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「父親たちの星条旗」

 ついにアナログテレビが壊れ、デジタルハイビジョンプラズマテレビを買った。PanasonicのVIERA。42型だが、一年前の旧機種ということでヤマダ電機で約20万円で買えた。
 昨日、設置。最初に見たのが松坂大輔(ボストン・レッドソックス)が8回を0点でおさえた一戦。外野フライが飛ぶと、球場が広く見えた。
 ただ、なかなかハイビジョンに向く番組がない。チャンネルを替えているうちに、はまったのがお試し放送のスター・チャンネル。やはり映画は迫力がある。

 今日は、「父親たちの星条旗」を見た。関連作品の「硫黄島からの手紙」をすでに見ていたので、とても面白かった。

 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、『父親たちの星条旗』(ちちおやたちのせいじょうき、Flags of Our Fathers)は、2006年公開のアメリカ映画。監督はクリント・イーストウッド。ジェイムズ・ブラッドリーとロン・パワーズによる『硫黄島の星条旗』をポール・ハギスらが脚色。製作にはイーストウッド率いるマルパソ・カンパニーの他、スティーヴン・スピルバーグ率いるドリームワークスも参加している。第49回ブルーリボン賞および第30回日本アカデミー賞最優秀外国作品賞受賞作品。
 太平洋戦争最大の戦闘とされる硫黄島の戦いを日米双方の視点から描いた「硫黄島プロジェクト」のアメリカ側視点の作品である。硫黄島での死闘と戦場(摺鉢山の山頂)に星条旗を打ち立てる有名な写真の被写体となった兵士たちのその後などが描かれる。2006年10月に開催された第19回東京国際映画祭においてオープニング作品として上映されたのち、10月28日に全国公開された。同年12月に日本側の視点で描いた『硫黄島からの手紙』が連続公開された(ただし、この連続公開は日本とアメリカにおいてのみ)。
 戦闘シーンの撮影は、アイスランドのレイキャネスで行われた。硫黄島のような黒い砂浜を再現でき、大がかりな土木工事や大砲・銃火器の使用許可といった困難な条件を克服できる貴重な場所であった。
  ストーリー:ウィスコンシン州で葬儀屋を営む老人が長い人生に別れを告げようとしていた。彼の名はジョン・“ドク”・ブラッドリー。1945年彼は海軍の衛生兵として硫黄島に赴き海兵隊と共に戦った。その中で撮られた一枚の写真により、彼はアメリカ中から“英雄”と称えられた。しかし彼はその後も、家族へ硫黄島について語ろうとはせずアメリカ中に知れ渡ったこの写真について何も語ろうとはしなかった。硫黄島で何があったのか、彼の息子・ジェイムズは硫黄島の真実について辿り始める。
Flags_of_our_fathers02
 無料キャンペーン画面なので、PRの文字が消えない(笑)。
 圧倒的な戦力を持つアメリカ軍だが、ゲリラ戦を仕掛ける日本軍は"見えない敵"として不気味だ。奇襲を受け、どんどん仲間が死んでいく。手りゅう弾で自害する日本人。その死骸はオカルト映画だ。戦闘を逆に見ると、こういうことなのだろう。
 衛生兵の役割のクローズアップされていた。衛生兵一人が死ぬと他の兵士1ダースが死ぬといわれる大事な役割の兵士だ。助からなくても衛生兵に手当てされ、見取られると、「大丈夫だ」「平気だ」と言いながら、安心したように死んでいく兵士たちが多かった。
Flags_of_our_fathers01
 恐怖の中、何とか生き延びた兵士が摺鉢山の山頂に星条旗を立てる。実は最初の星条旗は米国のお偉いさんが記念に持ち帰ってしまうので、写真に写ったのは代わりの星条旗なのだが、その写真が全米の新聞で大きく取り上げられ、写真に収まった6人が後に英雄としてたたえられ、生き残った3人は、国債調達のキャンペーンに駆り出される。

 戦争の現場が正しく伝えられないのは日米とも同じ。しかし、観点の違いでまったく違う映画が出来上がったのは面白い。

 無料16日間キャンペーンに申し込んでしまった。これが1年契約となり、ずっと続くのだろう。

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