつ席に案内された。
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 古い民家に来た感じだ。
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 とてもくつろげる。
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 料理は葱料理だけでも20種以上。ほかに炭火焼き、魚料理、うどん、鍋料理などがある。
 1月までは下仁田葱が食べられたので、「東京で”群馬”が味わえる店」に入れたい。群馬県関係者は下仁田葱の季節にぜひ、訪れてほしい。
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 まず頼んだのが「そのまま浅葱(あさつき) 双味味噌」。浅葱を黒胡麻味噌か辛味もろ味噌で食べる。シンプルでおいしかった。
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 そして、葱の黒焼き。大分の呉崎葱か埼玉の深谷葱を選べるが呉崎葱にした。黒く焼けた部分をむいて食べる。香ばしくておいしい。
 お酒は芋焼酎を中心に焼酎70種類、全国の地酒も六十数種類ある。
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 けれどもこの日は葱料理に合うという国産ワイン「穂坂白」を注文した。甲州産の個性を引き出すためフランス産樫樽で熟成させたやや辛口の白ワイン(720ml)だ。
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 料理は葱づくし。京都葱豚焼き(お好み焼き)。
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 最後に鶏ねぎ鍋(鍋鶏肉と鶏だんご)。
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 鶏だんごを作って鍋に入れ、最後にねぎを加えて出来上がり。
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 すった葱の中に具と汁を入れて食べる。
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 美味。
 脇役と思っていた葱を主役にする発想が面白い。都会人に受けそうな店だった。
 無休。営業時間はランチが11:30~14:30(L.O.14:00)、ディナーが17:00~22:30(L.O.22:00)。

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RESTAURANT&BAR BolBol(東京・高円寺、ペルシア料理)

 RESTAURANT&BAR BolBol(レストラン&バーボルボル、東京都杉並区高円寺北3-2-15 2F、03・3223・3277)に行った。本場イラン人シェフが経営しており、名物のケバブ料理をはじめ、煮込み料理、ペルシア風おつまみなど多彩なメニューを提供している。毎週末には、実力派ダンサーによるベリーダンスショーも開催しているという。
RESTAURANT&BAR BolBol

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 まずはBolBolサラダ(玉ねぎ、きゅうり、トマトを角切りにし、BolBol特製オレンジドレッシングをかけた)を頼んだ。
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 ボリュームがある。 
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 続いて、Persian Kebab(ナンorライス スープ付き)のケバブクゥビデ セット(ビーフ&ラムのミンチ肉串焼き)と、Persian Food(ナンorライス スープ付き)のフェセンジャン セット(鴨肉とクルミのザクロソース煮込み)を頼んだ。まず、豆のスープが出てきた。これだけで結構おなかがふくれる。
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 ケバブはものすごく大きい。ケバブとは中東地域とその周辺地域で供される、肉類をローストして調理する料理の総称。もっとも典型的な調理法は、四角形に切った肉を串に刺して焼いたもの。ライスも独特。
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 フェセンジャン(鴨肉とクルミのザクロソース煮込み)はこれまでに食べたことのない甘みと香ばしさのある味。
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 ナンにつけて食べるとおいしい。ナンは薄くぱりぱりしていておいしい。
 初めて食べたペルシア料理。香りも味も独特なので、口に合わない人もいるかもしれないが、とても体が元気になりそうな料理だった。
 水曜定休。営業時間はランチが11:00~17:00、ディナーが17:00~翌1:00(L.O 12:30)。

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紅虎餃子房 有楽町店(東京・有楽町、中華)

