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ソニーのnav-uに感動

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 これまで30万円くらい払わないとVICS(道路交通情報通信システム)の付いたカーナビは買えなかった。30万円あれば、ほかに使いたいことがいくらでもある。カーナビの優先度は低かった。クルマの買い替え時に、自動車メーカーのカーナビを付ければいいと思っていた。
 しかし、11月2日に釣りの師匠、Kさんのクルマに乗せてもらってから考えが変わり始めた。数万円で昔の高機能カーナビ並みのポータブルカーナビが買えることが分かった。Kさんのクルマに搭載していたのがソニーのnav-uは、まったく高価なカーナビに遜色の無い高性能だった。
 意外に勘がよく、これまでは道に迷ってもなんとか正しいルートに戻れていたこともあり、カーナビは不要と思っていたが、あったら便利と感じるケースが最近いくつかあった。例えばゴルフ場の帰り。行きは道案内があるが、帰りは案内がなく、辺りも暗くなっていたりして、帰りが不安になることがあった。誰かを駅まで送る、といったときに道に迷って迷惑をかけたこともある。カーナビは必要かもしれないと思い始めた時に安くて高機能のカーナビを助手席で体験。これはいい!と思った。
 11月23日に免許更新で江東運転免許試験場に行った帰り、ヤマダ電機に行った。安全運転のためにもカーナビを買うことにした。
 ワンセグの付いていないnav-u3を買った。別売りのVICSビーコンユニットNVA-VB7も買った。合わせて6万7600円だった。
 nav-uの実力が分かったのは11月29日に所沢の西武園ゴルフ場に行くときだ。
 「一般道距離優先」のルートでガイドをしてもらった。
 なんでここで曲がるんだ、と思うような道を選ぶ。大きな通りと大きな通りを結ぶ抜け道を表示する。間違って行き過ぎても、文句一つ言わず、新しい最適ルートを設定してくれる(一度、Uターンを指示されたりもしたが(^^ゞ)。  すごい、まったく渋滞なしで西武園ゴルフ場に着いてしまった。しかも、予想到着時間とほとんど誤差が無い。
 帰りは「推奨ルート」を選んだ。高速道路に乗るルートを選択。高速までの道が渋滞していたので、失敗した、と思ったが、高速がすいていて、高速に乗ってからは早かった。
 長距離を走ると、明るい声で「お疲れ様でした」と言ってくれる。nav-uのような女房や部下がほしいと思った。
 到着時間通りに走れることが分かると運転に余裕が出る。遅れるかもしれない、早く着きたいという気持ちがあるとスピードを出したくなるが、ゆっくり走っても予定時刻に着くと思うと運転がやさしくなる。これまで暴走運転気味だったので、nav-uを搭載してよかった。
 考えは完全に変わった。カーナビはいまや必需品だ。クルマにはカーナビをつけよう!

追記)12月13日の日高カントリー倶楽部は道が分かりやすいのでカーナビ不要と思われたが、関越自動車道が事故渋滞となり、nav-uに所沢ICでおりるように指示された。複雑な一般道を道案内付きで走れ、無事ゴルフ場まで遅れずに到着できた。あわてるようなケースで解決策を示してくれるカーナビはありがたい。

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群馬OBでゴルフ・西武園ゴルフ場

 群馬県時代の単身赴任の友人Mさん、Oさんと昨年7月8日以来のゴルフ。場所も同じ西武園ゴルフ場。
 前回松尾から練習もしておらず(というかボーナスも減り、練習場代節約で練習せず・・・)、このゴルフ場には練習場がないので、やや不安だったがしっかり素振りはして体を温めて臨んだ。
 そして精神面では「柔」を心がけた。
 美空ひばりの「柔」だ。
 勝つと思うな 思えば負けよ
 負けてもともと この胸の
 奥に生きてる 柔の夢が
 一生一度を 一生一度を
 待っている
 
 柔らかいがスピードと切れが必要なゴルフと柔道は通じるのではないか。
 そんな気持ちで「柔」を(小さい声で)歌いながらラウンドした。
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 インのスタートは244ヤード。うまく飛べばワンオンも狙える。
 ピンそばにつけて、2打目のアプローチがピンまで30cmに。バーディー。幸先が良い。
 続いてパー、ボギー(3パットが残念)、パーときた。5番ホールは左方向に大きく打ち上げてしまい、1ペナルティーでラフに。そこから一気にリカバリーしようと斜面で4番アイアンを使うがゴロ。そんなことで+4。これがもったいなかった。
 インは-1+0+1+0+4+1+1+1+2=+9で45。パット数は123222233。
 ベストスコアも可能かと期待した。
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 ところが昼食後、調子が急に悪くなった。1番ドライバーが左にチョロ。その後のリカバリーで+1。3番もチョロ。リカバリーで+1。しかし5番もチョロ。左の柵に当たって右にはね、OB。+3。8番もチョロ。神よ~~。
 結局アウトは+1+0+1+2+3+1+1+3+4=+16で52。パット数は122223222。
 ドライバーが怖くて打てなくなった。
 それでも久々に100を切った。
 後半は柔を歌うのを忘れていた。
 昼食後は課題だ。
 問題の箇所はレッスンを受けて次回ラウンドまでに直しておこう。

追記)12月5日に久しぶりにゴルフ練習場に行ってレッスンを受けた。左に行くのはまずグリップがおかしいから。右手は上から軽く押さえる感じで。
 ボール手前に構えてから、地面すれすれにクラブを引いて、捻転したところでクラブを立てるのが正しい。ところが手首を曲げていきなりクラブを立てるくせがついていて、当たる瞬間にクラブヘッドの角度が左下を向いていた。これではうまく打てない。手首を曲げずに後ろに引き、打つ。手首を曲げる(コックする)といっても、剣道のような方向に曲げなければならないのに、(剣道が上下だとすれば)右に手首を曲げていた。そんなコックはないと指摘された。
 これまでクラブヘッドが左下を向いていても右肩が下がり、打ち上げるような打ち方をしていたので、結果的にまっすぐに飛んだという。おかしなフォームが二つ重なってうまく打てたりするのもゴルフ。でも、すぐに打てなくなる。
 矯正には時間がかかりそうだが、精神面ばかりが原因ではなかった。たまには練習に行こう(^_^;)

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上燗屋 富久(東京・新宿、おでん)

 上燗屋 富久(東京都新宿区新宿3-12-4、03・3350・6729)に行った。早くからいっぱいになる店なので、なかなか入れなかったが、今日は早めにいってなんとか席を確保した。

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 ご主人とおかみさんの二人で切り盛りする。口数は少ないが、不親切なわけではない。通いなれればなじみになれそうな店だった。
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 テーブル席でご主人とあまり会話ができなかったのでdancyu2008年3月号のおでん屋特集を参照する。この店のおでんの決め手はつゆ。「特上の昆布と削り節を惜しげもなく使って一番だしをとり、日本酒をたっぷり加える。そこへ下処理をした手場先3本をさらしに巻いて入れて、沖縄の塩で味つける」。
 箸しかないのでだし汁を飲むスプーンをお願いしたところ、別の器にだし汁だけ出してくれた。これだけで飲んでもらえる自信があるのだろう。
 おでん種も「はんぺんは銚子、薩摩揚げは博多、湯葉は京都の湯葉弥から・・・と手間をかけて取り寄せる」。
 おでん以外のおつまみも豊富。
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 この店はビールがとてもうまい。日本酒は飲まなかったが、酒のうまさも一級なのだろう。
 月に1回は会社帰りに立ち寄って、一杯飲みたい店だ。
 営業時間は17:00~22:00。日曜定休。

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永井酒造が”日本酒シャンパン”発売!

