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高速道路が「低速道路」になる。

 地方圏の高速道路で28日、土日祝日の上限1000円での乗り放題がスタートした。テレビ、新聞もおおむね、好意的な報道が多い。
 
 なぜ1000円で乗り放題のような政策に批判が出ないのだろうか。
 定額給付金と構造はまったく変わらない、経済的・社会的改革を伴わない「ばらまき」に過ぎないのに。
 
 29日は混雑を心配しながら16時にゴルフ場を出て、秦野中井ICから東名高速に乗ったが、やはり、すでに大渋滞。
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 結局東名をおりるまで2時間もかかった。
 この日の渋滞は乗り放題の影響ではないのかもしれない。
 でも、ニュースによると、交通量は増えている。
 渋滞は、交通量が多いと、ほんの10数%増えても起きる。
 交通量は増えたが分散して、渋滞はかえって減っているというニュースもあった。真相が分からない。 
 まだ、渋滞の悪影響が出ているという報道はないが、休日の夕方はどの高速道路もすでに混雑しているので、この状態を悪化させることが確実な政策は疑問だ。
 
 始まったばかりの1000円乗り放題だから、長距離を走ろうとする消費者が少ないが、これから、だんだん、乗り放題を利用しようと、クルマでの旅行を計画する消費者が増えてくるとゴールデンウイーク並みの渋滞は必至だ。
 
 クルマは排気ガスも撒き散らす。自分が乗っていて、何だと批判されそうだが、クルマの交通量を劇的に増やす政策は反エコロジーだ。
 高速道路は高速で走れるから意味がある。お金を払ってでも高速を利用しなければならない人までが、今後、大渋滞の「拘束」道路を走らなければならなくなると、マイナスは大きいのではないか。

 などと批判しながらも、深夜、早朝に渋滞を避けて走り、東北あたりの温泉に行こうかなどとも考えている。
 定額給付金と同じで、「社会的には批判」でも「個人的にはOK」なのだ。

 マスコミも民間企業。消費者が喜ぶことを先頭に立っては批判できないようだ。

 それにしても不思議な社会になったものだ。

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太平洋クラブ相模コース

 入社時の職場のOB会コンペ。前回は参加人数が多かったが今回は3人×3組のこじんまりとしたコンペ。HDCPが36の人が3人、少ない人の中では最も多い17の私はチャンスだったのだが・・・。

 今回のゴルフ場は太平洋クラブ相模コース(神奈川県秦野市柳川大峯771-1、0463・87・1811)。太平洋クラブといっても、御殿場をイメージしてはいけない。距離の短い山岳コースで、先が見えないところも多く、グリーンは傾斜がきつく、難しかった。インは3008ヤード(パー534435444)、アウトは3036ヤード(パー545443434)。

 スコアがひどかったせいか、スコアカードをなくしてしまった。
 コンペの成績表は残っている。
 イン57。アウト63。
 イン57は悲惨だと思っていたが、HDCP9のGさんも54、8のW君も59、一緒に回った15のWさんも59と大叩きした。
 しかし、アウトはみな挽回し、Gさんは48。W君は47、Wさんは49。
 そうなのだ。前半悪くても後半挽回すればいいのに、ずるずるといってしまった。
 そこがとても残念。
 記憶に頼ると、アウトもインも出だしのホール(ともにロング)はまずまずで+1。ところがインはOBが3つ。1パットが2つ。
 アウトの11番でドライバーをチョロした後が大変だった。カート道路と側溝の狭い場所からリカバリーを打とうとしたが、足場が悪く3連続OB。結局+8になって、切れた。さらにOB2つを重ね、この日はOBが8つ。アウトは1パットが1つで、3パットも多かった。
 
 ゴルフは気晴らしの場だったのだが、このごろ苦行になってきた。「90は1日にして成らず」などと言っているが、心の中ではすぐに成果が出てほしいと思っている。ゴルフ場に来るとその思いが強くなり、これまで以上のプレッシャーに。
 
 楽しい場面もあった。
 アウトの6番。ニアピンホール。
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 一緒に回ったK師匠、Wさんが相次いでオン。ひきづられて私もオン。前の組のニアピンよりも私とKさんが近くにつけた。Kさんがニアピン。

