焼き餃子
久しぶりに料理をした。
世界的な不況からは逃げられなかった。冬のボーナスが激減することになり、元気がない。
群馬に行ってからは、せっかくの機会ということで少々ぜいたくをした。ゴルフ、温泉、おいしいものを楽しんだ。
東京に戻ってからも、ゴルフは数多くしているし、おいしいものもいろいろ食べている。
しかし、このボーナスの減り方をみると、もうぜいたくはできない。
今年もまだまだゴルフの予定は入っている。残るラウンドで良いスコアを目指して、来年はムキになってやるのはやめよう(^^ゞ。
外食も減らさざるを得ない。早く家に帰って、何日かは料理を受け持とう。
前置きが長くなったが、それで、久しぶりに料理をした。
餃子を作った。冷凍餃子を焼いたりはよくするので、焼くところからはできるのだが、皮に肉を入れて包むことができない。ひだがうまくできないのだ。
今日は、やるからには、一から、ということで皮から作った。
レシピは「お料理はじめて中華編」(銀座天厨菜館総料理長・杉田忠著、新星出版社)。
餃子の皮の作り方
(18枚分)
強力粉100g
薄力粉60g
塩少々
ラード(溶かしたもの)大さじ1
熱湯90cc
打ち粉(強力粉)適量
(1)強力粉、薄力粉、塩を合わせてよくふるい、ボウルに入れる。ラードと熱湯を少しずつ加えながら箸などでよく混ぜ、粉と水分がなじんだら手でよくこねる。ひとつにまとめラップに包んで30分ほど寝かせる。
この間に、具の準備をした。
(1)白菜(2枚)をゆでて水けを取り、みじん切りにして水けをかたくしぼる。
(2)ボウルに豚ひき肉(150g)、ねぎのみじん切り(大さじ2)、しょうがのすりおろし(少々)、にんにくのすりおろし(少々)を入れ、少し混ぜる。
(3)(2)に下味の材料=塩小さじ1、砂糖小さじ1、うまみ調味料少々、しょうゆ大さじ1、ごま油大さじ2、ラード(溶かしたもの)大さじ1、酒大さじ1=を加え、よく練り混ぜて粘り気を出す。
皮の作り方続き。
(2)台に打ち粉をして(1)の生地をのせ、両手で転がしながら棒状にのばし、18等分に切り分ける。
(3)台に打ち粉をしながら(2)を1個ずつ手のひらで軽く押しつぶし、めん棒で丸く伸ばす。
餃子の作り方続き。
(4)ひき肉だねを18等分し、餃子の皮の中央にのせる。皮を半分に折り、端からひだをよせながら包む。
(5)蒸気の上った蒸し器に(4)を並べ、10分くらい蒸す。
うまく包めていないのでものすごい餃子になってしまった。
蒸し器を使うべきかどうかは良く分からない。餃子に最初に水を浸すという方法の方が一般的だろう。
(6)中華鍋を熱して油を多めに入れてなじませ、一度戻す。再び少量の油をなじませ、蒸した餃子を並べ入れて焼き目をつけ、仕上げにごま油をたらす。
見ばえは悪いがオリジナルの皮。もちもちしていておいしかった。
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Comments
ボーナス、たいへんだね。ぼくなどはこっちにきてからは収入は3分の1になったかも。でも、贅沢はなんにもせず、とにかくやっています。餃子、よくつくります。こうした皮をつくるときに、イタリア製のパスタマシンはきわめて強力な武器になります。ゲットしてみたら?
Posted by: さいのめ | 2008.11.01 07:43 PM
環境に応じて、いろいろ楽しめばいいんだよね。さいのめさんは収入が減っても得がたい経験をしているのだから。
私は仕事の部分ではなかなか新機軸が打ち出せず、遊びの部分で、小市民的に楽しもうと思います。
Posted by: フーテンの中 | 2008.11.03 06:44 AM