 テレビ東京の番組で際コーポレーションという企業が紹介された。「紅虎餃子房」を経営している企業だという。 「紅虎餃子房」は行ったことがある。池袋のサンシャインシティの店だ。鉄鍋棒餃子がおいしかった。
 1990年12月設立。社長・中島 武氏。
 「レストランは個人の店の方が本来は強い。皿の上の勝負に資本は関係ないからだ。けれども元旦にも店を開けるなど、企業の方が努力をしている。個人が努力すれば企業に勝てる」と中島は言う。
 新しい業態やメニューの開発に積極的。横浜中華街は専門店がないからと、「百八十六番餃子」をオープン。古い建物はそのまま生かした。自社で店舗のデザインや施工を行う部門を持つので、店のリニューアルもあっという間にしてしまう。面白い。
 「酢豚にケチャップを使うのはおかしい」と社長が言うと、中国人の料理長は「ケチャップを使うのは当たり前」と譲らなかった。しかし、社長はケチャップを使わないレシピを見つけた。そして生まれたのが「げんこつ肉の真っ黒酢豚」。
 食べたいと思った。有楽町イトシアの開業などでイメージが変わった有楽町駅前の紅虎餃子房 有楽町店(東京都千代田区丸の内3-8-3インフォスビルcafe棟2・3F、 03・5219・1611)に行った。
 年中無休。営業時間は11:30 - 23:00 (L.O.22:00)。価格が手ごろなので若者でいっぱいだった。
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 名物料理を注文した。
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 名物 鉄鍋棒餃子。でかくてうまい。
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 期待の「げんこつ肉の真っ黒酢豚」。で、でかい。確かにげんこつだ。黒酢味でうまい。
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 炒飯は7種類あったが、叉焼レタス炒飯にした。
 個性的な中華チェーンだ。

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日高カントリー倶楽部で我慢だけのゴルフ

 今日は日高カントリー倶楽部の東コース、西コースを回った。
 日高では一番難しい組み合わせだ。
 レギュラーティーのコースレートは東西が70.1、西南が69.0、南東が69.0。Hidaka_country_club080211
 さて、いつも冷静さを欠くので今日のテーマは「我慢」。
 我慢の場面はいきなりやってきた。東コース1番2打目。PSで2オンを狙ったが打球はシャンクで右へ。結局+4。
 しかし、怒らなかった。淡々とラウンドした。
 2番ショート。池越えの打球が木に当たり、跳ね返って池に。前進4打などで+6。
 しかし、切れなかった。
 東コースの成績は+4+6+3+3+1+4+2+3+2=+28の64。パット数は131323221。
 散々だが愚痴を言ったり八つ当たりしたりしなかった。
 西コースも1番でいきなり2打目をOB。2番も分からないうちに+5に。
 それでも投げやりにならなかった。
 西コースの成績は+3+5+3+3+2+3+1+1+4=+25で61。パット数は222312223。
 我慢の成果が表れ、7番、8番では+1だったが、最後は+4。
 それでもちゃぶ台返しなどはしなかった。 
 合計は日高ワーストの125。
 耐えに耐えたがスコアは改善せず。日高は難しい。
 なぜ難しいか。
 師匠のKさんによると、フェアウエーは広く見えるが、例えば左半分は2打目が打ちやすいが、右半分は木が邪魔をして打てない・・・、といったコース設計のため、実は広いようで狭いのだ。
 そんなことなどでどんどん余計に打数を重ねてしまう。
 キャディーさんが話していたが、上手な人も日高だとほかのゴルフ場より3打は悪いという。
 下手な人間だとそれが増幅され、1ホールで1打は悪化。結局18打余計に打ってしまう(そういえば昨日は107。
今日は107+18=125)。
 スコアが悪くならないように我慢するつもりだったのに、我慢し続けても、一向にスコアは改善しなかった。
 でも、他人から見て、今日の私の姿勢は気持ちよかったのではないだろうか。愚痴を言ったり、怒ったりする同伴者はやはり嫌だと思う。
 スコアはまったく向上しないがマナーは少し向上した(^_^;)

