ぐんま総合情報センタ-「ぐんまちゃん家」(東京・銀座)
※追記)ぐんまちゃん家は、2018年、東京都中央区銀座7丁目10-5 The ORB Luminous1F・2Fに移転した。群馬県の食のイメージを変えるちょっとリッチなレストランもオープンした。がんばれ!新、ぐんまちゃん家!
7月5日にオープンしたぐんま総合情報センタ-「ぐんまちゃん家(ち)」(東京都中央区銀座5-13-19 デュ-プレックス銀座タワー5/13 1・2階、03・3546・8511)に行った。
ホームページによると、「ぐんまちゃん家」(行政組織名:ぐんま総合情報センター)は、「これまでの物販中心の自治体アンテナショップと一味違う、コミュニケ-ションスポットとして、展示・交流型の拠点を目指します」とのことだ。
「コンセプトは『東京から見た群馬の距離を短くする』。草津、伊香保、水上等、有名な温泉地を抱え、尾瀬や谷川岳などの美しい自然を有する当県ですが、いまいち県の知名度が低いのが現状です。農産品についても、生産額トップ5に入る産物が23品目もあります。また、世界遺産の登録が待たれる富岡製糸場、SUBARUで有名な富士重工業など、歴史・文化を背景にした近代産業も大いに発展しております。このような群馬県の魅力を、総合的にPRするために設立されました」。
思い立ったら、東京からすぐに行ける距離なのに、群馬県は確かに、あまり知られていない。温泉は有名だが、草津は長野県、水上は新潟県にあると思っている人もいる。ぐんまちゃん家は、がんばって、息の長いPRをしてほしい。
ぐんまちゃん家がうれしいのはまず、群馬の地酒がたくさん置いてあること。群馬の地酒は飲もうと思っても、東京には置いている店がほとんどない。
ぐんまちゃん家にあるのは、
№ 銘柄 種類 金額(税込み) 会社名
1 かかあ天下(甘口) 本醸造酒 1,000 町田酒造店
2 桂川 純米酒 1,325 柳澤酒造
3 関東の華(金賞受賞酒) 大吟醸酒 5,000 聖 酒造
4 不盡泉(フジイズミ) 吟醸酒 1,869 井田酒造
5 手造り大盃 大吟醸酒 3,098 牧野酒造
6 船尾瀧 吟醸酒 1,250 柴崎酒造
7 巌(イワオ) 純米吟醸酒 1,325 高井株式会社
8 超辛純米吟醸 平井城 純米吟醸酒 1,260 松屋酒造
9 鳳凰聖徳 吟醸酒 1,400 聖徳銘醸
10 金紋金星 純米吟醸酒 1,700 金星酒造
11 秘幻(ヒゲン) 大吟醸酒 2,500 浅間酒造
12 貴娘 純米吟醸酒 1,200 貴娘酒造
13 譽国光 純米吟醸酒 2,500 土田本店
14 尾瀬の雫 本醸造酒 910 大利根酒造
15 水芭蕉 純米吟醸酒 1,628 永井酒造
16 辛口純米 利根錦 純米酒 1,260 永井本家
17 起龍 純米吟醸酒 1,130 奥村酒造
18 赤城山 純米吟醸酒 1,529 近藤酒造
19 分福 吟醸酒 1,320 分福酒造
20 尾瀬の雪どけ ひやおろし 純米吟醸酒 1,391 龍神酒造
21 利根川育ち 本醸造酒 714 山川酒造
22 太平記の里 本醸造酒 930 山崎酒造
23 群馬泉 純米酒 1,350 島岡酒造
※ちゃんとした表で見たい方は群馬の地酒リストをダウンロード
このほか、川場地ビール<PILSNER><WEIZEN><STOUT>(420円)、川場地ビール<BOCK>(525円)、しんとうワイン(1300円)もある。
毎週金、土曜日はぐんまの旬の農産物も販売する。
四万温泉のある中之条町の沢田農協も「沢田の味」を提供。
伊香保温泉の若女将たちが開発した「ツルスベ石鹸」も販売していた。伊香保の温泉を練り込んだ石鹸で、黄金の湯、白銀の湯と2種類ある。
その他群馬の名産品がいろいろ。
2階はイベントスペースで、この日は館林市主催の「『分福茶釜』 と『ツツジ』のまち館林市」を開いていた。分福茶釜にちなみ、「冷やしたぬきうどん」試食会も実施していた。
栃木県と群馬県の境にある両毛五市(群馬県の東部三市=桐生、太田、館林と、 栃木県の南部二市=足利、佐野)は「麺」をキーワードにまちおこしを推進しており、4年ほど前に、佐野らーめん会、麺のまち「うどんの里館林」振興会、桐生うどん会、足利手打ち蕎麦切り会、上州太田焼そばのれん会の五団体が『「麺の里」 両毛 ( りょうもう ) 五市の会』を立ち上げた。太田の焼そば、桐生のカレーうどんなどはそれなりに盛り上がったが、館林のうどんは乾麺中心のためか盛り上がりはいまひとつ。
しかし、「冷したぬきうどん」は面白い!
安楽岡一雄市長、ぜひ、館林市を「冷したぬきうどん」のまちにしてください!館林市は、夏の最高気温でよくニュースに取り上げられるまち。東京では暑いところと思われているので、ひんやりとしたたぬきうどん、とてもいいと思います。観光特使として提言。
群馬県「群馬の絹」活性化研究会 「ぐんまの絹」東京展 (9月19日(金)~22日(月)は、群馬の繭・生糸を素材に、歴史と伝統に培われた染織技術と最新の加工手法を駆使して創り上げられた純国産絹製品を一堂に集めて展示・販売する、力の入ったイベント。
イベントはホームページなどで要チェックだ。
年末年始以外は休まず営業。営業時間は10:30~19:30。
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