 コンペはブービーメーカーだった。しょんぼり。 

追記)スコアカードはパーティー会場のテーブルの上に置きっぱなしになっていたそうだ。(^_^;)
 インのスコアは+1+3+3+1+4+2+3+1+3=+21で57。パット数は211223322。
 アウトは+1+8+4+3+2+0+5+1+3=+27で63。パット数は222322123。

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90は1日にして成らず。

 1週間前の練習は宍戸ヒルズカントリークラブのシミュレーション。シミュレーションだとスコアは92だが、実際は124だった。
 シミュレーションはなんら役に立たなかったので、今日は再び、スイングを身体に覚えこませる練習をした。
 SWを2カゴの後、PS→PW→9I→8I→7I→6I→5I→4I→LW→9W→5W→ドライバーを1カゴずつ、計14カゴ打った。通常の打ちっ放しだとファーストゴルフは1カゴ650円なので、14カゴも打ったら大変だ。打ち放題でよかった。
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 練習は楽しい。ラウンドでは結果がでないが、確実にレベルアップしているのが分かる。
 実戦で結果を出すのには恐らく時間がかかるのだろう。 
 結果を考えず、今年は練習に励もう。

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祝・侍ジャパンWBC優勝!山形料理 も~吉でWBC再放送観戦

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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝。どこへ行ってもWBCの話題。日本人はやはり野球が好きなんだなと感じる。ところが残念ながら仕事で中継は見られず、午後9時からのTBSのダイジェストを、山形料理 も~吉(新宿区神楽坂2-10、03・5261・2128)で見た。松井秀樹が良く訪ねてきたことで有名な店。店に入ると松井選手の等身大パネルがある。
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 松井はWBCには出ないが、そんな店ならばテレビがあるはずだ、と期待して入った。期待通り、店はWBC観戦モードだった。大きなテーブルには座らず、ちょっと離れたところに陣取った。
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 冷奴(450円)。
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 おしんギョーザ(650円)。大根の皮に鶏肉の餃子。結構旨い。
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 さつまあげ(850円)。
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 サラダ(650円)。
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 肉じゃがの田舎煮(700円)。
 どのメニューも個性があっておいしかった。

 で、WBCである。
 実はスポーツニュースは見ていた。ところが編集が満足できない。9回裏、ダルビッシュが同点に追いつかれる。しかし、9回裏なのだから、もう1本打たれたらサヨナラなのだ。そこをダルビッシュは三振で切り抜けた。
 なぜ、三振で切り抜けた場面をニュースで流してくれないのか。
 さらに。フォアボールを二つも出して打たれたのだ。星野監督ならきっとピッチャーを交代している。
 ここでダルビッシュのWBCは終わる。藤川あたりを出して打たれたら藤川も終わる。「始めから俺を出してくれ」。
 ダルビッシュを代えなかった原監督の我慢。これによってダルビッシュは将来の日本を背負う投手になるのかもしれない。逆転後の10回、ダルビッシュは別人のようだった。ダルビッシュの9回を見られてよかった。
 ダルビッシュがきちっと同点で止めたから、10回は盛り上がった。ところが今度は、イチローがヒットを打った場面しか流さない。あのたび重なるファール。あのファールでの粘りがドラマを生み出す伏線だったのに。
 日本のスポーツニュースは本当にセンスが悪いと思う。スポーツは生か再放送、録画を見ないとだめだなと思う。
 家に帰ってからもTBSの特集番組を見た。
 原監督にもスポットが当たり、「つねに前向きでいれば、日々進化する」とチーム発進の時に選手にはっぱをかける場面が紹介されていた。
 さらに「侍ジャパン」について。TBSが番組を盛り上げるためにつけたのかと思っていたが、「長島ジャパン、王ジャパン、星野ジャパンと代表チームは呼ばれてきたが、自分はジャパンの上に冠されるほどの大監督ではない。ほかに名前はないかと考えてもらったら侍ジャパンという案がでて、それ、いいじゃない、ということになった」。
 とてもいい話だ。監督の名前+ジャパンなんて、ありふれている。
 次のWBCでは代表チームをなんと呼ぶのだろう。イチローの構える前のしぐさを見ていると、やはり侍かなと思う。
 良い日だった。ありがとう、侍ジャパン。ありがとう、も~吉。
 も~吉の営業時間は17:00~24:00(ランチタイムは11:30~14:00)。日曜、祭日定休。