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利根パークゴルフ場

 昨夜、雪が積もった時はゴルフはとても無理と思った。さっそくゴルフの師匠Kさんに電話すると、「あちらは降っていないかもしれないし、できるんじゃないか。明日6時に電話して決めよう」。
 こんなに雪が降っているのに・・・。
 朝6時過ぎ。Kさんから電話があった。「あちらは降っていないらしい。やろう」。
 Kさんのゴルフに対する熱意が利根パークゴルフに雪を積もらせなかったのかもしれない(^_^;)。
 利根パークゴルフは雨は相当降ったらしく、ラフはびちょびちょのところばかり。バンカーも水を含んだ重い砂で苦労した。しかし、天気は快晴。この数日の寒さが嘘のように暖かかった。ゴルフ日和だった。
Tone_park_golf20080210
 午前中はドライバーがまずまず。アイアンも比較的、まっすぐ飛んだ。買ったばかりの5番ウッドは、フェアウエーから何回か打ったが、まっすぐ飛び、使えそうだ。
 パットが散々だったが、全体としては今年一番の出来だった。
 ところが、午後になって突然乱れた。 
 アウト3番ミドルでは球がフェアウエー上の細い木に当たり、跳ね返った場所も悪く5オン。それから不注意も手伝って4パット+5と乱れた。
 次の4番ショートはワンオンだったが4パット。
 これで気分は最悪。ドライバーは右に行き、木の間に。冷静ならば、横に打ち、フェアウエーに出すのだが、ここで5番ウッドを使い、木に当たり戻ってきた。再度打とうとしたら空振り。空振りも1打となる。そして左に出たら飛びすぎてOB。その後も重いバンカーに入れて2打でやっとバンカーから出すだけ。結局+7。
 最初の木に当たる不運を不運と割り切れず、気持ちがコントロールできなかった。
 ゴルフはメンタルなスポーツだと改めて感じた。
 ゴルフをしていると自分は我慢強くないとつくづく感じる。
 ということで、今日のテーマは「しっかり強く」だったが明日(実は明日も日高でラウンドするのだ)は「我慢」。そろそろ大人のゴルフがしたい。
 本日のスコアはインが+1+2+0+2+1+2+2+3+1=+14で50。パット数は331323222。
 アウトが+0+1+5+2+7+1+1+1+3=+21で57。パット数は224421223。
 合計107。昨年の平均スコアを下回る日がまだ、ない。

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テアトルタイムズスクエアで『レンブラントの夜警』を観る。

 新宿南口・タカシマヤタイムズスクエア(東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2)12階にある「テアトルタイムズスクエア」(03・5361・1937)に初めて行った。開業時には「アイマックスシアター」だったが、映画館に衣替えした。巨大なスクリーンと音響の良さ、ゆったりした席などはほかの映画館にはない特長だ。
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 売店は小さく、食べ物はあまりないが、タカシマヤタイムズスクエア内のレストランのテイクアウトは持ち込み可。スタッカーズ(STACKERS)で「但馬牛100%ハンバーガーセット」(950円)を買って、席で食べた後、7時半からの映画を観た。
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 いつも渋い作品が上映されており、この日は「レンブラントの夜警」を上映していた。
 監督・脚本はピーター・グリーナウェイ。
 以前、同監督の作品『コックと泥棒、その妻と愛人』を観たことがある。
 ストーリーは忘れてしまったが、レストランの赤、厨房の緑、化粧室の白、といった感じで、部屋が変わると色彩ががらりと変わった。絵作りが面白い監督という印象だった。
 そんな作風の監督が人物にスポットライトが当たったような絵画が特色のレンブラントを描いた。まるで「夜警」に出てくる登場人物がそのまま動き出したような映画だった。その絵に隠された「告発」の内容を明らかにしていくというストーリーだったが、場面の展開がまるで芝居のようで面白かった。
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レストラン七條(東京・神保町→内神田に移転、洋食)のハヤシライス

 dancyu2007年8月号の200号記念大特集「ニッポンの名店」の「しあわせの『ご飯』」のコーナーで紹介されていたレストラン七條(千代田区一ツ橋2-3-1 小学館ビルB1F(小学館ビルの立て替え工事に伴い2013年に、東京都千代田区内神田1丁目15-7 AUSPICE内神田1階に移転)>、 03・3230・4875)の「ハヤシライス」(1700円)を食べに行った。
 一度、昼に訪ねたのだが、ハヤシライスは夜だけのメニュー。
 コース料理(アミューズ、前菜、エビフライ、主菜、デザート、コーヒー又は紅茶、4500円)もあるが、お目当ての「和牛テールのハヤシライス」(1700円、1/2 950円)を頼んだ。ビーフカレーが950円だから、いかにリッチなハヤシライスであるかが分かる。
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 ハヤシソースを自分でかけて撮影したので、イマイチの写真だが、ワインの風味の強い濃厚な味のハヤシライスだった。
 danchuを引用しよう。
 「80年代前半にパリのフランス料理界を席巻した料理がある。当時、パリで最も注目されていた料理人、ベルナール・パコーの手になる牛テールの赤ワイン煮である。(中略)このハヤシライスは、そのフレンチの赤ワイン煮込みがベースである。赤ワインでマリネした肉を煮込んで、ソースに照りが出るまで詰めていく。それに洋食の定番、ドミグラスソースを加え、さらに丁寧に炒めて甘味を引き出した玉ねぎを合わせて仕上げる。フランス料理も洋食も供する、このレストランならではの一皿なのである」。
 日本の洋食を作った店日本酒に合う洋食の店など最近、洋食店を巡ったが、この店はワインの似合う洋食店だ。
 営業時間は11:30~14:00、18:00~20:00(土曜は11:30~14:00のみ)。
 日曜、祝日休み。

