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東京国立近代美術館(東京・北の丸公園)で東山魁夷展を観て花見をする

 東京国立近代美術館(東京都千代田区北の丸公園3-1)に行った。お花見に絶好の日和でもあり、帰りにお花見もしようと思ってでかけた。
 国立美術館というと、すぐ上野だと思ってしまう。平和台から有楽町線に乗り、JRに乗り換えようと池袋で降りたところで気づいた。
 最寄り駅は上野でなく、竹橋。
 また、有楽町線に乗りなおして、飯田橋経由で竹橋に向かった。
 竹橋で良かった。上野に勝るとも劣らない花見の絶好のスポットだ。
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 美術館の桜もきれいだ。
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 「生誕100年 東山魁夷展」は今日が初日。5月18日まで開催される。
 美術館のホームページによると、「東山魁夷は、明治41(1908)年に生まれ、東京美術学校の研究科を修了したのち、ドイツ留学をはさんで帝展、文展に作品を発表しました。戦後になって、代表作《道》に見られるような平面的で単純化をきわめた作風へ展開し、風景画家としての独自の表現を確立しました。そして、自然や街を主題に『生』の営みをいとおしむかのように描いた作品、祈りの風景ともいえるほどに沈潜した精神的な深みをうかがわせる唐招提寺御影堂の障壁画などによって、戦後の日本画界に大きな足跡を残しました」。
 見どころは「東山魁夷の画業を語る上で欠かすことのできない代表作、ほとんどすべてが会場に集結します。また、今まで紹介されることの少なかった作品もあわせて会場に並びます。本制作101点、スケッチ・習作53点(いずれも東京会場の出品数)を数える大展覧会は、これまでの東山の回顧展で最大規模です。東山自身が画業の転機とみとめる《残照》、東山を一躍人気作家へと押し上げた《道》、東山作品のなかで最も人気の高い《花明り》などの重要な作品が、展示替えをおこなうことなく全会期を通して展示されることも、本展の大きな特徴です」。
 美術館には出品作品リストと作品解説が無料で用意されていて、便利だった。
 最も感動したのは白夜光(1965)。1962(昭和37)年、東山はデンマーク、スウェーデン、フィンランド、ノルウェーを旅行。北欧の風景画の中でも秀逸なのが白夜光だ。解説によると、「フィンランドの果てしなく広がる森と湖が、地平線近くに沈んだ太陽の薄明かりに照らされている。1年のうち長い期間を厳しい冬に覆われる北欧では、人々も自然も白夜の短い夏を謳歌する。北欧の風物の中で心を打たれるのは、こうした『過酷な条件の中での生の輝き』であると東山は述べている」。
 曙(1968)は何回か観たことがあるが、好きな絵だ。比叡山を描いている。
 白馬が登場する絵は有名だが、あまり好きにはなれない(アートショップでキーホルダーなどにするときは便利な作品だが)。山や海の風景を見て感動して、その気持ちまでもが表れているような絵が好きだ。
 会場では公式DVDが3000円で売っていた。買って得をした。国内外の写生の現場や東山が唐招提寺壁画に取り組んでいるところなどの映像があり、作品解説としてもわかりやすい。図録より、こちらの方がいいかもしれない。
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 会場から出ると正面に桜。
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 展示室の拡張、閲覧サービスのできるアートライブラリの整備、レストランやミュージアムショップの新設、休憩スペースの増設などが行われて居心地のよい美術館になったのは平成13(2001)年8月。東山魁夷展も美術館もすばらしく、リフレッシュできた。
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 帰りに北の丸公園で花見をした。
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