 『水芭蕉』の蔵元、永井酒造(群馬県利根郡川場村門前713)が11月20日に”日本酒シャンパン”を発売した。
 商品名は「MIZUBASHO PURE」。720m瓶で4725円。
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 さっそく飲んでみた。
 すっきりしていて、おいしい。食前酒と言うより、食事をしながら飲んでもいいのではないか。
 これは大発明かもしれない\(◎o◎)/!

 製法特許を取得し、現在、国際特許も申請中という。
 世界各国で販売するのだろう。日本人は世界で有名になってから、この酒に気づくのかもしれない。
 でも、それでは寂しい。群馬県の温泉旅館で取り扱い、ぜひ、後押ししてもらいたい。

 5年前に純米活性にごり酒を商品化した時に、日本酒でシャンパンができないかと思い、開発を始めることにしたという。瓶内二次発酵工程開発に3年、おり引き(搾った酒は、タンクに一週間寝かせておくと、下にはオリがたまりる。そのオリを除去する作業)工程開発に2年かけたという。
 正式には「瓶内二次発酵による発泡性清酒」と言うらしい。
 商品特性は■アルコール度:13度 ■日本酒度:+10 ■原料米:山田錦■ガスボリューム:4.5〜5.0GV

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苦手だ~~(>o<) ラフォーレ&松尾ゴルフ倶楽部

 ラフォーレ&松尾ゴルフ倶楽部は最も苦手なゴルフ場かもしれない。
 初めてのラウンド(2007.12.8)でアウトで43を出したので、相性がいいと思ったりもしたことがあったが、このときインが60。このイン60というのがこのゴルフ場でのその後のハーフの平均スコアになってしまった。
 2回目(2008.3.1)は62・62。
 3回目(2008.4.1)は54・54。
 4回目(2008.5.12)は57・55
 そして5回目(2008.6.15)が64・57。
 距離はそんなにないのだが、池越えのコースが多い。池のプレッシャーに弱い私は吸い込まれるように池に打ち込む。池を避けると崖に落ちてOBとなる。イジワルなコースなのだ。
 距離はでなくても確実性のある老練なゴルファー向きのコースと言えるだろう。
 今回はそのうえ雨。
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 スタートはインから。苦手の池が真正面に広がるコース。ドライバーが飛びすぎると池に入る。
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 過去刻んだりしてみたが、例外なく池に入った。
 今回は思い切り打った。池スレスレで止まった。が、ラフの芝生にクラブが負けてボールは池に。打ち直しも池で結局、今回もこのホールに惨敗。+5。
 この段階で「今日は練習」と決める。
 これがいけなかった。ゴルフは常に1打でも少ないスコアを目指すから、スコアが向上する。スコアを気にしないとリラックスできそうなものだが、スコアを気にしないゴルフはラウンドしていてもちっとも面白くない。
 結局、1日、スコアが改善せずに悲惨な結果に終わった。
 インは+5+2+2+2+2+3+3+4+4=+27で63。パット数は332222322。
 アウトは+3+2+3+4+0+6+0+3+2=+23で59。パット数は322322222。
 ボギーなし、ワンパットなしという珍しい成績だった。救いは二つのパー。どちらもショートホール。アイアンは前回、おかだいらの時から、今年初めに練習した大き目のクラブをハーフショットで打つという方法で安定してきた。これだけが救いだった。数少ない救いを求める今日この頃のゴルフ。

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おかだいらゴルフリンクス(前の職場のコンペ)

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 前の職場のコンペがおかだいらゴルフリンクス(茨城県美浦村大山後田1059、0298・40・0066)であった。
 毎回荒れるコンペだ。初めてのおかだいらは天候が定まらず、ゴルフも安定せず57・57の114。
 2回目のおかだいらも雨。51・51だったが、不満の残るゴルフだった。
 そして今回。天気は良い。落ち着いたゴルフができるかな、と期待していたが常磐道が事故で17kmの大渋滞。東関東自動車道の成田回りで迂回して行ったが、ゴルフ場に着いたのはスタート時間。かばんを持ったまま、カートまで行って、なんとかスタートには間に合った。
 ところがそれでスコアがいいわけがない。準備運動なし、水なし、トイレなし。落ち着かないまま散々のスコアだった。
 インのスコアは+4+3+3+4+2+3+2+2+2=+25で61。パット数は213223233。
 午後はこのままではやめられないという気持ちで回ったが2番ホールで+4。しかし、その後5ホールが締まったゴルフができた。
 アウトのスコアは+1+4+0+1+0+0+0+2+6=+14で50。パット数は232311212。
 42ペースで来て意識し過ぎて最後は+6!本当に弱い人間だ(-"-)
 HDCP25で、22人中17位。
 救いはドラコン賞(270ヤード)とニアピン賞(1メートル)をとったこと。

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こなから(東京・湯島、おでん)

 おでんの名店と言われるこなから本店(東京都文京区湯島1-9-6、03・3816・0997)に行った。
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こなから

 JR御茶ノ水駅聖橋口から徒歩5分。本郷通りから「小川軒」横の路地を少し入ったところにある。民家風の建物の1階が店舗になっている。中に入ると足元が掘り炬燵になっているコの字型のカウンター席があり、くつろげる雰囲気だ。
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 まずは生ビールと突き出し。
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 おでんはひょうたん型の銅製の鍋(重さ15kg)に。
 おでん種は、糸こんにゃく、きくらげ(200円)、こんにゃく、京厚揚げ(250円)、昆布、すじ(魚)、ちくわぶ(300円)、産みたてたまご、大根、鶏スパイスつくね、いわしつみれ、よもぎすいとん、みず菜、京がんも、帆立入りさつま揚げ、げそ天、じゃが丸さん、かぼ丸さん、おこげさん、あんこ玉さん、チーズ入りピリ辛すいとん、白ずいき、餅きんちゃく、梅がんも、とうふ(350円)、京ゆば、手造りはんぺん、椎茸しんじょう、サツ栗さん、ごぼう天、れんこん餅(400円)、かきのおでん(1100円)。
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 だしがおいしい。椎茸の石づき、鯖の削り節、鰹節、昆布でだしをとり、塩で味付けしているという。
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 練り物は本店2階で作って、支店にも送っているという。手造りの練り物が大変おいしい。
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 日本酒は秋田・両関(燗酒、常温)二合、両関(冷酒)300mℓ、新潟・越の誉(常温)二合、山形・大山(冷酒)300mℓがすべて1300円。
 生ビール(キリン一番搾り)650円。
 焼酎は、麦焼酎二階堂と芋焼酎からり芋が各600円。ひょうたんボトル(麦)こなから四合が5000円。
 このほか、梅酒600円、ウーロン茶450円。
 ぐい飲み、御銚子にも書かれている「こなから」とは小半と書き、二合半を意味するという。ほどほどの分量を指すようだ。
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 鍋は毎日、きれいに洗って1からだしを作る。
 楽しい時間を過ごせた。
 営業時間は18:00~22:30(ラストオーダー22:00)。日曜・祭日休み。

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ホクホク北海道・けやき(札幌市、ラーメン)