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宍戸ヒルズカントリークラブ・東コース(茨城県笠間市)

 シミュレーションまでして臨んだ宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城県笠間市南小泉 1340、0296・77・2141)東コースのラウンド
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 西コースで、2003年から「日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズカップ」が開催されるなどの名門だ。とても難しいコースだった。特にグリーンは傾斜があり、アプローチ、パットとも苦戦した。
 スコアはアウトが+8+3+2+2+4-1+2+2+3=+25で61。パット数は231321222。
 インが+5+1+2+3+2+5+2+3+4=+27で63。パット数は232233212。
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 雨が断続的に降るラウンド。風も強く条件は良くなかったが、大荒れのスコアは天気とはあまり関係なかった。
 1番は左に池があるが普通に右サイドを狙えばなんでもないホール。ところが左に行って、いきなり池ポチャ。バンカー越えのアプローチはしっかり打てず右に行ってOB。打ち直しはバンカーに。池、OB、バンカーのトラブル3兄弟をすべていきなり経験して+8。5番の距離の短い左ドッグレッグのミドルホールは得意の5番アイアンだったが、左に大きく曲がりOB。
 後半スタートの10番でも左に打ち損じでOB。+5。
 失敗を恐れ、当てるだけのドライバーはことごとく右に打ち出していた。
 精神面のもろさは笑ってしまうほどだが、きちんと打てれば、好スコアとなる証明が6番ミドルホール(413ヤード)。ハンディキャップ1の難しいホールだが、ドライバーがきちんと打て残り150ヤード。2オンし、10mのパットが入ってしまいバーディー。
 このバーディーのホールのイメージだけを記憶し、来週のコンペはもう少し納得のいくゴルフをしたいものだ。

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奥多摩・浅間嶺(浅間尾根)

 今日、行くのは奥多摩・浅間尾根(せんげんおね)の浅間嶺(せんげんれい)。昨年10月以来の奥多摩だ。Mさんと行くのは今年、最初。今日はウォーミングアップを兼ねて、軽めの山歩きコースを選んでくれた。
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 JR中央線・新宿7:44発武蔵五日市8:48着。「ホリデー快速あきがわ1号」に乗る。
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 途中、拝島で奥多摩行きと切り離されるらしい。
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 前4両が武蔵五日市行きというので4号車に座っていたのだが、武蔵五日市行きは7~10号車。10号車が先頭だった。あわてて7号車に移る。

 武蔵五日市駅でMさんと待ち合わせ。西東京バス(数馬行き)で浅間尾根登山口へ。910円。pasmoで決済できる。

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 10時に山登り開始。
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 なだらかな道。枯れ葉と土がクッションになって、脚にやさしい。
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 浅間尾根。尾根伝いなのでなだらかな道が続く。これまでにない楽な山歩き。
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 「サル石」。サルの手形のついた大きな石。手の形はよく探せばわかるよ!と書いてあるが、確証は得られなかった。その後、長い下りも続くなど、今日は「山登り」という感じがしない。
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 11時50分過ぎに休憩所に着く。おなかがすいたので、昼食のおにぎりを食べる。
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 昨年10月に行った大岳山が見える。

 休憩所に浅間尾根を含むコースの説明があった。
 関東ふれあいの道・歴史の道
 このコースは、上川苔から浅間尾根へのぼり時坂峠をへて本宿に至る延長8.0Kmのものです。檜原村の中央を通り地形も比較的ゆるやかな浅間尾根道は、中甲州道とも呼ばれ古代から重要な交通路となっており、江戸時代頃は馬によって木炭等の生産物を運び出し、日用品等を運び入れる要路として、村人のほかに小河内や西原の人たちも利用していました。
 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、関東ふれあいの道とは、別名首都圏自然歩道ともいい、東京都八王子市の高尾山麓、国道20号沿いの「梅の木平」を起終点に、関東地方の東京都、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県、千葉県、神奈川県を1周する総延長1,655kmの自然歩道のことである。
 今回歩くのはその一部のようだ。