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釣りの修行―糸の結び方

 昨日=2日(土)は、ヤリイカの夜釣りに行く予定だった。西伊豆・戸田港で午後4時に釣り船に乗船。夜中の11時まで釣るという計画。前回は駿河湾の水深200メートルくらいのところにいるイカを釣ったが、夜釣りは港近くにやってくるイカを釣るので、水深も浅く、全然違う釣りになるということだ。夜釣りという響きに魅力を感じてすぐにK師匠のお誘いに「行きたい」と返事した。
 ところが午後4時乗船の船は予約でいっぱい。すごい人気だった。そこで、夜11時スタートで夜中中釣るという過酷なコースを一度は予約したのだが、前日の釣果が芳しくないこと、厳しい寒さの中の釣りは体にこたえる、との理由でキャンセル。代わりに房総半島でフグを釣ることをK師匠が提案した。フグは2回目だが、何度でも食べたい。すぐに賛成。昨日は、夜釣りに備えて寝坊したが、逆に早朝のフグ釣りに備えて午後9時には床についた。
 3日午前2時半に東京発の予定で、夜中に起きると、外は雪だった。やむ感じではない。無理するのはやめようと、断念した。

 しかし、このままでは終わらなかった。
 K師匠が自宅に来いよと誘ってくれたのだ。
 長靴に防水のジャッケット。釣りの格好そのままで、昼ごろ、西武線沿線のKさん宅を訪れた。

 実は一度、きちんと、K師匠の指導を受けたかった。釣りの中止でそんな機会が訪れて、かえって良かった。
 「ゼロから始める沖釣り入門」(辰巳出版)を買って読んではいたものの、糸の結び方のところで壁に突き当たっていた。
Okiduri
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 チチワというなんか謎めいた呼び名の輪が作れないとサルカンという器具が使えない。まずはこれを学ぼうと思ったのだが、絵を見ても何が何だか分からない。
 これ、実は八の字結び(英語で8 Knot)の応用なのだ。
Hachinoji
 ちょっと絵を描いてみたが、輪を一つ作ったら一度糸を向こう側からこちら側に通し、輪に上から通すと八の字結びができる。
 これを2本の糸で行い、かつ輪に通した後、八の字をぎゅっと締めるとチチワができる。
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 これを覚えたら、次に覚えてほしいと言われたのが「ユニ・ノット(Uni Knot)」という結び方。サルカンにも結びつけられるし、糸同士を結びつける「電車結び」はユニ・ノットの応用だ。
 2本の糸を重ねて持ち、一方で輪を作る。輪の中で3~4回糸を巻き込み、締めればOK。二つの糸でそれぞれユニ・ノットを作り、引っ張れば糸と糸が強固に結ばれる。
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 ハリスとサルカンは「クリンチ・ノット(Clinch Knot)」という結び方でもつなげられる。これは「沖釣り入門」の図で理解できた。
 八の字結びとユニ・ノットのあわせ技で、枝ス(ハリの付いた糸)を幹糸に付ける方法も教えてもらった。
 幹糸に輪を作る方法も伝授された(雑誌などには載っていない独自の方法)。
 最後にハリに糸を付ける外掛け結びのやり方も聞いた。
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 Kさんはものすごい手際のよさで糸を結ぶ。仕掛けを自分で作るので、船上で糸が切れたときなどの対応もスピーディーにできるようだ。
 仕掛け作りにもチャレンジしなくては。
 今後釣りをしていくうえで必要な基礎をみっちり学べ、有意義な1日だった。

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