 第一滝本館の無料送迎バスで札幌まで送ってもらった。新千歳発羽田行きは15時40分発。まだ時間があるので昼食を食べに、けやき・すすきの本店(札幌市中央区南6条西3丁目睦ビル1F、011・552・4601)に行った。
 麺屋 彩未は”新しい札幌ラーメン”として地元で人気が高まっているようだ。しかし、本場札幌ラーメンの初心者としては、オーソドックスな札幌の味噌ラーメンが食べたくなった。
 昔、生まれて初めて食べた札幌ラーメンはコーンが乗った味噌ラーメンだった。斬新でなくていいから、おいしい味噌ラーメンが食べたい。それで、行列ができる店として有名なけやきを選んだ。

けやき
 
 元祖ラーメン横丁(札幌市中央区南5条西3丁目 第4グリーンビル)が近くにあるが、けやきは少し離れたところで営業していた。
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 メニューは味噌ラーメン(850円)、味噌コーンバター(950円)、チャーシュー(1150円)、辛いラーメン(900円)、ねぎ(900円)、にんにく(900円)。味噌コーンバターが懐かしいが、味が分からなくなるので、味噌ラーメンを頼んだ。
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 野菜がたっぷり。栄養がありそう。
 濃厚なスープがおいしい!これぞ味噌ラーメンだ。
 寒い夜に食べたら、たまらないのだろう。

 けやきのホームページからラーメンの特長をピックアップすると--。
 麺は、北海道産小麦を使い、一週間寝かせて成熟させたもの。中太の縮れ麺でスープが程よく絡まる。
 巨大なずんどう鍋で取るスープは豚のゲンコツや背脂、放し飼いで育てた新潟産の鶏、数種類の野菜やシイタケなどが原料。 濁りのないスープを取るため約十時間をかけ、じっくりとうまみを抽出する。
 中央にこんもりと盛られた具は白髪ネギやキャベツの青み、ニンジンの赤、キクラゲの黒など、彩りも鮮やか。
 みそだれは、大豆みそや麦みそなど三種類のみそに野菜の甘みをプラス。

 札幌ラーメン。食べたのはまだ2店だけ。様々な味をいつでも食べ比べできる地元の人がうらやましい。
 営業時間は平日10:30-翌4:00、日祝日10:30~翌3:00。無休。

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ホクホク北海道)登別温泉・のぼりべつクマ牧場

 夢元さぎり湯からホテルに戻り、バイキング形式の朝食。10時に出る第一滝本館発札幌行きの無料バスを予約したので、それまで、ゆっくりすればいいのだが、まだ行っていない一大観光スポットがある。のぼりべつクマ牧場(北海道登別市登別温泉町224番地、0413・84・2225)だ。
 ホクホク北海道)登別温泉の項の冒頭でも書いたが、登別温泉は草津温泉に全くひけを取らない大温泉地だが、北海道は観光名所が多いためか、ガイドブックを見ても、登別温泉の紹介ページは少ない。だから、一泊二日ながら、代わりに、しっかり紹介しよう、と思った。「ぐんぐんぐんま」に熱が入ったのも、群馬の観光ガイドブックの中で前橋のお薦め飲食店を紹介するページがあまりにずさんで貧弱だったのがきっかけだ。
 クマが特に好きなわけではないが、のぼりべつクマ牧場を紹介しないと画竜点睛を欠くと思い、行くことにした。
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 商店街を10分ほど歩いたところに―。
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 ロープウェイ山麓駅がある。高速ゴンドラ(通常6人乗り)が約15秒間隔で運行している。
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 山麓駅から山頂まで全長1260m、高低差300mを約7分で一気にのぼる。
 のぼりべつクマ牧場の入園料はロープウェイ料金も含めて2520円。やや高いと思ったが、登別温泉が一望できる。登別観光の締めとして、是非行っておきたいスポットだった。
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 大自然の中の温泉街であることが分かる。

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 いろいろな施設がある。まずは第一牧場(エゾヒグマのオス)の人のオリに行くことにした。
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 まずはクマにやるビスケットを買い―。
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 オリからばね仕掛けの”ビスケット供給器”でクマにビスケットを与える。うう、でかい顔!怖い。鼻息がすごい。
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 スマートボールのような装置にビスケットを装填。ビスケットを押し出してクマにやる。ケンカをしないようにいろいろなクマにエサをやったのだが―。
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 ケンカを始めた。怖い。こんなのと山で出合ったらおしまいだな、と思った。
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 第一牧場全景。
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 人のオリを外から見る。
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 メスのいる第二牧場。メスはひょうきんで、エサをねだる。
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 片手を振るなれなれしいクマ。
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 揉み手をするクマ。
 見ていて飽きない。
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 リス村のリス。1ヵ所にとどまっていることがなく、撮影に苦労した。
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 ヒグマ博物館の屋上には展望台があり、周辺がよく見える。温泉街とは反対側に見えるのがクッタラ湖。
 展望台にある解説によると、「周囲8km、湖面高257m深さ145mの真円形の神秘的なカルデラ湖。透明度は28.3mと摩周湖に次いで日本第2位。湖岸には流れ込む川も流れ出る川もない静謐孤独な湖である。エゾサンショウウオやヒメマス、ニジマス、エビなどが生息している。
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 太平洋。登別の周りの風景が一望できるので、来てよかったと思った。
 9時半に下りのロープウェイに乗り、滝本インに戻り、滝本インの温泉に一瞬つかって、帰り支度。10時過ぎに無料バスで札幌に向かった。
 一泊二日。充実した登別観光だった。

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ホクホク北海道)登別温泉・湯澤神社~夢元さぎり湯

 共同浴場の「夢元(ゆもと)さぎり湯」は朝7時からの営業。一番風呂に入ろうと早起きした。
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 まずは、第一滝本館の向かいにある湯澤神社へ。登別温泉の開発に一生を捧げた滝本金蔵氏により江戸末期に創建され、この地域の氏神と温泉の守護神が祀られているという。
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 豊かな温泉に感謝。

 登別温泉は多様な泉質が楽しめ、地獄谷、大湯沼の観光スポットもすばらしい。商店街がみんなで「地獄」を演出している。
 草津も伊香保も四万も、温泉と商店街(飲食街)の連携が絶妙だった。草津はその上に、湯畑、無料の共同湯などがあり、奥行きの深さを感じさせた。
 
 登別は無料の共同湯がないのが残念だが、それを除けば草津温泉に負けない温泉街だと感じた。多様な泉質が楽しめる点は草津にない特色だ。

 日帰り入浴できる6つのホテル、旅館の湯舟にはつかった。最後に行ったのが共同湯の夢元さぎり湯(北海道登別市登別温泉町60、0143・84・2050)。
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 入り口は商店街側と駐車場側にある。
 営業開始(7時)の15分くらい前に着いた。道後温泉のような列はできていなかったが、駐車場には一番風呂を狙うお客がすでにいた。
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 湯舟は3つに分かれており、一番手前が目の湯=含鉄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(42℃)。真ん中が一号乙泉=含硫黄-ナトリウム-硫酸塩泉(42℃)。一番奥が一号乙泉(41℃)。加水、加温、循環、消毒処理(または入浴剤使用)はしていないという。
 温泉街に温泉を供給している登別温泉(株)が経営している。
 この共同浴場では代表的な二つの泉質が楽しめる。お薦めだ。
 受付時間は朝7時から午後21時半。退館時間が22時。入浴料は390円。

 商店街側出入り口前に湯かけ鬼蔵がいる。
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 無病息災を願って、お湯をかけた。