 12時15分に浅間嶺(903m)に向けて出発。
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 5分足らずで着いてしまった。
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 12時27分。このまま下りというのでは手ごたえ(脚ごたえ?)がないのでコースから外れるが松生(まつばえ)山に登った。きつい上り坂、これでないと。
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 933.7m。
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 景色もよく、なかなか良い山だった。山登りに来た、という実感。
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 13時15分、コースに戻る。
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 下りは岩も多く、脚に負担がかかる。痛くならないか不安になるが、今年はよく歩いているせいか、脚は痛まなかった。
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 林道をしばらく歩き、山道に入るところが時坂峠。峠と言う感じではない。
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 また、歩きやすい道になり、最後は舗装の林道。14時45分に払沢の滝入り口バス停に着いた。
 14時40分のバスが出たばかり。でも15時台は多く、15時6分・20分・52分がある。なぜかその後は17時7分まで便がない。茶屋のようなところでビールを飲んで15時6分のバスに乗って帰途についた。
 今日は天候も良く、気持ちがよかった。脚も痛くならず、良い運動になった。
 また、4月も何度か山へ行くつもりだ。

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UQ WiMAXの試験サービスを体験~まだ店やホテルではあまり使えない

 外出先でもブロードバンドが利用できるモバイルWiMAXの試験サービスを、UQコミュニケーションズ(KDDI、インテル、JR東日本、京セラなどが出資)が今年2月末から東京23区、横浜市、川崎市で始めた。USBタイプのデータ通信カードを借りることができたので、さっそく、実験をしてみた。

 その前に。
 WiMAXとは?
 Worldwide Interoperability for Microwave Accessの略語。無線LAN通信方式を改良したブロードバンド・データ通信方式。通信範囲は数km四方(最大で50km)。
 無線LAN(ケーブルの代わりに電波を利用してインターネットに接続する技術)は通常、数十メートル程度なので、WiMAXのすごさが分かる。
 最大40Mbps(下り)の高速通信で、移動中に基地局を切り替えるハンドオーバーにより120km/hで移動中も通信可能。
 2009年2月、試験サービス開始。夏から本格的な有料サービスを始め、エリアも首都圏、中部、関西に広げる。
 人口カバー率は2009年度末50%、2010年度末70%、2012年度末90%超を目指すという。

 まず、朝のゴルフ練習で、練習場に持っていった。
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 あさってラウンドする宍戸ヒルズカントリークラブのホームページを開き、写真付きのコースガイドを見ながら、コースに行ったつもりでクラブを選び打った。
 自宅の中、自宅周辺、どこでも使えるので便利だ。
 実際、現時点でどこまで使えるのだろうか。
 都心部で試すことにした。

 意地が悪いようだが、細い路地の多い神楽坂にまず行った。
 鳥茶屋店内では使えなかった。
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 店の外に出ても電波は届いていなかった。
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 表通りはしっかり使える。しかし、どこかに座らないと、パソコンは打てない。
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 カフェ ルトゥールに入った。カウンターは携帯も通じる。ところが、WiMAXは電波が届いていなかった。
 整備が進めば、喫茶店内でもWiMAXが使えるようになるのか、それとも基本的に店の中などは難しいのか。気になるところだ。
 ホテルなどでは使えるのだろうか。帝国ホテルに行くことにした。

 WBCの日韓戦が行われている時間帯。ワンセグ放送も見ながら帝国ホテルへ。
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 ロビーの入り口付近。ワンセグでもかろうじて入るのに、WiMAXは電波が来ていなかった。
 帝国ホテルあたりは周辺もWiMAXは使えなかった。
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 向かいの日比谷公園では使えた。

 有楽町駅に向かう。
 ビックカメラの前あたりは電波が届いていた。
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 駅のベンチではWiMAXは使えそうだ。
 山手線に乗る。
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 池袋方面へ。東京―神田―秋葉原。ビジネスマンが多いエリアはずっと使えたが、御徒町駅あたりから使えなくなった。そのままずっと、上野も巣鴨も使えず、大塚になってようやく電波が流れてきた。
 やはり試験サービス。ビジネスマンの多いところから通信網を整備しているのだろう。

