ホクホク北海道)登別温泉・湯澤神社~夢元さぎり湯
共同浴場の「夢元(ゆもと)さぎり湯」は朝7時からの営業。一番風呂に入ろうと早起きした。
まずは、第一滝本館の向かいにある湯澤神社へ。登別温泉の開発に一生を捧げた滝本金蔵氏により江戸末期に創建され、この地域の氏神と温泉の守護神が祀られているという。
豊かな温泉に感謝。
登別温泉は多様な泉質が楽しめ、地獄谷、大湯沼の観光スポットもすばらしい。商店街がみんなで「地獄」を演出している。
草津も伊香保も四万も、温泉と商店街(飲食街)の連携が絶妙だった。草津はその上に、湯畑、無料の共同湯などがあり、奥行きの深さを感じさせた。
登別は無料の共同湯がないのが残念だが、それを除けば草津温泉に負けない温泉街だと感じた。多様な泉質が楽しめる点は草津にない特色だ。
日帰り入浴できる6つのホテル、旅館の湯舟にはつかった。最後に行ったのが共同湯の夢元さぎり湯(北海道登別市登別温泉町60、0143・84・2050)。
入り口は商店街側と駐車場側にある。
営業開始(7時)の15分くらい前に着いた。道後温泉のような列はできていなかったが、駐車場には一番風呂を狙うお客がすでにいた。
湯舟は3つに分かれており、一番手前が目の湯=含鉄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(42℃)。真ん中が一号乙泉=含硫黄-ナトリウム-硫酸塩泉(42℃)。一番奥が一号乙泉(41℃)。加水、加温、循環、消毒処理(または入浴剤使用)はしていないという。
温泉街に温泉を供給している登別温泉(株)が経営している。
この共同浴場では代表的な二つの泉質が楽しめる。お薦めだ。
受付時間は朝7時から午後21時半。退館時間が22時。入浴料は390円。
商店街側出入り口前に湯かけ鬼蔵がいる。
無病息災を願って、お湯をかけた。
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