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ホクホク北海道)登別温泉・味の大王(ラーメン)

 もう零時を過ぎていたが、昼間入れなかった「味の大王」(北海道登別市登別温泉町29、0143・84・2415)に行った。午前2時までの営業なので、ありがたい。
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 目当ては名物「地獄ラーメン」。
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 地獄ラーメンのキャッチフレーズ。
 「旨けりゃ天国、マズけりゃ地獄、閻魔のイチ押し 地獄ラーメン!」
 (笑)
 通常の辛さが地獄の0丁目。1丁目進むごとに辛さが増す。価格は通常が800円。一丁目ごとに50円アップ。
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 唐辛子の量は一丁目でこれだけ増える。
 店内に張ってあるのは、10丁目以上に挑戦して見事完食した人の名前。ただ、完食しても特典はなし。希望すれば店内に名前を掲載してもらえる。

 「くれぐれも旅行中の方はムリをなさらない様おねがいします」。
 この言葉に影響を受けた。
 寝る前だし、一人で店に来たので辛さで倒れても介抱してもらえない。ここは穏当に0丁目を頼んだ。
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 なかなかおいしい。味噌の味が強いが、いったい何が入っているのだろう。
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 塩、醤油、味噌すべてが入っているという。それとコチジャン。地獄は愛欲、憎悪、後悔、あらゆるものが渦巻いている感じがするが、地獄ラーメンも多様な味が混ざり合っていた。
 0丁目でも汗がじわーっと出てきた。
 登別。夜も楽しかった。

 営業時間は昼が正午から午後2時まで、夜が午後9時から午前2時まで。
 定休日は第一、第三、第五火曜日。

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ホクホク北海道)登別温泉・滝本インの部屋と温泉

 食事を終えて、一度、滝本インの部屋に戻った。
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 鬼楽家で、滝本インに泊まるとみな第一滝本館の温泉に入るが、滝本インの温泉もなかなか良い」と聞いて、、さっそく大浴場に行ってみた。
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 やはり、みな第一滝本館に行っているようで、風呂を独占できた。
 泉質は登別の代表的な「酸性-含硫黄・(ナトリウム)-硫酸塩泉(硫化水素型)(酸性低張性高温泉)」。
 温泉チェックや地獄巡りで忙しく、ようやくゆっくり風呂につかった(笑)。
 部屋に戻ってから少し睡眠。その後、第一滝本館の温泉に再度行き、夜の街に出た。

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ホクホク北海道)登別温泉・鬼楽家(居酒屋)

 晩御飯は地元の居酒屋、鬼楽家(きらくや、北海道登別市登別温泉町60、0143・84・3188)で食べた。
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 まずはエビス生ビール(450円)。そして、じゃがバター(380円)。
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 ホーレン草サラダ(380円)。
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 店内。お客のほとんどは旅館の従業員など地元の人だという。
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 刺身。たこ(380円)とサーモン(480円)。ちなみに、2点盛りは780円。
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 ムカワ産シシャモ(メス、680円)。
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 おにぎり(1個120円)。

 旅館の食事も良いが、街での食事も楽しい。 安くておいしかった。

 営業時間は午後6時~11時。日曜定休。

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ホクホク北海道)登別温泉・地獄谷~大湯沼

 閻魔様を見た後地獄へ――。地獄谷巡りスタート。 
 まずは登別パークサービスセンターに行ってガイドマップをもらった。お土産も充実している。
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 地獄谷。まさに地獄。
 もらった「登別温泉散策MAP」によると、「地獄谷は、日和山の噴火活動によりできた爆裂火口跡です。長径約450m、面積約11haで、谷に沿って数多くの湧出口や噴気孔があり、泡を立てて煮えたぎる風景が『鬼の棲む地獄』の由来となりました。また、ここから多種類の温泉が毎分約3000ℓも沸き(ママ)出しており、温泉街のホテルや旅館に給湯されています」とのことだ。
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 薬師如来。文久元(1861)年、硫黄を採掘していた南部藩の家臣がお堂の下に湧く温泉で目を洗い、眼病が治ったと伝えられている。堂内にはお礼に寄進した石碑が安置されている。
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 鉄泉池。ブクブクと熱湯が噴出する湯煙地獄。地獄谷のほぼ中央にある間欠泉。
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 地獄谷から10分程度、大湯沼遊歩道を歩くと大湯沼展望台。大湯沼から湯気が上がっているのが見える。
 大湯沼も、日和山の噴火した時の爆裂火口跡で、周囲約1kmのひょうたん型の沼。沼底では約130℃の硫黄泉が激しく噴出していて、表面の温度でも約40℃~50℃で灰黒色をしている。昔はそこに堆積する硫黄を採取していた。
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 展望台からさらに7分ほど歩くと奥の湯がある。
 日和山の爆裂火口跡の一部。円錐形の沼底から灰黒色の硫黄泉が噴出している。沼の表面温度は75℃~85℃と高く、特に沼の手前と中央付近の噴出は激しく、煮えたぎる湯釜のようにも見える。
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 ここから大湯沼沿いを通って、大湯沼川沿いを散策する。
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 大正地獄。大正時代に起こった小爆発でできた、周囲約10mの湯沼。湯量が周期的に増減を繰り返す間欠泉で、最近では湯泥が突発的に噴出していることがある。また、湯の色が灰色、緑色、青色、黄色など七色に変わることも知られている。
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 大湯沼川天然足湯。もう冬に近いのでぬるかった。
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 散策道から車道に出て、温泉街方面に歩くと「歓迎 親子鬼像」がある。その先が登別プリンスホテル石水亭。
 地獄谷から急ぎ足で1時間あまりで回れた。
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 温泉街に戻る頃にはすっかり暗くなっていた。第一滝本館の前にある鬼祠の両脇にいる身長3.5mの赤鬼立像と身長2.2mの青鬼座像はライトアップされていた。

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ホクホク北海道)登別温泉・閻魔堂

 地獄のように鬼がたくさんいる登別温泉の極楽通り商店街。閻魔様もいた。
 閻魔堂のからくり(地獄の審判)は1日5~6回。10:00、13:00、15:00、17:00、20:00。21:00の回は5~10月のみ。
 15:00のからくりを見た。
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 前の方で見ていた子供は、閻魔様がしゃべり始めると、母親のところに逃げ帰ってきた(笑)。
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 目も光る。怖い。
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 もとの柔和な顔に。

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ホクホク北海道)登別温泉・岩倉のかまぼこ

 3時近くになった。あまり遅くなると地獄谷巡りができなくなるので、温泉巡りはとりあえず打ち切った。
 おなかがすいたので閻魔堂隣の「岩倉のかまぼこ」の大きな看板のある店で、「やきたて!かまぼこ」(10枚入り、630円)を買った。
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 焼いてから時間がたっていたが、まだ温かくておいしかった。今日の昼食。
 この店は「岩倉」と言う店かと思っていたが、後で商店街の資料などを見るとベア観光(0143・84・1313)だった。

追記)翌日も朝早くから営業。かまぼこを焼いていた。営業時間は午前7時から午後7時、無休。お土産にした。
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ホクホク北海道)登別温泉・登別万世閣