 有楽町線で平和台へ。マクドナルドに行った。
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 マクドナルドは電源まで用意してあり、助かる。
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 ただ、これはマクドナルドがYahoo! BBの公衆無線LANサービスに対応し、BBモバイルポイントを設けているため。
 こんな形でお店やホテルでの対応が進まないと、WiMAXも広がらないのではないか。

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別亭鳥茶屋の親子丼

 東京・神楽坂で50年の歴史をもつ、うどん会席が人気の鳥茶屋。その別亭(東京都新宿区神楽坂3-6、03・3260・6661)は芸者小道にある。隠れ家のような雰囲気がいい。
 もう一つ別亭には本店にはない売りがある。「別亭特製親子丼」だ。これを目当てに神楽坂を訪れる人もいるほどの人気メニューだという。日・祝は親子御膳(1500円)になる。
 きょう初めて、親子御膳を食べた。
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 小鉢、煮物、野菜サラダ、(上)地鶏親子丼、お椀、デザート。親子丼は厳選された鶏肉がたくさん入っていて、「ふわふわとろとろ」の卵がおいしい。ボリュームがあり、残している女性が多かったが、あっという間に食べてしまった。
 平日のランチは、11:30~14:30(L.O.14:00)。日・祝日のランチは11:30~15:00(L.O.14:30)。 
 夜の営業時間は月~金が17:00~22:30(L.O.22:00)、土が16:00~22:30(L.O.22:00)、日・祝が16:00~22:00(L.O.21:30)。無休。

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ゴルフ練習・次のラウンドのシミュレーション

 今日はファーストゴルフの早朝打ち放題ではなく、通常の打ちっ放しスペース。でも同じ早朝に行ったのでど真ん中12番ゲージで打てた。
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 あさってラウンドする宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城県笠間市南小泉 1340、0296・77・2141)の東コースを想定して練習した。
ホール ヤード PAR
1H   549    5
2H   170    3
3H   381    4
4H   161    3
5H   334    4
6H   420    4
7H   470    5
8H   385    4
9H   386    4

10H  391    4
11H  174    3
12H  388    4
13H  410    4
14H  475    5
15H  369    4
16H  185    3
17H  511    5
18H  364    4 
 シミュレーションではバンカーには入らず、パットは2パットという想定で
 アウトは+2+0+0+1+2+2+1+2+0=+10で46。
 インは+3+2+0+2+1+1+0+0+1=+10で46、という都合の良いスコアだった(笑)。
 
 打ち放題のゲージとは異なり、170ヤードくらいの距離があると、ラウンドの時のような力みが出て、それがミスを誘うことが分かった。遠くに飛ばそうと思うと「気」が先に行って手元が疎かになる。すくい上げたり、左に打ったり、低い球になったりする。目の前の球に集中して、出来るだけ力を入れずに球の芯を打つ。
 飛距離は結果であり、求めなければならないのは、スムーズなスイングなのだろう。

