祝・侍ジャパンWBC優勝!山形料理 も~吉でWBC再放送観戦
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝。どこへ行ってもWBCの話題。日本人はやはり野球が好きなんだなと感じる。ところが残念ながら仕事で中継は見られず、午後9時からのTBSのダイジェストを、山形料理 も~吉(新宿区神楽坂2-10、03・5261・2128)で見た。松井秀樹が良く訪ねてきたことで有名な店。店に入ると松井選手の等身大パネルがある。
松井はWBCには出ないが、そんな店ならばテレビがあるはずだ、と期待して入った。期待通り、店はWBC観戦モードだった。大きなテーブルには座らず、ちょっと離れたところに陣取った。
冷奴(450円)。
おしんギョーザ(650円)。大根の皮に鶏肉の餃子。結構旨い。
さつまあげ(850円)。
サラダ(650円)。
肉じゃがの田舎煮(700円)。
どのメニューも個性があっておいしかった。
で、WBCである。
実はスポーツニュースは見ていた。ところが編集が満足できない。9回裏、ダルビッシュが同点に追いつかれる。しかし、9回裏なのだから、もう1本打たれたらサヨナラなのだ。そこをダルビッシュは三振で切り抜けた。
なぜ、三振で切り抜けた場面をニュースで流してくれないのか。
さらに。フォアボールを二つも出して打たれたのだ。星野監督ならきっとピッチャーを交代している。
ここでダルビッシュのWBCは終わる。藤川あたりを出して打たれたら藤川も終わる。「始めから俺を出してくれ」。
ダルビッシュを代えなかった原監督の我慢。これによってダルビッシュは将来の日本を背負う投手になるのかもしれない。逆転後の10回、ダルビッシュは別人のようだった。ダルビッシュの9回を見られてよかった。
ダルビッシュがきちっと同点で止めたから、10回は盛り上がった。ところが今度は、イチローがヒットを打った場面しか流さない。あのたび重なるファール。あのファールでの粘りがドラマを生み出す伏線だったのに。
日本のスポーツニュースは本当にセンスが悪いと思う。スポーツは生か再放送、録画を見ないとだめだなと思う。
家に帰ってからもTBSの特集番組を見た。
原監督にもスポットが当たり、「つねに前向きでいれば、日々進化する」とチーム発進の時に選手にはっぱをかける場面が紹介されていた。
さらに「侍ジャパン」について。TBSが番組を盛り上げるためにつけたのかと思っていたが、「長島ジャパン、王ジャパン、星野ジャパンと代表チームは呼ばれてきたが、自分はジャパンの上に冠されるほどの大監督ではない。ほかに名前はないかと考えてもらったら侍ジャパンという案がでて、それ、いいじゃない、ということになった」。
とてもいい話だ。監督の名前+ジャパンなんて、ありふれている。
次のWBCでは代表チームをなんと呼ぶのだろう。イチローの構える前のしぐさを見ていると、やはり侍かなと思う。
良い日だった。ありがとう、侍ジャパン。ありがとう、も~吉。
も~吉の営業時間は17:00~24:00(ランチタイムは11:30~14:00)。日曜、祭日定休。
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Comments
おしんギョーザというのが気になるなあ:) 味の実況もしておくれ。
Posted by: さいのめ | 2009.04.10 07:08 PM
耐え忍ぶ味ではないよ(笑)。大根の皮はさっぱりしていて、鶏肉は味が濃くて。たぶん農家で手に入りそうな材料でつくったのでおしん餃子。
それにしても、いまの時代にマッチした命名だなあ。
Posted by: フーテンの中 | 2009.04.11 08:58 AM
関わっていた雑誌が廃刊になり、予定していた特集がひとつ飛んでしまった。時間をかけての仕込みが必要な仕事だから、動揺は大きい。堪え忍ぶことさえできなくなるかも:)
Posted by: さいのめ | 2009.04.11 02:29 PM