 夢中になって温泉めぐりをしているうちに午後2時を過ぎてしまった。
 味の大王(0413・84・2415)、そば処福庵(0143・84・2758)など、昼に行こうと思っていた店はすでに営業終了。しかたなく温泉めぐりを続けた。
 5軒目は登別万世閣(北海道登別市登別温泉町21番地、0143・84・3500)
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 泉質は、登別で代表的な酸性-含硫黄・(ナトリウム)-硫化塩泉(硫化水素型)(酸性低張性高温泉)。
 登別の温泉旅館・ホテルは多様な泉質を売り物にするところと、泉質は1種類でも露天などの気持ちよさでアピールするところに分かれる。万世閣は後者だと思うので、露天にもう少し”色気”がほしいと思った。
 利用時間は14:00~18:00(受け付け16:00まで)。入浴料1000円。

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ホクホク北海道)登別温泉・泉源公園

 商店街に戻ると、ごーという音と、湯気。泉源公園の間欠泉だった。
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 約3時間ごとに噴き出すという。活動時間は約50分。噴き出す高さは約8m。温度は約80℃。噴出する湯量は約2000ℓ。
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 登別温泉のすごさを垣間見る間欠泉だった。

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ホクホク北海道)登別温泉・登別プリンスホテル石水亭

 4軒目は登別プリンスホテル石水亭(登別市登別温泉町203-1、0413・84・2255)。
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 11時からの日帰り入浴受け付けとのことで、実は、花鐘亭はなやの後に訪ねたが、人気の銀杏館7階露天風呂は清掃中とのことで、13時半過ぎに改めて訪ねた。大浴場もあるが、奥にある露天風呂が目当て。
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 檜造りと信楽焼きの2種類の浴槽で、のんびり。泉質は硫化水素泉(硫黄泉)。
 入浴料は800円。受付時間は11:00~20:00。

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ホクホク北海道)登別温泉・登別グランドホテル

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 3軒目が登別グランドホテル(北海道登別市登別温泉町154番地、0143・84・2101)。
 硫黄泉、食塩泉、鉄泉の3つの泉質の温泉がある。
 ホテルのホームページによると各温泉の特徴は以下の通り。
 食塩泉―皮膚に塩分が付着し、汗の蒸発を防ぐ為に保温効果が高く、『熱の湯』と呼ばれるほど湯冷めしないのが特徴です。
 硫黄泉―ゆで玉子のような温泉地独特の匂いがするのが、この硫黄泉に含まれる硫化水素です。解毒作用があり慢性皮膚病や関節疾患にも有効ですが、強い刺激があるので、身体の調子に合わせてご入浴下さい。
 鉄泉―この湯の正式名称は、アルミニウム硫酸温泉と言って、酸性のお湯のひとつ。火山活動の盛んな地域に多く湧き、日本に多く、外国に少ない温泉です。皮膚粘膜を引き締める作用が強いのが特徴です。
 個性的な温泉が揃っているのでうれしいが、何よりも庭園露天風呂が良かった。
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 行った旅館、ホテルのお風呂の中では一番このホテルの露天が気に入った。
 入浴料は1000円。利用時間はホームページには12時30分~17時、18時30分~20時(月・木曜日は14時30分~17時、18時30分~20時)となっているが、フロントの案内には12時30分~20時(月・木曜日は14時30分~20時)となっていた。

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ホクホク北海道)登別温泉・ホテルゆもと登別

 滝本インにチェックイン。食事までには時間があるので、日帰り入浴に対応しているホテル、旅館の6軒目、ホテルゆもと登別(北海道登別市登別温泉町29番地、0143・84・2277)に行った。
 源泉3種類、混合泉1種類が楽しめる。
 ホテルゆもと登別のホームページによると、硫黄泉は「糖尿病、高血圧、慢性婦人病、神経痛など。 独特の匂いがする乳白濁の湯。毛細血管や冠状動脈を拡張させる働きがあるため、慢性気管支炎や動脈硬化に効きます。解毒作用もあり、慢性皮膚病などにも良いとされています」。
 食塩泉は「貧血症、冷え性、神経痛、リウマチ、アトピー皮膚炎など。 無色透明で塩辛い味がする、日本で最も多い泉質のひとつ。保温効果が高く、ポカポカと湯冷めしないため『熱の湯』とも呼ばれています。神経痛や腰痛、冷え性に良いお湯です」。
 酸性鉄泉は「貧血症、慢性湿疹など。鉄イオンを1kg中、20mg以上含む源泉。金属味がすることも。よく温まり、貧血症や慢性湿疹などに良いです」。
 混合泉は「慢性皮膚疾患、冷え性、貧血症、火傷など。 酸性鉄泉と食塩泉の混合泉。それぞれの効能が合わさっているため、多彩な症状に効くほか、美肌効果も期待できます」。
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 露天風呂は木のお風呂。大浴場とは違ったくつろぎ空間。
 日帰り入浴営業時間は午後1時-8時(受け付けは7時まで)。入浴料は1000円。

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ホクホク北海道)登別温泉・シンボル鬼

 登別温泉は”天国”だと思うのだが、街は地獄のイメージで統一している。商店街には3つのシンボル鬼。
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 「蝦夷民具 こまつ」(0143・84・2278)前の鬼は「商売繁盛」の鬼。「お湯はとろろん とんとろり のぼる湯煙り 登別 ~温泉小唄より」と彫られている。
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 地獄ラーメンの「味の大王」(0143・84・2415)横には「合格祈願」の鬼。「地獄谷から わき出す湯気に のってうかれて ソレ鬼が出た ~地獄ばやしより」。
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 「民芸処 藤喜屋」(0143・84・2348)横には「恋愛成就」の鬼。「のぼりべつでも くだりはいっしょ お湯がとりもつ 縁かいな ~鬼音頭より」。鬼音頭、なかなかいい。

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ホクホク北海道)登別温泉・花鐘亭はなや

 登別温泉は北海道に住むことでもない限り、そうそう来れる場所ではない。登別温泉で日帰り入浴を受け入れている旅館、ホテルは全て行ってみようと思った。
 二軒目が花鐘亭はなや(北海道登別市登別温泉町134、0143・84・2521)。
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 とても可愛らしい宿。夫婦、カップル向きか。
 お風呂も内風呂と露天風呂が一つずつ。
 受付開始直後に行ったので独占できた。
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 泉質は登別温泉で代表的な「酸性-含硫黄・(ナトリウム)-硫酸塩泉(硫化水素型)(酸性低張性高温泉)」。
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 露天は山里にいるようで良い気分。静かに温泉を楽しむにはこうした旅館がいい。
 入浴料金は700円。受付時間は11:00~16:00。

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ホクホク北海道)登別温泉・第一滝本館、滝本イン

 ついに登別温泉に来た!
 「登別温泉」。この名は子供の頃から頭に刷りこまれていた。
 ザ・ドリフターズの人気番組『8時だョ!全員集合』(1969年 - 1985年、TBS系) で毎回流れる「いい湯だな」(ビバノン・ロック)。その1番に出てくるのが、登別温泉だった。
 ババンバ、バンバンバン
 (ア、ビバノンノン)
 ババンバ、バンバンバン
 (ア、ビバビバビバ)
 ババンバ、バンバンバン
 (ア、ビバノンノン)
 ババンバ、バンバンバン
 (ハーア、ビバノンノン)

 いい湯だな(ア、ハハン)
 いい湯だな(ア、ハハン)
 湯気が天井から ポタリと背中に
 つめてぇな(ア、ハハン)
 つめてぇな(ア、ハハン)
 ここは北国、登別の湯

 2番が「ここは上州 草津の湯」。なぜかこの二つしか記憶にない。
 登別は草津の上を行く温泉天国なのだ!