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南茂原カントリークラブ・高校同期会ゴルフ

 昨年10月以来の高校同期会ゴルフ。今回は15人が参加、ついに4組になった。
 ゴルフ場は南茂原カントリークラブ(千葉県長生郡長南町地引742、0475・47・1111)。
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 レギュラーティー、アウトは3066ヤード(パー453454344)、インは3079ヤード(パー544344354)。
 前日は強風で練習場が休みだったが、今年は毎週、きちっと練習をしているので、成果を生かしたいラウンド。
 高校時代の友人と回るのでリラックスできる。ベストスコアを出すチャンスだ。
 出だしは体が慣れないこともあり、大きく乱れなければいいというゴルフだったが、4-6番で連続パー。
 4番ミドル(337ヤード)はドライバーが280ヤード飛び、残り55ヤード。2オン2パット。パーをとると力が入る。5番ロング(458ヤード)は案の定、ドライバーをミスし、左にライナー。そこから7番アイアンでフェアウエーに戻し、9番ウッドでグリーン横に。4オン1パットでパー。ドライバーをミスしてもパーが取れるという貴重な体験だった。でもこの時には「ティーショットをドライバー以外で打ち、しっかりフェアウエーキープしてから2打目以降をフェアウエーウッドで打つ」という作戦までには思い至らなかった。そのようなゴルフができればスコアが向上するのではと今は思う。
 6番ミドル(388ヤード)はハンディキャップ1のホール。目の前に崖が広がるが、崖を気にせず、しっかり球を見て軽くドライバーを振ったところ残り125ヤード。2オンはしなかったが3オン1パット。
 その後7番がニアピンホール。8番がドラコンホール。意識し過ぎてどちらも乱れた。
 9番がボギーなら45。なんとかボギーをと思った。ドライバーはうまく打てたが、バンカーに。バンカー脱出に失敗、右の林に。リカバリーはまたバンカー。そこからバンカーショットが上手くいきグリーンオン。5メートルのパットが決まってボギーを拾った。
 スコアは+2+2+1+0+0+0+1+2+1=+9で45。パット数は222211231。
 9番の粘りもあり、今日はいけるかも、と思った。
 しかし、ニアピン、ドラコンホールの乱れをみれば分かるようにとにかく勝負弱い。
 結論から言うと昼食後のインは大いに乱れた。
 スコアは+1+3+2+4+5+0+1+2+3=+21で57。パット数は232231122。
 アウトは15人中2番目(トップは43)の好スコア。ところがインは11番目のスコア。12打も悪化した人間はいない。トータルでは7位だった(HDCP17、後半50ならば優勝だった・・・)。
 10番はドライバーがきれいに打てた。上りだが230ヤード飛んだ。問題は11番(314ヤードミドル)。両方がOBゾーンで、一緒に回って優勝(47/44)したN君はドライバーを持たなかった。ドライバーを振り回す。球が見えない。大きなフライで左に堂々のOBだったという。力が入るとすくい上げて、左に大フライを打つ。野球ならば打ち直しだが、ゴルフは2打罰。コントロールに自信があり、180ヤード飛ぶ5番アイアンでよかった。それで残り130ヤードだ。
 前進4打でオンしたが、その後が罠。ボギーにしたくて1パットを狙い、オーバーして結局3パットに。
 13番はバンカー越えでグリーンを狙う。ピンが近く、2打目でバンカーに入れてしまう。ピンが近いのでバンカーの中からも距離をコントロールするが失敗。とにかく出すことに方針転換。グリーンをオーバーしてしまった。結局5オン。それならば。2打目からやや大きめに打てばよかった。ボギーで済んだかもしれない。
 こうなるともうだめ。14番も球がどこに行ったのか分からない大OB。18番もOB。高校のOB会とはいえ、OBが多すぎる。
 OBが危険なホール。あるいはドライバーが不安的になってきたときは5番アイアンという選択はありだと思う。
 フェアウエーキープのゴルフを次のラウンドでは試してみたい。

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ゴルフ練習・無心で打つ

 今日もファーストゴルフのファーストゴルフ早朝打ち放題。一番奥の71番ゲージ。
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 10ヤードと30ヤードのアプローチが練習できる。
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 ティーショットで失敗した時とアプローチに失敗した時が一番余計に打数を重ねる。
 ショートアイアンとウッドを交互に練習した。
 SW→ドライバー→64度LW→5番ウッド→SW→ドライバー→64度LW→5番ウッド→SW→ドライバーの順に1カゴずつ。
 ドライバーを打つ前にあれこれ考えず、無心で、どんどんテンポよく打った。SWも同様。

 プレゼンに対し、枝葉とも思われる細かい質問をやたらする上司がいる。そんな細かい話は本筋と関係ないと思うのだが、そこで答えられないと怒り出し、本筋の話も聞いてもらえなくなる。
 この枝葉とも思われる細かい質問をする上司がゴルフ場かもしれない。崖や池、林、バンカー。それらにいちいち気を取られると、かえってドツボにはまってしまうことが多い。
 フェアウエーや打ちたい場所だけを考え、あとは、そこにまっすぐ打てばいいのだ。目先の障害を避けようとしてかえって大叩きすることが多い。
 仕事でもつまらない質問をするのが恥ずかしくなるような、迫力のあるプレゼンをすればいいのだ。

 次のゴルフ(3月15日)では相手(ゴルフ場、罠を仕掛けるゴルフ場設計者)のペースにはまらないようにし、無心で打ちたい。スコアにばかりこだわらず、中身にこだわるゴルフをして、結果的にスコアが良くなればと思う。

