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名代とんかつ 新宿 すずや(東京・新宿)のとんかつ茶づけ

  とん茶(とんかつ茶づけ)で有名な名代とんかつ 新宿 すずや(東京都新宿区歌舞伎町1-23-15 杉山ビル2F、03・3209・4480)に行った。
 1954年「民芸茶房すずや」として創業。益子焼のコーヒーカップに信州のクルミを添えて出したコーヒーや、フルーツを使ったデザート類が人気だったという。民芸を通じて知り合った荻窪のいずみ工芸店のご主人が近くに住む版画家の棟方志功氏を店に連れてきてくれ、看板やメニューの表紙を直筆で書いてくれた。
 その後も当時の民芸運動の中心となる柳宗悦、浜田庄司、芹沢圭介、池田三四郎、バーナード・リーチらが店に通っている。
 なお、1966年に民芸茶房「レストランすずや」となり、1991年にとんかつ専門店となった。
 さっそくとん茶を注文した。
 メニューには次のようにあった。
 「しょっぱうま~い!」、とんかつ茶づけ
 本当のうまさを知った多くの人から愛され続けて60年あまり・・・
◎とん茶物語
 それは私ども、プロ料理人のまかないから始まりました。とんかつに温めたキャベツをのせ、お茶づけにしたのがきっかけです。やがてそれは当時のお客様(特に芸術・マスコミ・芸能関係の方々)に「裏メニュー」として拡がり、また育てられ、長い年月をかけて商品化されました。
 「美味しいものを楽しく食べる、だから身体に良い」をモットーに現在も研究は重ねられ、今なお「とんかつ茶づけ」は進化を続けるすずやで一番のゆるぎない人気メニューです。是非ご賞味下さい。

 う~ん。単なるB級グルメの店と思っていたが、歴史や文化に裏打ちされた店なのだ。
Suzuya080106_01
 メニューをみると
 絶妙!とん茶3つの美味しさ!
 「とんかつ茶づけ」の食べ方
 が書いてあった。
1.キャベツを温めた温キャベツ!絶妙の前菜です。
2.とんかつのサックリ感に秘伝の醤油味!ほっかり御飯に良く合います。
3.最後は「わさび」をそえた「お茶づけ」!最高の美味しさです。
Suzuya080106_02
 煎茶がおいしかった。
 ひつまぶしのとんかつ版という感じの食べ方だ。
 前橋のトンカツうどんも思い出した。
 お茶にカツ。カツカレーよりもはるかに相性がいいと思う。
 寿司にカツ。うどんにカツ。カツはいろいろなものに合う感じがする。

 すずやの営業時間は11:00~23:00(L.O.22:30)。無休。

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