 泊まるのは滝本イン(登別市登別温泉町76、0143・84・2205)。
 滝本インにしたのには理由がある。

 北海道は観光名所が多いのだろう。草津温泉などの記述と比べるとものすごく登別温泉の記述はものすごく少ない。普通のガイドブックでは登別温泉のことがほんの少ししか分からない。
 役になったのは「日本の温泉シリーズ ぶらり湯のまち 北海道」(山と渓谷社、1500円)。
 それによると、第一滝本館(0143・84・3322)は「登別温泉の生みの親とされる滝本金蔵が創業者。自慢は温泉天国大浴場で、1500坪の広さに大小計35のバラエティー豊かな浴槽が並ぶ。7種類もの泉質が楽しめるので、居ながらにして湯めぐり可」。
 これはいい!と思った。
 ところが、一人でこうした旅館に泊まろうとしても泊めてくれないことが多く、泊まれても高い。
 そこでネットで検索してみると、ガイドブックにはまったく紹介されていない滝本インが見つかった。ここは第一滝本館の系列で、宿泊客は第一滝本館の大浴場も自由に何度でも利用できるのだ。
 それに、旅館で夕食をとるよりも、街で食事したいと思った。滝本インはそれもOK。バイキング形式の朝食付きで1泊をインターネット予約した。料金は1万650円。
 
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 (左が滝本イン、右が第一滝本館)

 チェックインまでは時間があるので滝本インに荷物を預け、さっそく第一滝本館の大浴場に行った。
 日帰り入浴もできるが、入浴料は2000円(受付時間は9~17時)。何度も入りたいので、滝本インに泊まって良かった。
 本当に広い!まさに登別温泉の横綱だ。
 この旅館だけで1日の温泉の湧出量200万ℓ。
 登別温泉には11の泉質があるというが、この旅館では以下の7つが楽しめる(第一滝本館ホームページより)。

①癒しの湯
ナトリウム・カルシウムー塩化物泉(中性低張性高温泉)
22号泉 旧泉質名/食塩泉

刺激の少ない、柔らかなお湯で、高齢の方や病後のリハビリに最適です。
入浴後は肌が滑らかになります。
適応症は、リウマチ性疾患、運動器障害、発育不全、更年期障害など。

②きずの湯
酸性ー含硫黄(ナトリウム)塩化物・硫酸塩泉 
1号甲泉 旧泉質名/芭硝泉

チェコのカルルスバードが有名な無色透明の温泉で、
古くから「きずの湯」「中風の湯」として浴用され、
高血圧症や動脈硬化症、外傷、慢性皮膚病に効果的です。
飲用すると、慢性の便秘にバツグンの効き目。
刺激が穏やかなので、高齢・虚弱体質の方の入浴や病後の機能回復に適しています。

③熱の湯
ナトリウム・カルシウムー塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
20号泉 旧泉質名/食塩泉

湯の成分が皮膚の表面を覆い、毛穴をふさぎ血行を良くするので、湯冷めしにくいのが特徴です。
「熱の湯」「温まりの湯」と呼ばれることもあります。
保温効果が高いので、リウマチ性疾患や神経痛、冷え性などに良いといわれています。

④万病の湯
酸性ー含硫黄・鉄(II)ー硫酸塩泉 
14号泉 旧泉質名/酸性緑ばん泉

登別の湯を代表する泉質の一つ。酸性が非常に強いので、水虫や雑菌による皮膚病に効果が高い。
造血作用を高める働きもあり、又、血管を拡張し血流を改善します。
リウマチ性疾患、更年期障害にも良いといわれています。
ただし、刺激の強いお湯なので皮膚の弱い人は、上がり湯が必要です。

⑤鬼の湯
ナトリウム・カルシウムー塩化物泉(中性低張性高温泉) 
19号泉 旧泉質名/食塩泉

慢性消化器病、慢性皮膚病、慢性婦人病、疲労回復、健康増進、
冷え症、切り傷、火傷などに効果があります。

⑥美人の湯
ナトリウム・カルシウム・マグネシウムー塩化物・炭酸水素塩泉
7号泉 旧泉質名/重曹泉

肌への刺激が少ないアルカリ性の温泉です。
入浴すると汚れた皮脂がとれ、お肌がツルツルになります。
切り傷や火傷、慢性皮膚病の他、神経痛、貧血症にも効果的です。
また、抗炎症作用や抗アレルギー作用があるのでアトピーやじんましんにも効果的です。

⑦美肌の湯
酸性ー含硫黄(ナトリウム)硫酸塩泉 
1号乙泉 旧泉質名/酸性硫化水素泉

登別の湯を代表する硫黄泉の一種。
温泉情緒を感じさせる独自の匂いは、硫化水素によるものです。
末梢毛細血管を拡張し、血流を改善。肌をなめらかにします。
動脈硬化症、高血圧症、慢性皮膚病、慢性婦人病、切り傷などに良いとされています。

 すべて掛け流しの源泉の湯。
 群馬の温泉地が束になってかかってようやく対抗できそうな豊富な温泉を持つ旅館だ。

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追記)夜、改めて第一滝本館を訪れ、いろいろな温泉を体験した。すごい。登別では他の旅館に泊まっても、必ずこのお風呂に入りに来たほうがいい。

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ホクホク北海道・札幌から登別へ

 札幌は11月4日に初雪を観測。今週末はぐっと冷え込むとのことだった。東京から行くと、札幌は工場の冷蔵倉庫の中に入ったような感覚だった。
 泊まったのはホテル札幌ガーデンパレス(札幌市中央区北1条西6丁目、011・261・5311)。バイキング形式の朝食をとった後、JR札幌駅まで歩いた。
 JR札幌駅までは徒歩7分(750m)。7日夜にも少しだけ雪が降り、札幌駅周辺ではうっすらと雪が積もっているtころもあった。
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 札幌8:34発JR特急スーパー北斗6号に乗った。
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 郊外の雪景色をみながらおよそ1時間。9時40分に登別駅に着いた。
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 駅に着くとクマ牧場の熊が出迎えてくれた。
 9:55発のバスで登別へ。最後に草津に行くバスで流れる草津節のように、歌が流れた。登別小唄とのことだ。
 およそ13分。温泉街のバスターミナルに着いた。

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ホクホク北海道・麺屋 彩未(札幌市、ラーメン)