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後半、ますます面白くなるニコラス・G・カー著『クラウド化する世界』

 ニコラス・G・カー著『クラウド化する世界』(翔泳社、2000円、2008年10月9日発行)を読んだ。

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クラウド化する世界

 第6章まではクラウドコンピューティングを解説する本だとばかり思っていたが、第7章からトーンはがらりと変わる。
 インターネット時代のネガティブな面を鋭くえぐり始めるのだ。
 本書は最近のインターネットについて論じた本の中で、出色の名著かもしれない。

 第6章までの内容はプロローグの最後の一節に要約されている。
 「旧来の工業化時代には巨大な発電所電力を供給したように、我々の情報化時代においてはコンピュータプラントが動力を供給するのだ。この最新の発電機がネットワークに接続して、企業や家庭に膨大な量のデジタル化情報やデータ処理能力を供給するようになるだろう。そして、かつては自分の小さなコンピュータにインストールしなければならなかった、あらゆる複雑なソフトウェアプログラムを実行できるようになるだろう。そして、かつての発電機がそうだったように、コンピュータプラントもまた、それ以前の時代には考えられなかったほど効率的に運営されるだろう。コンピューティングを安価な汎用品に変えるだろう」

 しかし第6章の最後で「我々の人工知能の草原は、新しいエデンの園の域には達していないと信じるに足る理由が、確かに存在するのである」として、クラウド化する世界の負の側面についても言及する。

 第7章「多数から少数へ」では、「ユーチューブ経済では、誰もがタダで遊べるが、利益を得るのはごく少数だけなのだ」と指摘。大多数の米国人の所得が抑制されている主な原因はコンピュータ化だと言い切っている。

 第8章「大いなるバラ売り」では、新聞の苦境を分析する。
 「新聞は、全体として重要なのであり、単に部分を合計した以上の価値を持つ商品なのである」にもかかわらず、新聞がオンラインに移行すると、このまとまりはバラバラになる。「ほとんどの場合、読者は新聞の”第一面”を素っ飛ばして、検索エンジンやフィードリーダー、あるいはグーグルニュース、ディグ、デイライフといったヘッドラインアグリゲーターを利用して、個々の記事に直接飛びつく。たどり着いた先がどの新聞社のサイトなのか気付きさえしない」。
 そして、「オンライン版では、大多数の硬派記事はその経済性を証明することが難しい。フリーライターに高品位テレビの評価記事をやっつけで書かせたり、さらに望ましいやり方として読者自身にタダで論評記事を書かせたりしたほうが、ずっと魅力的な収益を上がることができるだろう」という帰結になる。

 ネット文化の広がりで「犠牲になるのは、平凡なものではなく、質の高いものだろう。ワールドワイドコンピュータが作り出した多様性の文化は、実は凡庸の文化であることがいずれわかるだろう。何マイルもの広がりがありながら、わずか1インチの深さしかない文化だ」

 ネットが「深さ」に進まず「狭さ」にとどまっている状況をふだんから感じているので、この指摘はもっともだと思った。プロの書き手の「深さ」にはお金を払うべきなのだ。

 本書はネットが狭さを助長するという側面にも言及する。

 「人間は自分の見解を裏付ける情報を得ると、自分の考えこそが正しく、自分とは異なる考えを持つ人は間違っているのだと確信してしまう。裏付けとなる情報が増えるたびに、自分の意見への正しさへの自信が高まり、自信が高まるほどに、その見解は極端に走る傾向がある。そして、一つの考え方しかできなくなるのだ。インターネットは異なる見解を持つ人々を分断するばかりでなく、言い換えると、その違いを拡大する傾向がある」。

 検索やフィードで自分の好きなものしか読まなくなれば、そうなるのは必然だ。例えば新聞は我慢して一紙を全部読むから意味があるのだ。知らない世界、違う意見との偶然の出合いに導いてくれるのが新聞だ。SNSで仲良しと語るだけでは新しいものは生まれない。
 
 アマゾンなどのレコメンデーション(お勧め)についても触れている。
 「短期的効果としては、我々はサイトの推薦のおかげで思いがけない項目に遭遇することもあるだろう。しかし、長期的には、クリックする回数が増えるほど、見つかる情報の幅は絞り込まれていく」

