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浅見カントリー倶楽部(水戸市)でラウンドレッスン

 ゴルフ雑誌の編集などを手がける高校時代の友人、H君から23日、電話があった。「一人空いているので、一緒に回らないか」。二つ返事でOKした。
 回ったのは浅見カントリー倶楽部(茨城県水戸市杉崎町1916-1、029・259・3811)。H君のゴルフの師匠も一緒だった。久富章嗣さん。
 ゴルフ場に向かう車中からレッスンは始まった。
 ミドルホールでツーオンを狙うのは72で回る人の青写真。ツーオンできなかったからといってがっかりするのは間違っている。初めからボギー、ダブルボギーをとるゴルフの青写真を描くべきだ」。
 たまたまドライバーで良い当たりが出たのに2打目がシャンクで林。結局、4オン――といったことが頻発していたが、これは90も切れないのに72のゴルフを目指しているからというのだ。
 初めから、3オンとか4オンでいいと思えば緊張してシャンクになることもない。無理にピンを狙って手前のバンカーに入ることもない。
 そんなケースで仮にツーオンできてもそれは「偶然」だという。偶然に頼っていては決してうまくならない。手前につけようとしていたら、打ちすぎてピン近くまで行くようなことが実は多いという。90のゴルフを目指すべき人が72のゴルフを目指すことによって緊張して失敗してスコアを悪くするより、初めから90を狙い、リラックスして打ち、その結果、間違えてツーオンしてしまう。同じ「間違い」「失敗」でも青写真の設定次第で良い方にも悪い方にも転ぶ。
 うーん、なるほど。我々は練習不十分でラウンドするのだから、できもしない技術に挑戦するよりも、初めから手の届く青写真を描いてラウンドすれば、精神的にも安定する。戦略性というゴルフの面白さも加わる。
 早くゴルフがしたくなった。
Asami_country_club080224
 浅見カントリー倶楽部は「フラットな丘陵地帯に美しくレイアウトされた林間コース。東側には約10万坪の武具池がコースを抱くように配置され、その他11個の池が戦略性を高めるだけでなく美観にも効果的な役割を果たしている。ホール攻略はハイレベルの技量と距離感が要求される。'79年の日本プロ開催コースとしても知られている」。
 難しくて手ごたえのあるコースだった。
 中コース(3142ヤード、パー543543444)と南コース(3167ヤード、パー443445435)を回った。中・南のコースレートは71.3。
 練習場ではまっすぐ打てて調子がいいと思っていたら久富さんに「力を入れすぎ。構えるときに腕が突っ張っている。だらりと垂らす感じで構えないとだめ。ショットも必要以上に力が入っている」とアドバイスされた。
 そして、フック(ドロー)とスライス(フェード)の打ち分け方も教わった。左に絶対打ってはいけない、と言うときに右に曲がるボールを打てばそれだけ安全だ。また、右に曲がっているコースで左の林に入れると横に出しても距離が稼げるが、右の林に入れると横に出しても距離が稼げない。そんなときには悪くても左の林を狙う。コースマネジメントには打つボールの種類も大事なのだ。
 右手だけで力を入れずに自然に打とうとすると、ボールは左に行く。左手だけだと逆に右に行く。これを利用して、右に打ちたい時は右手のグリップを緩める(人差し指、中指はほとんど使わない)、左に打ちたい時は左のグリップを緩める(中指、小指はほとんど使わない)。力が入って左に行くときも、右手のグリップを軽く握れば、まっすぐ行くことが分かった。
 そして、コースに出た。
 この日は、2オンチャンスでも「わざとグリーン手前につける」ようにした。それからチップインを目指す。
 中1番。ティーショットはやや左に行ったが3打目はグリーン右手前につけた。7番アイアンをパットのように打つ打ち方を教わり、7番アイアンでアプローチした。真上からボールを見て、肘を曲げて胸の前で五角形を作って、7番アイアンを垂らすような感じにして振り子でボールを打つ。4オン。このパットが乱れ3パットでダブルボギーだったが、パーを十分とる状況までは持ち込めた。
 こんな調子で2番、3番もボギー。4番のロングも3パットでダブルボギーだったが、これもパットさえ普通に打てればボギーを拾えた。
 6番ショートはミスショットで左手前に打ってしまった。いつもだと失敗を取り戻そうとピンを狙うが、今回はあえてバンカーを避け、右のグリーンエッジを狙った。その結果打ち過ぎて、右のグリーンに乗った。その後2パットでボギー。ミドルホールを4回で入れるのではなく、初めからボギーを目指して設計すれば、失敗も減ることが実感として分かった。
 今回のレッスンでは成果が出たが、別のところで大叩きした。この日はドライバーを何年ぶりかで替えた。新しいドライバーとティーの高さが合わず、左に高く打ち上げてしまいOBを連発。しかし、そんなとき、久富さんに「5番アイアンに替えて打ってみなさい」と言われた。打ってみると、まっすぐ200ヤード近く飛んだ。5番アイアンを練習すればドライバーで打てないようなところでは使えるかもしれない。
 大叩きした後の6番、池が前面に迫っているホール。アドバイスどおり池を避けて右の山を狙った。山からボールが転がって、ピンに一直線。50cmにつけてバーディー。久富さんのレッスンはすごい。
 アプローチもふだんは残り120ヤードであればPSでフルショットだったが、今日は9番アイアンで軽く打った。これはうまくいったり、いかなかったり。練習が必要だ。久富さんはたとえば7番アイアンで100ヤード打つ練習もした方がいいと話していた。
 この日は久富さんの「ゴルフへの向き合い方」を教わった。これはまさに目からウロコ。今日がもしもなければ、これからのゴルフがすべて無駄な時間になっていた気さえする、レッスンだった。
 基本の基本も教わった。パット。何を勘違いしていたのかパットは腕をまっすぐ伸ばしてするものと思っていて、突っ立ったままでパットを打っていた。一緒に回る人から「何気なくパットを打つ」と言われ理解できなかったが、そう見えていたのだ。ボールを上から見て脇をしめて腕と体、パターが一体となるように打つ。ボールを上から見るのでつま先に重心がかかるし、しっかり膝も曲げる。見かけだけはようやく獲物を狙う感じになったようだ。
 今回のスコアはラウンドレッスンなので平均スコアには入れないが、中が+2+1+1+2+5-1+3+6+1=+20で56。南が+2+2+1+3+3+4+5+1+6=+27で63。パット数は中は322321342と散々だったが、南は221221222と改善した。
 強風、寒風の中だったが、そんなことが気にならないくらい頭の中はゴルフでいっぱいだった。
 ゴルフもそろそろ、ほどほどにしようかなと思い始めていたが、新たな魅力を発見、また面白くなってきた。

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