ホクホク北海道)登別温泉・のぼりべつクマ牧場
夢元さぎり湯からホテルに戻り、バイキング形式の朝食。10時に出る第一滝本館発札幌行きの無料バスを予約したので、それまで、ゆっくりすればいいのだが、まだ行っていない一大観光スポットがある。のぼりべつクマ牧場(北海道登別市登別温泉町224番地、0413・84・2225)だ。
ホクホク北海道)登別温泉の項の冒頭でも書いたが、登別温泉は草津温泉に全くひけを取らない大温泉地だが、北海道は観光名所が多いためか、ガイドブックを見ても、登別温泉の紹介ページは少ない。だから、一泊二日ながら、代わりに、しっかり紹介しよう、と思った。「ぐんぐんぐんま」に熱が入ったのも、群馬の観光ガイドブックの中で前橋のお薦め飲食店を紹介するページがあまりにずさんで貧弱だったのがきっかけだ。
クマが特に好きなわけではないが、のぼりべつクマ牧場を紹介しないと画竜点睛を欠くと思い、行くことにした。
商店街を10分ほど歩いたところに―。
ロープウェイ山麓駅がある。高速ゴンドラ(通常6人乗り)が約15秒間隔で運行している。
山麓駅から山頂まで全長1260m、高低差300mを約7分で一気にのぼる。
のぼりべつクマ牧場の入園料はロープウェイ料金も含めて2520円。やや高いと思ったが、登別温泉が一望できる。登別観光の締めとして、是非行っておきたいスポットだった。
大自然の中の温泉街であることが分かる。
いろいろな施設がある。まずは第一牧場(エゾヒグマのオス)の人のオリに行くことにした。
まずはクマにやるビスケットを買い―。
オリからばね仕掛けの”ビスケット供給器”でクマにビスケットを与える。うう、でかい顔!怖い。鼻息がすごい。
スマートボールのような装置にビスケットを装填。ビスケットを押し出してクマにやる。ケンカをしないようにいろいろなクマにエサをやったのだが―。
ケンカを始めた。怖い。こんなのと山で出合ったらおしまいだな、と思った。
第一牧場全景。
人のオリを外から見る。
メスのいる第二牧場。メスはひょうきんで、エサをねだる。
片手を振るなれなれしいクマ。
揉み手をするクマ。
見ていて飽きない。
リス村のリス。1ヵ所にとどまっていることがなく、撮影に苦労した。
ヒグマ博物館の屋上には展望台があり、周辺がよく見える。温泉街とは反対側に見えるのがクッタラ湖。
展望台にある解説によると、「周囲8km、湖面高257m深さ145mの真円形の神秘的なカルデラ湖。透明度は28.3mと摩周湖に次いで日本第2位。湖岸には流れ込む川も流れ出る川もない静謐孤独な湖である。エゾサンショウウオやヒメマス、ニジマス、エビなどが生息している。
太平洋。登別の周りの風景が一望できるので、来てよかったと思った。
9時半に下りのロープウェイに乗り、滝本インに戻り、滝本インの温泉に一瞬つかって、帰り支度。10時過ぎに無料バスで札幌に向かった。
一泊二日。充実した登別観光だった。
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