 群馬にいる時は温泉三昧だったから温泉の本をよく読んだが、アマゾンに行くと、いまだに温泉の本を推薦する。レコメンデーション機能の限界を感じる。

 著者は最後に「コンピュータシステムは根本的に人間解放のテクノロジーなどではない。それはコントロールのテクノロジーである」と断言する。

 さすが『ITにお金を使うのは、もうおやめなさい』の著者。面白かった。

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小池良次著『クラウド』を読み、ユビキタス時代に思いを馳せる。

 小池良次著『クラウド~グーグルの次世代戦略で読み解く2015年のIT産業地図』(インプレスR&D、1800円、2009年3月1日発行)を読んだ。

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クラウド

 検索エンジンのグーグルが途方もないことを考えている、ということで、とても面白かった。

 クラウド・コンピューティングは2008年のIT業界の流行語らしい。

 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』は次のように説明する。
 クラウドコンピューティング(cloud computing)とはインターネットを基本にした新しいコンピュータの利用形態である。ユーザーはコンピュータ処理を、ネットワーク(通常はインターネット)経由で、サービスとして利用できる。
 クラウド(雲)はネットワーク(通常はインターネット)をあらわす。従来より「コンピュータ・システムのイメージ図」ではネットワークをクラウド(雲)であらわす場合が多く、それが由来と言われている。
 クラウド・コンピューティングの形態で提供されるサービスを「クラウド・コンピューティング・サービス」または単に「クラウド・サービス」、そのサービス事業者を「クラウド・サービス・プロバイダー」または単に「クラウド・プロバイダー」などとも呼ぶ。

 小池氏は『クラウド』第三章でグーグルの巨大投資を紹介する。これが同社の次世代事業「クラウドコンピューティング」のインフラ(基盤)整備につながる、というのだ。

 「グーグルは、何億人というユーザーが同時にソフトウェアを利用しても耐えられる巨大データセンターを準備している。それにはNASAのような巨大コンピューター設備の管理技術や原子力発電所による電源確保、そして世界の通信大消費地に広がる光幹線網が必要だ。そして、それら幹線網を結ぶ海底ケーブルもなければならない。グーグルは、ソフトウェアがコンピューターから解放され、インターネットを自由に飛び回る世界を予測し、インターネット世界の中を巨大なソフトウェア流通システムにしようとしている。そのための巨大なハードインフラを着々と準備しているわけだ」。

 「最先端のソフトウェアはハードウェアから逃れ、OSから解放され、データフォーマットの束縛からも、いま逃れようとしている。最先端のソフトウェアは、インターネットで必要なときに必要なプログラムを呼び込み、誰にも意味がわかるデータフォーマットを使って処理をする」。

 こうした時代の変化を背景に「グーグルはインターネット時代のソフトウェア最大手を目指している」という。

 小池氏は「クラウドコンピューティングについては、よく次世代データセンター(仮想化技術)事業だけ、あるいはアプリケーション(サーズSaaS、ソフトウェア・アズ・ア・サービス)だけをとりあげる専門家やマスメディアが散見される。しかし、両者が一体となって初めてクラウドビジネスが成立する」という。
 
 グーグルのように両者を整備する企業は少なく、その意味でグーグルの強さは際立っている。

 本書は第七章で「クラウド時代へのロードマップ」を示す。2010年ぐらいから普及が進み、2015年ぐらいから時代を席巻する成熟期と向かうのではないかと予想する。
 
 卑近な例で言えば、路線検索の「駅すぱあと」は昔、ソフトをインストールして使っていたのでダイヤ変更のたびにバージョンアップしなければならなかったが、今はインターネットのサイトで利用できる。一事が万事こういう状態になり、個人がネット上でスーパーコンピューターだって利用できるようになるのかもしれない。
 さまざまな端末がネットにつながれば、端末間の差異もなくなってくる。いつでもどこでもインターネット経由でいろいろなサービスが利用できるユビキタス時代が目前に迫っているのかもしれない。

 そのときの主役がグーグルでいいのか、日本企業はどうするのか、という疑問だけが残った。

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