ライオン銀座七丁目店(東京・銀座、ビアホール)
久しぶりにライオン銀座七丁目店(東京都中央区銀座7-9-20、03・3571・2590)に来た。銀座のビアホールはいくつかがつぶれてしまったが、ライオンは健在。歴史のある建物の中で気持ちよくビールが飲めた。
店の入り口にはsince1899とあるが、これはサッポロビールがビアホールを始めた年で、この店の開業の年ではない。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、ビアホールは「日本では1897年(明治30)年7月20日、大阪市北区中之島の大江橋南詰に大阪麦酒株式会社(現在のアサヒビール)によって、『氷室生ビール』と洋食をメニューにした本格的なビヤホール『アサヒ軒』が開かれたのが最初。その2年後の1899年(明治32)8月4日、東京の京橋区南金六町五番地(現在の銀座8丁目)に日本麦酒醸造株式会社(現在のサッポロビール)によって『恵比寿ビヤホール』が開かれ、初めて『ビヤホール』の名称が使われた。これを記念して8月4日は『ビヤホールの日』とされた。この恵比寿ビヤホールではビール500mlが10銭で飲めたという記録がある」。
ライオン銀座七丁目店は、ぐるなびによると、「1934年創建の歴史と伝統のあるビヤホ-ル。設計は新橋演舞場を手がけた菅原栄蔵。当時の建築技術を結集した『元祖デザイナーズレストラン』とも言えるかも知れません。壁画を見ながら、生ビールの総責任者である海老原が注ぐ生ビールを飲む瞬間はまさに至福の瞬間!(中略)製作に3年をかけた正面の巨大ガラスモザイク壁画と高い天井に囲まれた空間はまさに異空間!昭和初期の佇まいそのままに、海老原による徹底した品質管理の生ビールを御提供致しております」とのことだ。
エーデルピルス(ファインアロマホップを贅沢に使った上品な苦味と香りが特徴の、麦芽100%の生ビール、700円)とビヤホールウインナー(750円)、ジャーマンポテト(700)円を頼む。
これが満足度最大の組み合わせだ。これだけで十分。はじめに塩えんどう豆(480円)を頼んでもいいが。
以前はビールばかり飲んでいたが、最近はワインが多い。新しい店にもよく行く。しかし、銀座のライオンは基本中の基本という感じがする。たまには訪れなければいけないと感じた。
営業時間は月~土11:30~23:00、日・祝11:30~22:30。無休。
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