 札幌出張。今回はぜひ、札幌ラーメンを食べたいと思い、14時からの仕事だったが、9:05羽田発10:40新千歳空港着のJALに乗った。10:49発のJR快速エアポート107号に乗り、札幌に11:25着。
 さっぽろ11:43発の地下鉄(札幌市営東豊線)に乗り込み、11:52に美園に着いた。
 ネット上でグルメウォーカー「札幌ラーメン・オブ・ザ・イヤー2008」というのを見つけた。その1位が「麺屋 彩未」(北海道札幌市豊平区美園十条5-3-3、011・820・6511)だった。いまどきの札幌ラーメンを食べてみたいと思った。
 12時少し前に店に着いたが、もう列ができていた。
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 でも短い列なのですぐに食べられる、と思って店に入ったら、店の中も順番待ちのお客。
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 時間、大丈夫かな、とちょっと不安になったが、30分も待たずに写真手前の空いている席に座れた。並んでいるときに「味噌ら~めん」(700円)を注文しており、席についてから間もなくラーメンが出てきた。
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 彩未のラーメンについてコメントする前に、札幌ラーメンについておさらいしよう。 
 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、札幌ラーメンは――。
 戦後の札幌ラーメンは終戦直後の1946年頃、屋台から始まった。元祖は「龍鳳」、「だるま軒」など諸説あり、はっきりしていない。発祥当時は醤油味と塩味のみだったが、やがて「味の三平」が味噌ラーメンを考案した。この味噌ラーメンが雑誌やデパートの物産展などで全国的に広がったため、「札幌ラーメン=味噌ラーメン」という捉え方もある。この捉え方は必ずしも正しくはないが、やはり味噌を主力にする店が多い。また、ほとんどのラーメン店で醤油味・味噌味・塩味の三種類が当たり前に存在する。これは全国的に珍しい。
 今日、札幌のラーメンは多様化し、「札幌ラーメン」と一口に言っても定義は出来ない。ただし、他地域のラーメンとの特徴的違いや一般的なイメージを敢えてあげるとすれば、次の5点になる。
 ラードで炒めた野菜(主にモヤシ)が乗っている。
 炒めた野菜には、コクだしのため少量の挽肉を入れ、どちらかというと澄んだ豚骨(ガラ)スープを入れて軽く煮込む。
 かん水が多めの黄色く太い縮れ麺を使用。
 トッピングとしてのバターやコーンの存在。
 豚骨の臭み消しのためニンニクを多用。
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 彩未の味噌ラーメンはニンニクが効いている。麺は独特の黄色いちぢれ麺。
 こしがあり、初めは少し固い感じがしたが、食べているうちに程よい固さになった。
 実は味噌の味に強い印象はなかった。この店のラーメンの特長はベースのニンニク、しょうがにあり、プラス味噌でも醤油でも塩でも、ファンは構わないのではないか。
 でもおいしい、個性的な「ラーメン」だった。
 営業時間は11:00~15:15、17:00~19:30。
 月曜定休。

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Twins Bar(ツインズバー、東京・南青山、バー)

 90年代の後半、毎日のように通ったバーがTwins Bar(東京都港区南青山2-7-3 AOYAMA273ビル、03・3405・8384)。

 このバーに通っているときに大阪転勤が決まり、このバーを会場に、送別会を開いてもらった。
 思い出深いバーなのだ。
 双子の姉妹が経営。赤坂の高級料亭でお金を稼ぎ、11年前に店を開いた。
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 左がお姉さんのY子さん。右が妹のE子さん。
 二人のキャラクターがとても好く、カウンターがまず埋まる。
 
 久しぶりにこの店に来たのは、あるカクテルの作り方を確認するため。
 お別れの時に「フェード・アウト」というカクテルを作ってもらった記憶があるのだが、ほかのバーに行って、この名前のカクテルを頼んでも、作れるところが一つもない。Bar港に行った時にも、このカクテルを調べてもらったが分からなかった。Bar港の港信之さんに「今度、調べてきます」と約束、Twins Barに来た。
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 Y子さんにお願いしてさっそく作ってもらうことにした。
 Y子さんはレシピが載っている本も見せてくれた。
 フェード・アウト
 Fade Out
★(やや甘い)
 ドライ・シェリー      30ml
 ピーチ・リキュール   15ml
 オレンジ・ジュース   30ml
 クランベリー・ジュース 30ml
 ソーダ          適量
・コリンズグラスまたはタンブラー
 作り方(難易度C)
 ①グラスに水、ソーダ以外の材料を入れ、ステアをする。
 ②ソーダを満たし、軽くステアする。
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 出来上がり。

 この店ではジョン・コリンズをよく飲んだ。
 
 若い女性が接客する店だと高そうだが、スナックなどとは違い、食べ物、飲み物の値段は安い。当時はよく食事や打ち合わせに使った。
 営業時間は午後7時から午前2時。土日、祝日休み。

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陳麻婆豆腐赤坂東急プラザ店(東京・赤坂、四川料理)

 本場の麻婆豆腐が食べたくなり、陳麻婆豆腐赤坂東急プラザ店(東京都千代田区永田町2-14-3 赤坂東急プラザB1、03・3539・5058)に行った。
 ランチセット(ライス<おかわり自由>、スープ、ザーサイ付き、1050円)のAセット、陳麻婆豆腐を頼んだ。
 麻辣:麻(中国山椒の痺れる辛さ) 辣(唐辛子の辛さ)は通常、四川省本店の7割にしているが、本店と同じ辛さもOKということなので、それを注文した。
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 まずはスープとザーサイ。
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 そして、来ました、陳麻婆豆腐。
 辛い!豆腐を一つひとつしか食べられない。唐辛子の辛さプラス四川山椒の痺れで、汗がじわーっと出てくる。
 御飯がおかわり自由でよかった。
 しかし、食べているうちに病み付きになる。これぞ麻婆豆腐だ。

 営業時間は、ランチ11:00~14:30(L.O.14:00)(平日のみ)、ディナー17:00~22:30(L.O.22:00)。無休(年末年始は休み)。

 麻婆豆腐について、分かりやすい記述がフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』にあった。
 麻婆豆腐(まーぼーどうふ、中国語 マーポードウフ mápó dòufu)は中華料理(四川料理)の一つで、ひき肉と赤唐辛子・花椒(山椒の同属異種)・豆板醤(豆瓣醤)などを炒め、鶏がらスープを入れ豆腐を煮た料理で、唐辛子の辛さである「辣味」(ラーウェイ)と花椒の痺れるような辛さである「麻味」(マーウェイ)を特徴とする。なお日本では辛みを抑える為か、花椒を抜く事がある。また抜かれていなくても本場の舌の痺れるほどの量をいれている店はほとんど存在しない。
 本場四川省では、花椒は粒で入れるほか、仕上げにも粉にしたものを振りかける。少々ではなく大量に掛けるので表面が黒くなるほどである。「麻」(山椒の痺れるような辛味)、「辣」(唐辛子の辛味)、そのどちらが不足しても本場の麻婆豆腐にはならない。
歴史
 清の同治帝の治世に、成都で陳森富の妻劉氏が材料の乏しい中、有り合せの材料で来客(労働者)向けに作ったのが最初とされる。「麻婆」とはあばたのおかみさんの意で、劉氏があばた面だったことに由来する。中国大陸では文化大革命以降「麻辣豆腐」と称することもあるが、「麻婆豆腐」と称する方が一般的である。
 日本では四川省宜賓出身の名料理人陳建民によって日本で受け入れられるようにアレンジがなされた上で、店舗およびテレビの料理番組を通じて広められた。近年、日本では本場風に花椒を効かせたものを「四川麻婆豆腐」や「陳麻婆豆腐」と称して、陳建民が日本人向けにアレンジした「麻婆豆腐」と区別する傾向があり、本場風の麻婆豆腐を主力メニューにしたレストランも現れている。

 麻婆豆腐は自分でも作る。次に作る時は花椒を効かせなければ。

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日高カントリー倶楽部(東、西)

 8月16日以来の日高。最近は90台で回れるようになった。今日こそ、日高でも90台と思って臨んだ。
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 ところが、また悪いパターン。出だしは相変わらず調子が出ない。ダボが続いて、3番ホールはヘッドアップでアイアンが当たらず、+4。4番ホールのロングでは久々にドライバーが気持ちよく打て、525ヤードで残り250ヤードまで飛んだ。ところが2打目を右の林に入れてダボ。5番のミドルホール(343ヤード)も残り80ヤードまで飛ばし、ようやくパー。これでダボペースに戻せたと思ったら7,8,9番がすべて+4。突然アイアンがまっすぐ打てなくなり、右へ右へ曲がりこんな結果に。
 東コースの成績は+2+2+4+2+0+2+4+4+4=+24で60。パット数は232223333。1パットが一つもない。アプローチがいつもオーバーして距離を相当残したのが原因だ。
 ゴルフはこれからは量より質と思っているのに、また振り出しに戻った感じでがっくり。

 しかし、後半は気を取り直して、頑張った。
 西コースのスコアは0+1+0+2+2+2+1+3+2=+13で49。なんとか40台。パット数は131212221。
 ドライバーはいままでフックだったのにスライスするようになってしまい苦戦。調子はちっとも良くなかったけれど、精神力で凌いだ。緊張感を持って切れずに臨めば、多少調子が悪くても50は切れるのだということが分かった。
 合計109。最後の数ホールが悪いのは相変わらず。
 残るゴルフは、一打一打をさらに大事にして、年内に90を切りたい。

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神津島五目釣り、ヒメダイを刺身に

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 釣ったヒメダイやもらったアオダイは刺身に。おいしい。
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 塩焼き。
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 潮汁。

追記)翌3日は得意のサバのみそ煮を作った。良い出来だった。満足。
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 魚を釣るのは大変だ。それだけに余計においしく感じる。

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神津島周辺でシマアジ&五目釣り

 昨年9月以来の釣り。
 今年2月には釣りの師匠、Kさんの家で糸の結び方を教えてもらったりしたのだが、何回かの釣りの予定が悪天候で中止になり、結果的に釣りから遠ざかっていた。
 しかし、Kさんは見捨てずに、また誘ってくれた。
 伊豆諸島の一つ、神津島周辺でシマアジを釣りに行くという。
 昨年10月末にも神津島へ行く計画があり(悪天候で中止になった)、その時に「え、アジですか」と言って、Kさんに怒られた。
 「シマアジ」と「アジ」では魚の格、値段、味ともに横綱と序の口くらいの差がある。稀に居酒屋にあるのは養殖物。天然物は一切れが千円札一枚と思っていい。
 とのことだ。
 
 釣具の構成は、初めてのワラサ釣りの時と同じ。
 道糸にテンビン、コマセカゴ(100号ビッグ)、クッションゴム、ハリスをつけて、コマセを撒いて、魚を集める。

 1日の午前零時ごろに東名高速道路に乗り、沼津インターで降り、午前3時前に下田港に着く。
 神津島の幸進丸(04992・8・1020)が港まで迎えに来てくれる。
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 合計7人で船を借りる。一人2万6000円。
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 予定通り午前3時に船に乗り込んだ。
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 船室で仮眠。3時間で神津島だ。
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 5時50分に神津島に到着。朝焼けがきれいだ。
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 久しぶりでセッティングに手間取ったが、6時半、準備完了。
 シマアジは釣れず、結果的に、同じ仕掛けで他の魚を狙う五目釣りになった。
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 8時。ようやくヒメダイが釣れた。高級魚。
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 一度釣れ始めるとどんどん釣れる。10分後にアカイサギとサバが釣れる。さらにサバがもう1尾。
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 8時半にヒメダイがもう一尾。
 順調だったのはここまでだった。
 オマツリで糸が切れ、セッティングのし直しなどをしているうちに船酔いになり、気持ちが悪くなった。
 我慢できず、船室で休憩。
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 復帰したのは11時半。日が高くなっていた。
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 すっきりしたと思っていたが、すぐにまた気持ちが悪くなった。それでもなんとか釣り糸を垂らしたが、ほとんど釣れず。12時半にアヤメカサゴが釣れて、打ち止め。
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 午後1時10分に神津島着。
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 着替えて船室へ。下田港に向かう。
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 午後3時45分下田港着。
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 釣果。少ないが、ヒメダイが釣れてよかった。Kさんはヒメダイを12尾釣った。アオダイも5尾。
 「これで満足」とKさんに言ったが、家にもどってクーラーボックスを開けると、アオダイ、ヒメダイが1尾ずつ入っていた。面倒をかけたうえ、魚もいただき、ありがとうございました。
 グループでは大きなハタが釣れたのに驚いた。なかなか釣れないオナガを釣った人もいた。
 午後8時半に家に着いた。

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焼き餃子

 久しぶりに料理をした。
 世界的な不況からは逃げられなかった。冬のボーナスが激減することになり、元気がない。
 群馬に行ってからは、せっかくの機会ということで少々ぜいたくをした。ゴルフ、温泉、おいしいものを楽しんだ。
 東京に戻ってからも、ゴルフは数多くしているし、おいしいものもいろいろ食べている。
 しかし、このボーナスの減り方をみると、もうぜいたくはできない。
 今年もまだまだゴルフの予定は入っている。残るラウンドで良いスコアを目指して、来年はムキになってやるのはやめよう(^^ゞ。
 外食も減らさざるを得ない。早く家に帰って、何日かは料理を受け持とう。
 前置きが長くなったが、それで、久しぶりに料理をした。

 餃子を作った。冷凍餃子を焼いたりはよくするので、焼くところからはできるのだが、皮に肉を入れて包むことができない。ひだがうまくできないのだ。
 今日は、やるからには、一から、ということで皮から作った。
 レシピは「お料理はじめて中華編」(銀座天厨菜館総料理長・杉田忠著、新星出版社)。

 餃子の皮の作り方
(18枚分)
強力粉100g
薄力粉60g
塩少々
ラード(溶かしたもの)大さじ1
熱湯90cc
打ち粉(強力粉)適量
(1)強力粉、薄力粉、塩を合わせてよくふるい、ボウルに入れる。ラードと熱湯を少しずつ加えながら箸などでよく混ぜ、粉と水分がなじんだら手でよくこねる。ひとつにまとめラップに包んで30分ほど寝かせる。

この間に、具の準備をした。
(1)白菜(2枚)をゆでて水けを取り、みじん切りにして水けをかたくしぼる。
(2)ボウルに豚ひき肉(150g)、ねぎのみじん切り(大さじ2)、しょうがのすりおろし(少々)、にんにくのすりおろし(少々)を入れ、少し混ぜる。
(3)(2)に下味の材料=塩小さじ1、砂糖小さじ1、うまみ調味料少々、しょうゆ大さじ1、ごま油大さじ2、ラード(溶かしたもの)大さじ1、酒大さじ1=を加え、よく練り混ぜて粘り気を出す。
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 皮の作り方続き。
(2)台に打ち粉をして(1)の生地をのせ、両手で転がしながら棒状にのばし、18等分に切り分ける。
(3)台に打ち粉をしながら(2)を1個ずつ手のひらで軽く押しつぶし、めん棒で丸く伸ばす。
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 餃子の作り方続き。
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(4)ひき肉だねを18等分し、餃子の皮の中央にのせる。皮を半分に折り、端からひだをよせながら包む。
(5)蒸気の上った蒸し器に(4)を並べ、10分くらい蒸す。
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 うまく包めていないのでものすごい餃子になってしまった。
 蒸し器を使うべきかどうかは良く分からない。餃子に最初に水を浸すという方法の方が一般的だろう。
(6)中華鍋を熱して油を多めに入れてなじませ、一度戻す。再び少量の油をなじませ、蒸した餃子を並べ入れて焼き目をつけ、仕上げにごま油をたらす。
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 見ばえは悪いがオリジナルの皮。もちもちしていておいしかった。

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